フィデリティ・日本変革ファンド
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は現在(8/28〜9/25)、SMBCフレンド証券から新規募集販売されている『フィデリティ・日本変革ファンド』の情報です。
多くの日本株式ファンドがここ半年の間に各証券会社から新規設定募集販売されています。理由としては「アベノミクス効果」「金融緩和による株価上昇期待」「円安になって企業利益回復」そして直近の「2020年東京オリンピック開催決定」などと様々な理由から新規設定され始めています。今後、2020年に向けては「オリンピック何とか〜」というような日本株式ファンドも組成される事が容易に想定できます。本来であれば2012年の政権交代前の日経平均株価が1万円を大いに割り込んでいる時などにこのようなファンドが組成販売されれば投資効率は良いものの・・・と思わざるをえません。
さて、少々話が横道に逸れましたが、このファンドの特徴を確認してみます。
1.) 日本株式(中小型株)への投資
2.) ボトム・アップ・アプローチ(割安銘柄)+3つのテーマ性銘柄(インフラ輸出・中小企業海外展開・省エネ技術やイノベーション)
それぞれを確認します。
1.) 日本株式(中小型株)への投資
まず上記に記しましたが「アベノミクス(定義が曖昧な部分も多いですが)+金融緩和効果の影響」から日本株式の上昇が2012年10月あたりから続いています。
次に「回転扉状態だった日本の首相がようやく長期政権樹立に向けて」というのも株価にはプラスに働いています。ただ、5月に高値を付けてから日本株式の上昇には鈍化傾向も見られていますし、日ごとに株価の乱高下幅が大きくなっています。
中小型株に注目するファンド設定もここ最近多いのが特徴ですが、この中小型株の騰落率比較がこちら。
大型株式と比較した場合、株価上昇率が大きくなるのは間違いありません。そもそも売買代金が少ない銘柄が多いのでそこに投資マネーが流れ込めば上下のブレが大きくなるというのが理由です。同時にこのような中小型銘柄にはアナリストがついていない銘柄が多く(簡単に言うと銘柄分析が出来ていない企業が多いので)割安に放置されているということです。
2.) ボトム・アップ・アプローチ(割安銘柄)+3つのテーマ性銘柄(インフラ輸出・中小企業海外展開・省エネ技術やイノベーション)
具体的にこのファンドのモデルポートフォリオの構成がこちら。
上位の銘柄構成がこちら(ファンド組み込み銘柄は38銘柄)
初めて投資(資産運用)を始める人が、まず陥ってしまう間違いが「株式投資」です。
ハイリスク・ハイリターンにも関わらず個別銘柄に闇雲に資金を投資し、短期的に「上がるか」「下がるか」に賭けて資金を投じます。残念ながらこれは「投機(短期で利ざやを狙う行為)」であって「投資(資産運用)」ではありません。資金を投じた銘柄がたまたま上昇してリターンが上がれば結果としては良いですが、下がるもしくは塩漬け(投資したよりも下落しているにも関わらず、投資した株価に戻ると思って何年も放置し続ける)方が多く、これでイヤになって投資(資産運用)から遠ざかってしまう方が多いのが日本人です。
日本の株式にも個別銘柄で上昇していく企業も数多くありますしその銘柄を探し当てるのは「楽しい」です。「楽しい」投資(投機)を趣味でする分には良いと思いますが、本来の資産運用の観点からは「投資リターン」を上げる事が最大の目標です。目先に惑わされずに中長期の資産運用の観点を、改めて確認されてみてはいかがでしょうか?(ご自身の「資産運用の見直しや確認は『リアルタイム・コンサルティング(無料)』」で試して下さい。)
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