相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく・・・さて、利益確定していますか?
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最終更新日:2021/02/09
金融・資産運用の用語
こんにちは、K2 Investmwent 投資アドバイザーの眞原です。
日経平均株価が約18年半ぶりの高値にあります。
この間に買って「塩漬け」だった個人投資家は日経平均株価だけでいえば、みな含み損が解消されたことになります。
過去10年を振り返ってみましょう。
<日経平均株価10年チャート>
2009年の8,000円台を割って7,000円台を付けた時は、殆どの人が積極的に投資しなかったにも関わらず、今ニュースやメディアがこぞって「投資するならこの銘柄!」「日経平均株価は25,000円へ!30,000円へ!」と煽られてか『株を始めようかと思っています』という個人投資家が増えているのが現状です。ハッキリ言ってナンセンス過ぎます。
2009年代の7,000円台の時に超割安時に資金を投じれていない個人投資家が、当時と比較して割高になっている今から敢て高値を負っている日本株マーケットに参戦しようというのはハッキリ言ってナンセンスでしょう。
チャーチストの言うことは正しいのか?
チャーチストというのは、文字通り「チャートを分析する人」で米国のグランビルの法則やエリオット波動などがバイブル的な存在として慣れ親しまれています。チャート分析が、今後の株価予測に役立つという人たちですね。逆に会社の経営内容などに注目するのがファンダメンタル分析です。
どちらが正しいというのは無いのですが(個人的にチャーチストは信用していません)、歴史は繰り返すや季節的な要因を下にその傾向がチャートに現れるのは事実です。
さて、チャートでいうと2009年は超悲観論が台頭していた時期です。日経平均株価が7,000円台突入時には日本のマスメディアは面白おかしく総悲観で記事を書いていましたね。そういった中で積立投資などでコツコツと資産運用をし続けてきた人が報われているのは現実です。
マーケットには必ずサイクルがあるので誰もが悲観の時は買って、多くが強気になった時には売るというのが鉄則なのです。そうしたマーケットへの戒めとしてこのような格言があります。
相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく・・・
今、夏のボーナスを手にしてウハウハしているサラリーマンの人が多いと思います。「資産運用を始めようか」「老後資金の資産運用をどうしようか」と悩んでいる人も多いはずですが、「お!日本株まだ儲かりそうだから始めてみよう。」と早合点している人に送りたい言葉です。
私が野村證券マン時代に教わった格言の1つですが、これは元々はウォール街のジョン・テンプルトンの哲学から来た格言、”Bull markets are born on pessimism, grow on scepticism, mature on optimism and die on euphoria. “です。
『相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく・・・。』
マーケットメイク(相場形成)を4段階に切って「悲観」「懐疑」「楽観」「幸福」という投資家心理を表す明言です。つまり、『たくさんの投資家が悲観説を唱えているときは上昇相場の始まりで、先行きの警戒感が強いうちはまだまだ上昇するが、多くの人が先行きに楽観的になったらもう天井まで来ている。 そして、皆が幸福感を味わっているときがこの上昇相場の終焉である。』という意味になります。
もうはまだなり まだはもうなり
また、既に日本株式を保有していて「まだまだこれから上がるだろう、利益確定はまだ先だ。」と考えている人にはこの格言を送りたいと思います。
『もうはまだなり、まだはもうなり。』
意味としては『もうそろそろ底だからと買ってみるとまだまだ下がる。まだまだ上がるだろうと売らないでいるともう天井を打って下がってしまう。このように株式相場は個人の思惑通りには行かないことが多い』という意味です。
このように今メディアを中心に盛り上げている時こそ個人投資家は冷静に客観的になるようにしましょう。盛り上げるだけ盛り上げて下がれば知らんぷりというのがメディアです。
また今から投資初心者に向いているのは、マーケットの上げ下げに左右されず、中長期で月々一定金額を投資し続ける海外積立投資はコツコツと少しづつ資産を築いていく資産運用方法なのでこのような格言を反面教師にせずとも機械的にできる資産運用です。
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毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
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