みずほ・グローバル・ハイイールド債券ファンド(通貨選択型)メキシコペソコース
公開日:
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最終更新日:2021/02/10
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こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家への情報です。
今回は21日に新光投信で設定されみずほ証券から販売されている「みずほ・グローバル・ハイ・イールド債券ファンド(通貨選択型)メキシコペソコース」の情報です。
既に他通貨のコースは販売されて運用されていて、今回新たにメキシコ・ペソコースとトルコ・リラコースの2通貨の選択が可能となったようです。
この「みずほ・グローバル・ハイ・イールド債券ファンド(通貨選択型)」の特徴から確認してみます。
(ⅰ.)グローバル・ハイ・イールドへの投資
(ⅱ.)通貨選択による為替プレミアムを得る投資(今回はメキシコペソ)
それぞれを確認してみます。
(ⅰ.)グローバル・ハイ・イールドへの投資
既にハイ・イールド資産に投資をしている投資家は多いですが、投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家の中でも実際にハイ・イールド資産がどのようなものか知らない方も多いので下記で確認してみましょう。
ハイ・イールドを日本語に直すと「高利回り債券」となります。利回りが高い、つまりは信用度が低いと言い換えることもできるので、信用度が低いとそれだけ倒産リスク(デフォルトリスク)が高くなります。具体的には上記のグラフの通りです。そして、ハイ・イールド市場を占めるのは、米ドル建て(米国)のものが多く、実際にこのファンドが投資しているポートフォリオがこちら。
アメリカ:約75%、ルクセンブルグ:約8%など。このファンドの名前や他の証券会社から販売されているハイ・イールド投信の多くは名前がグローバルハイ・イールドとなっていますが、実際にはアメリカ市場のものが多くなっています。(ハイ・イールド市場の約80%が米国市場)
ハイ・イールド資産は株式との連動性が高いので、上下のブレが大きくハイリスク・ハイリターンな資産の1つです。その価格推移を確認してみます。
12年間の年間換算平均リターンを確認するとこちら。
赤色:ハイ・イールド 約6.7%
青色:先進国国債 約5.9%
緑色:投資適格社債 約5.7%
オレンジ:米国株式 約2.9%
上記で確認する限りハイ・イールド資産は投資対象として魅力的ですが株式資産と同様に上下のブレがあるハイリスク・ハイリターンな資産だからこそ、海外積立投資の中で投資しておきたい資産ですね。下記ではハイ・イールド資産のスプレッド(金利動向)を確認してみます。
現在ハイ・イールド資産で運用をしている投資家、また今回の「みずほ・グローバル・ハイ・イールド債券ファンド(通貨選択型)」に投資を考える投資家にとって、気をつける点としては、今後のアメリカ国内における金利上昇時についてです。(遅くとも2015年までに利上げ観測)なぜなら金利が上昇するということは債券単価の下落要因となるからで、今度の米国金利動向を注視する必要はあるでしょう。
(ⅱ.)通貨選択による為替プレミアムを得る投資(今回はメキシコペソ)
今回、新たにメキシコ・ペソを通貨選択で選べるようになりました。
<MXN/JPY(メキシコ・ペソ/日本円為替チャート19年間)>
既に忘れ去られていますが、メキシコ・ペソは1994年に通貨危機に陥っています。(上記チャートの大幅な通貨下落時。)その契機となったのが、アメリカの金融緩和と言われています。1991年〜1993年のアメリカでは金融政策(金融緩和策)が採られていましたが1994年2月に利上げを実施、メキシコに流れていた投資マネーが逃げて(ペソ売りドル買い)、米国に還流したからだと言われています。つまり、現在の米国の金融緩和策が2015年までに解除されるとすると、過去のような資金の流れも想定されます。
みずほ証券以外にも各証券会社から「メキシコ・ペソ」や「トルコ・リラ」や「ブラジル・レアル」のような新興国通貨へ投資する投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は多いです。過去の歴史を踏まえた上で、自分自身の取れるリスクや年間平均リターンを考えて投資される方が良いですね。
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