【為替】生活品目の値上がり=年収の減少!(円安によるインフレの怖さ)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/10
マーケット全般(株式、債券、為替)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
今回は「円安によって生じる生活品目の値上がり」について。
さて、4月から新しい期が始まりましたが、生活品目の値上げラッシュが開始されているのは感じていますか?
具体的に価格アップしているものを見て行きましょう。
・イースト(パン酵母):16円/1kg(オリエンタル酵母工業)
・トマトケチャップ・トマト加工品:4〜13%(カゴメ)
・トマトケチャップ・トマト加工品:4〜10%(キッコーマン食品)
・国産・輸入ウイスキー:19〜25%(サントリー酒類)
・レギュラーソリュブルコーヒー:平均20%(ネスレ日本)
・ルウ・フレーク・レトルト・業務用香辛料:5%〜26%(ハウス食品)
・バター・チーズ(家庭用):2〜6%(森永乳業)
・バター・チーズ(家庭用):2〜8%(明治)
・バター・チーズ(家庭用):2〜8%(雪印メグミルク)
・牛乳・ヨーグルト(市販・宅配):2〜4%・1〜4%(雪印メグミルク)
・牛乳・ヨーグルト(市販・宅配):2〜6%、3〜5%(明治)
・チルド食品(家庭用)・冷凍食品(業務用):6〜9%・3〜13%(東洋食品)
価格で表示すると大した上昇ではないかも知れませんが「パーセント」でどれだけ増えているのか?と考えるのは大切です。これらの生活品を購入する家庭(所得)にとっては今後ジワリジワリと出費が増えるので実質的に「年収(所得)」が減るというのは容易に理解できますね。(※ちなみに22ヶ月連続で全国の労働者の「実質賃金(所得)」は減少している。)
値上げラッシュの原因は「円安・ドル高」による輸入コスト増加。
コストが上昇すれば、企業は利益を上げるためにその増加部分を補うべく最終商品価格に転嫁せざるを得ないためです。
消費する側としては、年収(所得)が増えていれば特に問題は無いものの、実際はそうでは有りませんね。
5月以降も値上げ品目があるのでますます出費が増えていくことでしょう・・・とは言え、ちゃんと先々を考えて「貯蓄」や「教育資金」「老後資金(年金プラスアルファ)」を作っていかなくてはいけないというジレンマです。
さて、日経平均株価が2万円台に近づき、
年収は増えていますか?
景気いいなぁ〜!って大判振舞出来ますか?
一気に貯金額が増えましたか?
バブル崩壊後から低迷し続けてきた中で、高値圏にある株式相場です。一方、冷静に今後の日本の経済状況や人口動態、今後の発展の余地から逆算して考えると、バブル時の最高値を超えて行くとは想定し難いでず。
まして人口減に伴い年金制度を支える下の世代が少ない20代〜40代は「自分の将来(年金プラスアルファ)」について、今のうちから考えて行動しておいた方が良い世代でしょう。
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