J-REITオープン（年4回決算型）

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こんにちは、K2 Investment のマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は三井住友銀行から販売されているR&Iファンド大賞2014の国内REITの最優秀ファンド大賞に選ばれた『J-REITオープン（年4回決算型）』の情報です。

このファンドの特徴です。

1.)日本のREITへの投資

2.)「毎月決算型」「年4回決算型」「資産成長型」

ファンドのパフォーマンス推移です。

基準価額：12,741円　純資産額179億円　設定来分配金累計額：5,300円

2005年から運用開始なので約9年間の運用成果です。日本の株高06年〜07年頃には日本株式と同様にREIT資産も上昇していますし、08年のリーマン・ショックを期に下落に転じ、13年末あたりからのアベノミクスで再度息を吹き返したというような乱高下（ブレが大きく）してハイリスク・ハイリターンな資産であるということは、チャートだけでも判断できます。

仮にこのファンドの設定来から投資をし続けている投資家は、年間平均リターンで約6.7％程度のパフォーマンスを得ていることになります。ただ、純資産額を確認しても分かるように09年以降減少に転じているので、05年当初から投資している投資家は高値で売却したか、最高値からの下落局面で売却したか、その後損切りに見切りをしたか、と大方の投資家はどれかに当てはまると思います。

特徴を具体的に確認してみましょう。

1.)日本のREITへの投資

ポートフォリオがこちら。

一言にREIT資産といっても、下記のようにそれぞれのREITの特性が分かれています。

具体的な銘柄がこちら。

大体どのJ-REITファンドに組み込まれているような銘柄です。既に何かREIT系のファンドに投資している投資家にとってはこのファンドに投資した場合には同様のハイリスク・ハイリターン資産となる点には気をつける必要があります。

このファンドの運用は結果的に上手くいっています。ただ、投資家が考えるべき点としては、このようなハイリスク・ハイリターンな資産を「長い投資期間に投資し続けられるかどうか？」ということです。おおよその投資家は2008年以降に損切りをしていると考えられるので現在まで投資し続けているという方は少ないと思います。その期間は9年間（中長期）です。この期間をハイリスク・ハイリターンな資産のみで運用し続ける事は心労にもなり、特に下落局面においては不安でしかありません。

リスク（ブレ）は敢えて無理をして取る必要はありませんし、むしろそのブレを抑えられる資産運用（資産配分）、つまり、資産の分散（ヘッジファンド（オフショアファンド）、債券、ミューチャルファンド、株式、現金）、通貨の分散を改めて心がけたいものですね。

2.)「毎月決算型」「年4回決算型」「資産成長型」

NISAが始まったので「資産成長型」というのも選択できるようになりました。

各コースでのスイッチングも可能です。