時間分散型バランスファンド(安定/成長志向)2016−11(愛称:ステップ・ラップ(安定/成長志向)2016-11)
公開日:
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最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。
今回は2016年11/1-18に三井住友信託銀行から新規募集販売されている投資信託(ミューチャル・ファンド)の『時間分散型バランスファンド(安定/成長志向)2016−11(愛称:ステップ・ラップ(安定志向)2016-11)』情報です。
新規設定の投資信託(ミューチャル・ファンド)への投資を考える前に
・同じような戦略の投資信託(ミューチャル・ファンド)に投資していませんか?(バランス型)
・同じような資産を重複していませんか?(今回であれば、グローバル株式、債券、REIT、コモディティ)
・新しい投資信託(ミューチャル・ファンド)だから、何かが新しくて儲かると勘違いしていませんか?
上の項目に当てはまるならば、まずは冷静に「今投資している投資信託(ミューチャル・ファンド)」を見直す方が良いでしょう。
新しい投資信託(ミューチャル・ファンド)だから儲かる、高いリターンが得られるなんて、期待&妄想でしかなく、今投資している投資先で同じような資産と重複している場合が多分にあると想定できます。
それでは、今回の『時間分散型バランスファンド(安定/成長志向)2016−11(愛称:ステップ・ラップ(安定志向)2016-11)』の特徴を確認してみましょう。大きく3つ取り上げてみます。
1.バランス型ファンド(世界の株式、債券、不動産(REIT)、コモディティへの投資)
この投資信託(ミューチャル・ファンド)の投資先を資産別に言えば、世界中の株式、債券、REIT、コモディティです。
世界と国内(為替変動リスクなし)で分かれていますが、資産別に言えばほとんどの投資先へ投資して運用する「バランス型ファンド」です。
もっと言ってしまえば、「ここ!」という投資先がないから、とりあえずあらゆる資産に一定を振り分けて投資することで、バランスを取りながら運用していくとうこれまで募集販売されてきた典型的な投資信託(ミューチャル・ファンド)と何ら変わりません。
同じように「世界中のあらゆる資産に投資することが目的」であれば、私は過去のパフォーマンス推移も確認できて、実際に年間21%の平均リターンを上げているオフショアファンドへ投資する方が判断材料がある上、新規のパフォーマンスがどうなるか分からない投資信託(ミューチャル・ファンド)に投資するよりも納得して投資できると冷静に考えます・・・。
※オフショアファンドMTG(2016年リターンは+41.28%(7月時点)、2006年設定来トータルリターン+487%のオフショアファンド)
2.各資産への投資比率を当初25%、その後3ヶ月毎に約25%を引き上げ(9ヶ月後からは投資比率を高位維持)
この投資信託(ミューチャル・ファンド)の真新しい試みがこちら。
どういうことかと言えば、
運用開始時から、まずは純資産総額の約25%を世界中の資産に投資し、残りの75%は国内外の国債(リスクが低い資産=日本国債など)で運用するということです。
その3ヶ月後(2017年2月)には更に25%を世界中の資産へ、また更に3ヶ月後(2017年5月)に残り25%、そして3ヶ月後(2017年8月)にはようやく投資家みんなの投資資金=純資産が世界中の資産へ投資されるということです。
なぜこんな紛らわしいことをするかと言えば、投資するタイミングの分散を図ってリスクを抑えるということです。
誰にも今の株式、債券、REIT、コモディティが「投資すべきタイミング」or「投資すべき」や「高値」or「安値」など分からないので(厳密には割安どうこうを判断する分析方法などはあるものの)、このように「時間」をズラしてリスクを取る投資資金へ移していくことで投資タイミングの「時間的なリスク分散」を図るそうです。
この「時間的なリスク分散」は資産運用において良いコンセプトだと思います。
個人投資家ができる「時間的なリスク分散」はドルコスト平均法を活用することですが、この投資信託(ミューチャル・ファンド)のコンセプトはドルコスト平均法とやや同じですね。
※中長期投資家は積立投資の「ドル・コスト平均法」を活用しよう!
3.安定志向と成長志向の2パターン選択、2026年10月迄に基準価額が13,000円以上の場合には繰り上げ償還
<モデルポートフォリオがこちら>
安定志向と成長志向の2コースがあり、それぞれの資産別比率が異なるとうだけですね。
只でさて「バランス型ファンド」は各資産が足の引っ張り合いをしてリターンを上げにくい運用の投資信託(ミューチャル・ファンド)がほとんどなので、安定志向のコースは基準価額13,000円に届くとは考え難いなと想定しています。
コースを選択する際、安定や成長というのは言葉のニュアンスだけに過ぎないので、もし今後グローバル株式が上昇していくだろうと考える個人投資家は成長志向、引き続き債券で運用リターンが上がると考える個人投資家は安定志向を選ぶという違いだと思います。
<リスク・リターンのイメージがこちら>
それぞれ、
安定志向:リターン4%/リスク10%
成長志向:リターン4%〜5%/リスク12〜13%
程度のようです。
わざわざ4%程度のリターンを得るためにこの投資信託(ミューチャル・ファンド)に投資して資産運用をするのか、同じ「投資時間」を活用して年間21%のリターンを得られるようなオフショアファンドで運用するのかは個人投資家の好みや考え方の違いです。
年間平均リターン4%で運用出来た場合でも、10,000円の基準価額が13,000円になるのに約7年(2023年時)。
年間平均リターン21%で約7年間運用できれば、10,000円は約37,900円(約2.9倍)
個人投資家の皆さんはどちらの資産運用を好み、また、どれくらいの目標金額をいつまでに達成したいでしょうか?
合理的な判断をしつつ、同じような投資資産を持っても「分散投資」に繋がっていないことに留意しましょう。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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