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グローバル金融機関ハイブリッド証券ファンド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし・早期償還条項付)2013−09

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は本日朝刊の日経新聞の中刷り広告に掲載されていました、現在(8/26〜9/13まで)三菱東京UFJ銀行から新規募集販売されています『グローバル金融機関ハイブリッド証券ファンド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし・早期償還条項付)2013−09』の情報です。

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このファンドの特徴の前に前提として、この『グローバル金融機関ハイブリッド証券ファンド』というファンドはシリーズものとなっていて、過去に少し異なる諸条件で新規設定募集販売されています。具体的には、2013年4月にこの投資信託(ファンド)で資産運用ブログでも取り上げています『グローバル金融機関ハイブリッド証券ファンド(為替ヘッジあり)2013-05』などです。他にも各金融機関からファンドの名前や条件が異なるファンドとして設定販売されています。

それでは、改めて特徴を確認してみます。

1.) 金融機関(G-SIFIs=Global Systematically Important Financial Institutions)のハイブリッド証券への投資

2.) 早期償還条項付き(基準価額11,000円で償還)

3.) 単位型投資信託(約3年7ヶ月)

それぞれを確認します。

1.) 金融機関(G-SIFIs=Global Systematically Important Financial Institutions)のハイブリッド証券への投資

既に何度もこの投資信託(ファンド)で資産運用ブログで取り上げている通り「G-SIFIsとは何か?」を確認するとこちら。

スクリーンショット 2013-08-26 13.56.35.png

 

 

こちらに記載されている金融機関(他にもあり全てで28行)が、そのG-SIFIsで、分かりやすく言い換えると「グローバルな金融システムの上で重要な金融機関」として位置づけされている金融機関で、要は「破綻されると困るので、財務規律を厳しくします!」と国際的な枠組みの中にある金融機関と言えます。だからこそ、劣後債や社債を発行して資本を厚くしてこの諸条件を満たすようにしています。

そして、そのハイブリッド証券がこちら。

スクリーンショット 2013-08-26 13.33.42.png

 

ハイブリッド証券は、劣後債や優先証券と考えると良いです。劣後債や優先証券は発行体の金融機関に万が一があった場合には、普通社債よりも返済可能性が劣るので、その分利回りが高くなります。

具体的なポートフォリオがこちら。

スクリーンショット 2013-08-26 14.19.32.png

 より具体的な構成がこちら。

スクリーンショット 2013-08-26 13.33.09.png

スクリーンショット 2013-08-26 13.33.15.png

 

デュレーション(年限)が短いハイブリッド証券で運用して最終利回りが7.67%です。イメージとしてはハイ・イールド債券と同じようなイメージです。

2.) 早期償還条項付き(基準価額11,000円で償還)

スクリーンショット 2013-08-26 13.34.40.png

 

 

下の特徴(3.)の単位型投信ということなので、上で確認したようにデュレーション(年限)が短いハイブリッド証券で運用をします。基準価額が11,000円になれば安定運用の後、早期償還をされます。「短期で10%を狙いましょう!」と言い換えても同じかと思いますが、そもそもファンドでの運用はオフショアファンドのように5〜10年単位で中長期的に運用出来るものが理想です。

3.) 単位型投資信託(約3年7ヶ月)

単位型投信なので、銀行員のセールストークは「今しか投資できません!」となります。このブログで情報を発信している通り、恐らく今後も何度も同じようなファンドが新規設定されて発売されると予測できます。

投資家自身は投資期間と投資リターン(リスク)を踏まえた上で、新規設定だからといった理由だけで投資をするか考える方が良いでしょう。

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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