噂で買って、事実で売れ
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
金融・資産運用の用語
おはようございます、投資アドバイザーの眞原です。
今回は「格言シリーズ」。
昨日金曜日の株式、為替、債券(金利)マーケットでは、北朝鮮有事事情に注目が集まり、同時にイースター休暇でマーケット参加者が少ないこともあったので方向感に乏しい環境でした。
さて、マーケットが警戒しているその北朝鮮の有事とは、
本日(4/15)の午前中に北朝鮮が核実験を行ったり、ミサイル発射実験をするのでは?
ということです。詳しくはこちら↓
※何事も「自分の意志」で判断と行動する重要性/ふっと想う, 投資と社会事情の関係
しかしながら一方で、有事(戦争)や大災害があると(不謹慎ですが、客観的に考えると)、
「それらの出来事によってマーケットでは大きな変動が生じるので、特に短期投資家(スペキュレーター)にとって儲け時」
になります。
特にトレーダーやヘッジファンド・マネージャーは、これらを「チャンス」と捉える人が多いのです、
しかし、個人投資家に届いているような今のニュース(情報)や私も含め一般人が取れる情報というのは「既にOLDS(≠NEWSではないという意味) 」でしかありまん。なので、今溢れかえっているニュースや情報で判断をするのはあまりにも遅く、単に流されて決めた判断になっていまします。
そこでそうなる前にも、投資家の考え方としてよく言われる格言は、
“噂で買って、事実で売れ(Buy the rumor, Sell the fact)”
です。
特に短期的な株式投資や為替売買で使われる考え方ですが、中長期投資家でも今投資している資産と今後の状況を考えた場合での1つの参考になります。
この格言の意味としては、
噂の段階で買って、事実として発生した時点で売った方が良いという格言
です。
さて、15日そしてこれから当分北朝鮮事情で、何事もなく平和に過ぎ去ってくれれば良いのですが・・・。
オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します
オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
関連記事
-
シャープレシオ(効率係数)とは?〜投資信託(ミューチャル・ファンド)で運用する個人投資家は理解しよう〜
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 たまたま今日ブログ記事を
-
頭と尻尾はくれてやれ(損切り、利益確定、スイッチング、リバランス)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は久しぶりに格言シリ
-
戦わざる者は勝たず(心配性な個人投資家へ贈る格言)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、格言シリーズ。
-
【経済基礎】「良いインフレ(物価上昇)」と「悪いインフレ(物価上昇)」、日本はどっちや?
こんにちは、眞原です。 今回は、経済基礎(資産運用の基礎)について。 ”皆さん、インフレ
-
知識への投資は常に最高の利息がついてくる〜ベンジャミン・グレアム〜
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 本日は、相場格言(著名投
-
行動ファイナンス入門(資産運用に戸惑う人の行動バイアス)
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用の基礎。 いつもの概念に近い古典的な「マクロ経済
-
資産運用基礎その①:「応募者利回り(Yield to Subscribers)」〜債券投資の4つの利回り〜
こんにちは、真原です。 今回は、資産運用の基礎編。 特に、個人投資家にあまり馴染みが薄い
-
日経アジア300指数とは?
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は、2016/12/1から算出・トレード開始とな
-
【資産運用基礎】知っておくべき会計用語②(英語Ver.)〜 貸借対照表(B/S)編〜
こんにちは、真原です。 今回は、 前回(【資産運用基礎】知っておくべき会計用語①(英語Ver