【資産運用Q&A】新年にあたり海外積立投資のポートフォリオのスイッチングをする方が良いでしょうか?(積立投資の心得)
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資産運用の基礎、Q&A、基礎用語
こんにちは、眞原です。
今回は実際に頂いたご質問からQ&Aついて、質問と回答を3つに分けて記載しています。
Q-1.)
前回のスイッチングより半年過ぎましたので、新年ということもあり、運用成績見直しをお願いしたいと思っております。スイッチングは必要でしょうか?
質問にお答えします。
A-1.)
まずはこちらにて、◯◯さんのValuationReportと各ファンドのGain/Loss Reportを添付でお送りします(またこちらは◯◯さんのオンライン上から取得確認頂けるので、お時間ある際に適宜オンラインへログインしてご確認してみてください)。
Premium total Amount(積立総額):USD〇〇〇〇〇〇
Total value(時価):USD〇〇〇〇〇〇
まず正直に、海外積立投資(や積立投資全般)については単年や短い期間でのスイッチングやリバランスを頻繁にするものではありません・・・。
むしろ、頻繁に行うと単純にマーケットやファンドの上げ下げといった主観や相場観に賭けているるだけなので投機(スペキュレーション)と何ら変わらず、本来海外積立投資の意義であり効果的であるはずのドルコスト平均法も複利運用も活かせないからです。
ただ確かに、マーケット事情やファンドの運用の良し悪しもあるため、今月にはマーケットやファンドに関するレポート発行を行い、ポートフォリオの見直しをお伝えする予定です。
結局のところ長い積立投資期間中は、短期的なスイッチングではなくて、中長期で伸びゆく資産をバイ・アンド・ホールドして積立投資し続ける方がコストを安くでき複利で殖えるので振り返った結果が良かったというのは十分あり得ることに成りえます。
Q-2.)
ところで、海外積立投資をこのまま継続していて大丈夫なのか時々不安になります。
というのも、例えば日本の国家破産や世界恐慌などが起きた場合に、自分が払い込みを続けられるのだろうかとかや海外積立投資の会社やK2と連絡が取れなくなったらどうなるだろうかとか、現在積立投資しているものから少し引き出した方がいいのだろうか等々、、、。
A-2.)
正直、世界恐慌(金融危機や経済クラッシュ)は、満期時までに必ず起こります。それが経済サイクルですので・・・。
http://toushin-shisan.net/2016/09/post-5668.html
また、海外積立投資(積立投資)は、毎月コツコツと一定金額を積立投資する投資方法なので実に地味で、また満期までの期間が長いので(短期的なプラスマイナスを実感しにくい分)継続して行ってよいのか不安になられる方も多いですが、上でもお伝えのように、中長期で積み立て続ける方が結果的に殖えている場合が多いです
(が、実際途中で引き出したり諦めたりする方も多いので、殖えないというようなイメージを持たれがちですが・・・、結局は中長期でリスクを抑えて資産を作るには海外積立投資(積立投資)が最適です)。
Q-3.)
満期まであと◯◯年積み立て継続しなければならないので、途中困難はあると思うのですが、もし何か起こった時にどう対応したらいいのか不安で仕方ありません。このまま継続していて大丈夫なのでしょうか…?
<A-3.>
もし満期までに積み立てが困難になった場合には、一時休止や一部引き出しもできるので、その点は柔軟性を持って運用できるのでご安心ください。
また、不確実性(=金融でいうリスク)を心配し続けても何も解決しませんので、そのような不確実性が顕在化した時にどのように柔軟性を持って考え行動出来るかのほうが、今あれこれ考えるよりも大事だと私は思います。
資産運用のみならず人生何事にも不確実性(=リスク)はあるので(不確実性を抑えつつもその時々で対応できる柔軟性を持ちつつ)、まずは明るい未来を想定しながら着実に地味ながらも、コツコツと積立投資や他の資産運用をされていかれる方が良いと思います。
〜まとめ〜
・頻繁にスイッチングやリバランスをしない
・経済クラッシュは必ず起こると心得る(クラッシュした場合でも狼狽えない、損切らない、絶望的にならない、不安にならない)
・短期的(3〜5年未満)でのマーケット変動による積立投資の差損は気にしない(短期で儲かる損するという感情は排除)
・過去のトラックレコードなどを見て、中長期で伸びゆく資産を中心にポートフォリオを組む
・将来の自分の為に、コツコツとポジティブに積立投資を満期までやりきる
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毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
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- 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立
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