ブラックロック iインカム
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、眞原です。
今回は三菱UFJモルガンスタンレー証券から2017年5/15-6/1で新規募集販売されている投資信託(ミューチャル・ファンド)『ブラックロック iインカム』の情報です。
ここ数年では、AIやビッグデータなどの流行りの投資信託(ミューチャル・ファンド)とともに、徐々に今回の投信のようにEFTを活用した投資信託(ミューチャル・ファンド)が組成販売されています。
確かに投資家にとって全体のコストが下がるのは良いですが、中身がETFであれば、わざわざ投信で買わなくとも、自分でETF売買したり、インデックス投信へ投資すれば良いと思うのですが・・・。

(出典:三菱UFJモルガン・スタンレー証券 HP、以下同様)
それでは、このファンドの特徴を確認します。
投資先は、
約8本の世界中の債券 iShares ETF(個別債券銘柄数は6,801銘柄)へ円ヘッジ投資
とのこと。
大まかに分けるとこれらの債券や債券類似資産への投資です。
世界債券なので、為替が影響してきますが、それらは円ヘッジして運用します。
円ヘッジして運用している分、ヘッジコストがかかるので現地通貨建て資産よりも全体的にパフォーマンスが劣ります。
確かに「為替変動の影響を受けたくない」と考える個人投資家にとっては良いです。
ただ、これまで日本円でしか投資していない個人投資家の総資産で考えると、このファンドに投資しても全く通貨分散にもならず、むしろ今後想定される「円安ドル高リスクへの備え」にならないですし(オフショアファンドなどの外貨建資産を持たない限り為替リスクヘッジにならない)、もし、今後の米国金利の上昇や欧州圏のQE出口戦略により金利上昇があれば、ヘッジコストは拡大し債券利回りが下落するのを想定しておく必要があります。
各債券の年ごとの騰落率推移がこちら
年ごとに当然上げ下げはあるものの、特に米国ハイ・イールド債券は中長期で見るとずっと右肩上がりなので積立投資などで投資しておくと良い資産の1つですね。
※高所恐怖症の米国ハイ・イールド債券ファンドはそろそ売り時か?(海外積立投資家の判断時期の到来)
このファンドのモデルポートフォリオ特性値がこちら
円ヘッジ後の最終利回りが、4.48%なので比較的高い水準だと思います。
投資比率と配分比率がこちら
約85%が米国ハイ・イールド債券やそれに付随する社債、MBSなどの米国資産への投資ということですね。
最後にこの投資信託(ミューチャル・ファンド)のシミュレーションです。
赤色チャートの累積リターンの推移を確認してください。約9年間のバックテスト(過去のシミュレーション)としては32%上昇、年間平均リターンは3.08%、年間平均リスク(上下のブレ幅)は3.86%です。
日本円でどうしても投資先が無い、リスクを抑えたい、と考える投資家には向いているファンドではないでしょうか。
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
-
投信運用をしている個人投資家への悲報!マイナス金利のせいで投資信託の基準価額が下がるそう!
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は日本の証券会社や銀
-
-
投資信託(ファンド)の資産残高上位がETFに!日経225連動型上場投資信託の純資産総額が最も大きい
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回はこのブログでは「初
-
-
R&Iファンド大賞2016〜受賞ファンドは全個人投資家にとって良いファンド?〜
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、格付け会社R&a
-
-
新シルクロード経済圏ファンド〜SMBC日興証券〜
こんにちは、眞原です。 今回は9/7以降SMBC日興証券から新規販売される「新シルクロード経済
-
-
ザ・2020ビジョン・コモンズ投信(若い世代にとって「積立投資」は必須の資産運用方法)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「積立投資」の情報
-
-
三菱UFJ米国バンクローンファンド 通貨選択シリーズ (愛称:スマートスター)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーにマハラです。 投資信託(ファンド)で
-
-
JPM・VISTA・オープン
最新個別ファンド情報有料メルマガ(525円/月)はこちらから ↓↓↓ こんにちは、K2 I
-
-
JPMグローバル医療関連株式ファンド
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています こんにちは、K2
-
-
【新規投資信託】グローバル・モビリティ・サービス株式ファンド(1年決算型)愛称:グローバルMaaS(1年決算型)
こんにちは、眞原です。 今回は大和証券から新規取扱が開始された『グローバル・モビリティ・サービ
-
-
バンクローン・ファンド・ネオ(円ヘッジ型)2014-05
こんにちは、K2 Investment のマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運用をし