アセット・ナビゲーション・ファンド(株式20)/SMBC日興証券
公開日:
:
最終更新日:2021/02/10
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
今回は2月末時点での投資信託(ファンド)の中で「資金流出ランキング1位」だった『アセット・ナビゲーション・ファンド(株式20)』の情報です。資金が流出する理由は「利益確定」、「損切り」、証券マンや銀行員による「乗換提案」など様々あると思います。
まずはこのファンドの基準価額の推移から確認します。
アセット・ナビゲーション・ファンド(株式20)
【基準価額】:13,564円(4/8時点)
【純資産総額】:8億8,200万円
【分配金累計額】:110円
【分配金/月々】:10円
年間平均リターンとしては約10%です。ファンドの特徴としてはシンプルに1つ。
・インデックスファンドへの分散投資(比率としては、株式20%、公社債74%)
となっています。
つまり指数(インデックス)が上昇していれば、その分リターンという構図です。
シンプルで分かりやすいですが、指数上昇以上のリターンを得ることはありません。
またこのファンドでネックなのが株式と債券のファンドへ投資している「ファミリーファンド方式」という点です。ややこしいことは省略しますが、日本株式ファンドが大きく下落している場合であっても、このアセットナビゲーションという1つのファンドで運用している以上は、投資家自身が株式資産だけを選択してスイッチングするということが出来ません。(ファンド・オブ・ファンズ形式も同様)投資家自身の自由度が低いということですね。
確定拠出年金や海外積立投資で月々一定金額を積立投資している個人投資家はよく分かっていると思いますが、積立投資先のポートフォリオにおいてファンドのスイッチングやリバランスというのは中長期投資において重要です。インデックス以上のリターンを上げたい考えの投資家にとってもこのファンドはマッチしていませんね。
直近はNISA口座活用を促進するためか、このような形式のファンドやファンド・オブ・ファンズ形式が増えています。自由度が効かないファンドは投資家自身の投資効率が下がるので注意したいものです。
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