米国不動産投信ハイ・インカムオープン（毎月分配型）（愛称：りそなリート）

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こんにちは、K2 Investment のマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回はりそな銀行や埼玉りそな銀行から販売されているR&Iファンド大賞2014の外国REITの最優秀ファンド大賞に選ばれた『米国不動産投信ハイ・インカムオープン（愛称：りそなリート）』の情報です。

このファンドの2つの特徴です。

1.)米国のREITへの投資

2.)毎月分配型

ファンドのパフォーマンスから確認します。

基準価額：6,227円（4/30時点）　純資産額38億円　設定来分配金累計額：6,195円

約10年間の運用歴があります。年間平均リターンとしては2.1％程度です。年を経るごとに純資産額が減少していることが良くわかります。現在の純資産総額が38億円程度なので採算ギリギリの運用に陥っているようにも見受けられます。

ポートフォリオの詳細がこちら。

セクター別ではこのようになっています。

上位組み入れ銘柄がこちら。

ショッピングセンターやモールの組入比率が高いので、これらのREITのパフォーマンスに影響してくるのが米国の小売売上高や消費者信頼感指数というマクロ指標です。結局のところREITはマーケットとの相関性が高い資産であるということです。

さて、米国のマクロ指標などを下に米国でのFOMC（米連邦公開市場委員会）にて金融政策が決定されますが、実は本日（4/30）FOMCが開催されます。QE3（量的緩和策）縮小が濃厚となっているため、コモディティ価格（銅など）が下落、株式は決算内容を確認しつつもFOMC後の声明文によってまた動いてくるような状況にあります。また、これによってリスク資産であるREITも同様に上下にブレてきます。

ハイリスク・ハイリターンを望まない投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家は、自身の資産とマーケットとの相関性（リスク）を減らすために、株式やREIT資産などの比率を減らしつつヘッジファンド（オフショアファンド）資産や債券資産など、ブレが少ない資産を組み入れる方が良いですね。

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