【資産運用基礎】「金利(複利)」を学べる映画『殿、利息でござる!』と『冥加訓』
こんにちは、眞原です。
1週間休暇を取っていたのでブログを更新できていませんでした。
今回は、ちょうど日本を経つ前に観ていた映画で面白かったのでここで取り上げてみようと思います。
それは、
『殿、利息でござる!』
です。
この『殿、利息でござる!(中村義洋監督(『ゴールデンスランバー』『予告犯』など))』を観たことありますか?
今はAmazonでも観れます(私はAmazonで観たのですが)。
キャストには、阿部サダヲさん、瑛太さん、妻夫木聡さん、竹内結子さんら、またフィギュアスケート選手の羽生弦さんも出てきていました。
2016年に公開された同映画ですが、大まかな内容としては、ユーモアたっぷりに(ネタバレしないように)、
江戸時代に、仙台藩の吉岡宿で宿場町の窮状を救った人々の「実話(ノンフィクション)」をモデルにした 磯田道史さんの歴史小説『穀田屋十三郎』が原作
となっています。
簡単に内容を触れると、
『利息(金利)を取る側に回るのか、取られる側に回るのか』
が運命の分かれ道ということに気づいた菅原屋篤平治(瑛太)が、村中の人たちを巻き込みながらストーリーが展開していくコメディ感動ストーリーです。
内容は映画を観てもらえれば良いのですが、観てて気づいたのは
「利息(=金利)」
の大事なお話。
「利息(金利)」を取る側、取られる側という立場が映画内ではポイントになってきます。
これは、
私の視点では「資産運用(金利に金利を付けて殖やしていく『複利運用(利息を取る側)』)」と、単にゼロ金利が続いて何も産み出さない(機会損失し続けている)銀行預貯金むしろATM手数料支払いなど(『利息を取られる側』)という両者の違い
と実に似ているなと感じました。
結局、
「金利(複利)」が分からないー!
という人は、同映画の江戸時代の時のように「金利を取られる側(=お金を殖やせない側)」になっているということです。
そして今、「複利」が分からない人は、ちゃんと学ぶ方が良いですよ、と切に感じますね。
また、同映画『殿、利息でござる!』では、『冥加訓』と呼ばれる日本陽明学についても描かれていて、一節として取り上げると、
決して恩に着せず、報いを求めることく、行うべきことを行いたもうなり。
人も万事、天の行いにのっとりて努めるべきなり。
など、日本の古典的な「道徳観」も垣間見れる哲学的な一面もありました。
同映画、「金融」も学べる良い作品だと思うのでお時間ある際にご覧あれ!
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