「資産運用」は大枠で見て考え実行していくことが大事
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資産運用の基礎、Q&A、基礎用語
こんにちは、眞原です。
今回はザックリとした資産運用の基礎のお話。
資産運用をしている個人投資家は「日々のマーケットや政治動向(ポリティカルリスク/地政学リスク)」が気になるところでしょう・・・。
それらによって短期的にはマーケットが右往左往しています。
例えば、
・米国の追加利上げ予想(12月)
・米国主要株価指数最高値更新中
・国難突破解散総選挙
・ドイツとフランス与党の政権基盤が揺らぎ「欧州圏深化」に不透明感が
・北朝鮮のミサイル発射、核実験
・トランプ政権の政策実行の遅れ
・ISISによるテロ
・ハリケーンや台風などの自然災害
などなど・・・様々なマーケット・インパクトがある要素あマーケット全体を動かしています。
加えて言うのであれば、全体的には、経済動向そのものによってマーケットメイクされているという感よりも、
「地政学リスク(政治、戦争、テロ、自然災害、地理的事由などによるリスク)」
が高くなっています。
それらによって、為替、株式、債券(金利)、ファンド運用など「プラス/マイナス」が生じる訳ですが、日々日々の短期的な政治動向や戦争リスクの高まりによって投資している資産がプラスになっているとかマイナスになっているとかについては「誰も詳細で明確な理由が分からない」というのが正直なところでしょう。
なのでもっとマイナス要因が大きくなる前に、もしプラスパフォーマンス(含み益)があるのであれば、素直に確実に利益確定をしてキャッシュポジションに戻しておくというのも一つの投資家の選択肢に成り得るのです。
どんな投資家でも「最高値で売り抜ける」というのは出来ませんので、ほどほどで良いのです。
そして一方、「一時的なマイナス(含み損)」が生じている場合には、そういう地政学リスクがやマーケットが落ち着くまで放っておくしかありません(もし完全に含み損になっていても、今後伸びゆく資産に投資している場合であったり、それまで運用がしっかりしているファンドであれば大丈夫でしょう)。
正直、短期的に目先だけのマイナスをみて慌てて損切を急ぐ必要はありません。
個人投資家は、あくまでも「中長期(最低でも3年、5年、10年単位)」で資産運用は考え、実行していく必要があるのです。
まして、特に積立投資(海外積立投資)で月々ドルコスト平均法を活用して運用をしている個人投資家は絶対に、慌てて判断を急いてはいけません。
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