海外積立で学資準備を。海外積立(元本確保型プラン)

【マーケット】ハードブレグジット(合意なきBrexit実施)への備えと海外送金〜英ポンド資産注意報〜

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 マーケット全般(株式、債券、為替)

こんにちは、眞原です。

今回は、マーケット全般。

特に「「英ポンド(GBP建て)資産」を持っている投資家、そして全体へのリスク喚起」と「海外送金」についてです。

(出典:Small Business)

ちょうど約1ヶ月前に【マーケット】2019年3月迄にマーケットクラッシュに繋がり得る「3つの大きなマーケットリスク要因 その③.」〜2019年3月末の合意なきBrexitの現実化〜 ↓という内容を書いたところです。

【マーケット】2019年3月迄にマーケットクラッシュに繋がり得る「3つの大きなマーケットリスク要因 その③.」〜2019年3月末の合意なきBrexitの現実化〜

その後の英内閣での「Brexit(ブレグジット)」についての閣議決定でやや前進、それにも関わらず、「英ポンド(GBP)のボラティリティ(リスク)が高まっている」点に注目です。

昨日(14日)に、英臨時閣議で、EUからの離脱協定草案が承認されました。そしてさらに、ここから議会の承認を取り付けないといけないにも関わらず、英内閣からEU離脱担当大臣らが辞任

それを受けて15日、ロンドン市場で英ポンド(GBP)が対ドルで1.5%~2%ほどの大幅安へ。

つまり、マーケットでは「非常にネガティブな反応」を見せたことになりました。

要は、、

「ハードブレグジットの可能性を多いに残している(=臨時閣議で1歩前進したにも関わらず!)」

ということです。

大臣の辞任を期に、議会で法案が通る可能性も低く見積もられることになっています。

投資家がブレグジットを踏まえて投資戦略を考える上で、最も参考になるのは2016年6月24日のマーケットの反応です。

当時を振り返ると・・・、

<2016年6月24日 為替変動率>(出典:Brexit決定まとめ&2016年のブラック・スワン(まさかのリスク)を再確認〜個人投資家の今後の投資先〜

やはり、「英ポンド(GBP)安が凄まじかった」のです。

今回も閣僚辞任を受けて、ポンド安が進みました(=ハードブレグジット懸念)。

仮にこのまま、ハードブレグジット懸念を引きずったまま日々が無為に過ぎ、むしろ今のメイ首相が辞めざるを得ない状況まで陥ると、

英ポンド(GBP)資産は、大幅割引になる

のは容易に想像できます(=既にGBP建資産に投資している個人投資家は要注意)

英ポンド(GBP)は安値圏、混迷極めるBrexitの行方はいかに?(通貨分散の重要性)

ただ、むしろその下落時に投資を決めて行動を起こせる”Contrarian”は逆に大成功する可能性が高くなりますが・・・。

特に来週以降、月内はブレグジット関連のニュースで日々、英ポンド(GBP)が右往左往し、ボラティリティ(リスク)が高い環境になると思いますが(ドル円でも円高にブレる可能性が高いので)逆に、オフショア投資(海外投資)をする個人投資家にとっては「円高時の海外送金がしやすいタイミングになる」のです。

また、個人投資家が投資先を決めるにあたっては、とりわけブレグジット投票があった月(2016年6月以降、7月、8月)のオフショアファンドのFactsheet(運用報告書)のパフォーマンス結果は、投資を決める際の参考になりますね。

Brexitも無関係!6月リターンがプラス18.54%のマネージド・フューチャーズ戦略のオフショアファンド(ヘッジファンド)の実力!

 



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

【マーケット(世界)】今年の流行語は「ゾンビ企業(Zombie firms)」?2008年を越える経済危機に発展か?

こんにちは、眞原です。 今回は、マーケット(世界)について。 (出典:PHBS) どうやら

記事を読む

ブラジルの格付け見通しが「ネガティブ」に!今後の格下げ可能性で投資適格級でなくなることに!?レアルの投資信託(ファンド)や債券にはご注意を。

こんにちは、K2 Investment  投資アドバイザーの眞原です。 今回は新興国通貨(ブラ

記事を読む

【回想】2017年マーケットまとめ(勝ち組/負け組資産)

こんにちは、眞原です。 2017年の日本の大発会(年内初めの取引日)での日経平均は19,594

記事を読む

日経平均株価が終値で15年ぶりに2万円台回復!(日本株に強気な方々)

 こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の内容は『日本の株式マ

記事を読む

2017年は米利上げ加速へ!利上げ実施で「ドル高円安」は継続、円資産目減りへの備え

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 本日(12/14)日本時間未明に2016年最後の大イ

記事を読む

8月3週目の世界的株安パニックを5つのポイントでズバッと解説!〜超金融緩和サイクルの終わりの始まり〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、先週末マーケット

記事を読む

賛否両論!真の狙いは自社の都合の良い株主を増やすため?トヨタ自動車が発行する「種類株(AA型種類株)」とは?

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回のブログ内容はトヨタ

記事を読む

【マーケット(世界)】08年の金融危機(俗にいうリーマン・ショック)から10年目の金融政策と株価

こんにちは、真原です。 今回は、マーケットの振り返りです。 さて、今から10年前・・・・

記事を読む

米国株(S&P500)の今後の上昇はジェネレーションZの志向に影響されてくる!〜日本にも通じる世代間の志向・経験・考えの違い〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「資産運用の基礎(

記事を読む

アメリカ株(S&P500)の上昇、それはジェネレーション交代の産物である!

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「米国株式」に

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑