【回想】2017年マーケットまとめ(勝ち組/負け組資産)
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最終更新日:2021/02/09
マーケット全般(株式、債券、為替)
こんにちは、眞原です。
2017年の日本の大発会(年内初めの取引日)での日経平均は19,594.16円で取引を終え、そして本日12/29に東京市場の大納会(年内の最後のマーケット取引日)となり、
日経平均株価の大引けは、22,746.94円(前日比-0.08%、年内約+16%)
でした。
東証1部の売買代金は2017年で2番目に少ない水準で、出来高も2011年の大納会以来の低水準で2017年のマーケットを終えました。
ファイナンス関連でお勤めの方々は、4日の大発会まで数日間の休暇期間に入ります、お疲れ様でした。
さて、年末年始のこの時期になると毎年恒例の米ブラックストーングループのバイロン・ウィーン氏が公表している「びっくり10大予想」の2018年のビックリ予想が出されます。また発表あればこちらのブログで取り上げたいと思います。
ちなみに、2017年のビックリ予想はこちら↓
各社2018年のビックリ予想を出していますが、その前に2017年の各資産、マーケットの振り返りをしてみます。
一般投資家が投資できないような資産も多いですが、投資信託(ミューチャル・ファンド)などで保有している場合もあると思うので、ファンドの上昇/下落要因の1つに繋がっていると思います。
<株式マーケットBest/Worst>
・Best Index
Ukrainian Equities Index:+80.0%
Kazakhstan KASE Stock Ex:+64.0%
MSE Top 20 Index:+63.0%
JSE Market Index:+53.0%
OMX RIGA OMXR:+53.0%
・Worst Index
ADX GENERAL INDEX:+0.4%
DFM GENERAL INDEX:-2.0%
MSM30 Index:−9.0%
QE Index:-16.5%
KARACHI 100 INDEX:−22.0%
<債券マーケットBest/Worst>
・Best
Greece due Feb 2042:+63.7%
Greece due Feb 2036:+60.4%
Greece due Feb 2039:+59.7%
Greece due Feb 2034:+59.3%
Greece due Feb 2040:+57.9%
・Worst
U.S., due March 2027:-2.4%
Japan, due July 2019:-2.7%
Japan, due May 2019:-2.7%
Japan, due March 2057:-2.8%
Japan, due Aug 2019:-3.1%
<コモディティマーケットBest/Worst>
・Best
Palladium:+54.0%
LME 3mth Copper:+29.0%
LME 3mth Aluminium:+29.0%
NYMEX Heat:+17.0%
ICE Gasoil:+17.0%
・Worst
CBOT Corn:0
CBOT Soybeans:−4.0%
ICE Coffee:−11.0%
ICE Sugar:−25.0%
NYMEX Nat Gas:−27.5%
<為替Best/Worst>
・Best
Mozambique New Metical:+21.0%
Czech Koruna:+18.0%
Polish Zloty:+18.0%
Serbian Dinar:+17.5%
Moldovan Leu:+16.5%
Albanian Lek:+14.5%
・Worst
Nigerian Naria:-12.5%
Ethiopian Birr:-19.0%
Sierra Leone Leone:-25.0%
Congolese Franc:-27.0%
Uzbekistai Soum:-60.0%
2017年はビットコインの上昇に目を奪われがちでしたが、通常のマーケットでも資産の乱高下が見られています。
各国先進国による金融政策の変更(米国利上げ、英国利上げ、ECBの緩和策の出口意識、日銀の継続的な金融緩和)も大なり小なり、先進国や新興国の資産に対して影響を与えています。
海外積立投資で積立投資しているポートフォリオの資産(ファンドなど)については、上下がある方がドルコスト平均法を活用できるので、積極的に上下がある資産を積立投資したいですね(もちろん、中長期で上昇していくであろう資産を)。
2017年マーケットもお疲れ様でした。
果たして、2018年はどうなっていくのか・・・、またブログで取り上げていきます。
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