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「つみたてNISA」と「海外積立投資(変額プラン)」の積立ファンドの実力差!〜10%台リターンは当たり前〜

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 積立投資(海外積立投資、つみたてNISA、iDeCo、401K)

こんにちは、真原です。

今回は、つみたてNISAをしている個人投資家、また海外積立投資(変額プラン)で積立投資をしている個人投資家、さらには、これから「積立投資」を始めようと考えている個人にとって参考になると思います。

ずばり、

「積立投資の実力(ファンドのリターン成果・殖えたか減ったか)は、積立可能なファンドの違いとアドバイザーの違い」

です。

すでに、「つみたてNISA」については、国側が作った制度で証券会社や銀行などの金融機関で見聞きして、実際に積立されている個人投資家も多いと思います。また、何度かこのブログでも取り上げているので周知されているとも思います。

つみたてNISAの積立投資先ファンド一覧(2020.9.15時点)〜つみたてNISAで買われている投信ランキング(2020.6末時点)〜

つみたてNISA、アクティブ型ファンドの実力(5年平均リターン)

さて、つみたてNISAで積立投資している個人投資家のみなさん、冷静に積立先ファンドのパフォーマンス推移を確認したことはありますか?

ちょうどモーニングスター社でこうしたまとめを見つけました。

(出所:モーニングスター社

「つみたてNISA(日本の金融庁が認めたファンドのみしか積立投資できない仕組み)」で積立投資できる「アクティブ型の投資信託(ミューチャル・ファンド)」の「トータルリターン5年/年率」の順でソートをかけています。

「上位5ファンド(トータルリターン5年/年率)」がこちら

1.)ひふみプラス(レオス):+12.71%
2.)ひふみ投信(レオス):+12.59%
3.)eMAXIS NYダウインデックス(三菱UFJ国際):+10.11%
4.)フィデリティ・欧州株・ファンド(フィデリティ):+9.97%
5.)セゾン 資産形成の達人ファンド(セゾン):+8.92%

以下、続く・・・。

積立投資先のファンド(投信)は、金融庁が認めた158本(2020年9月15日現在)ですが、そのうちのアクティブ型(ファンド・マネージャーが、積極的に「α(アルファ)」を求めて運用するファンド)のうち、5年間でみると現状「つみたてNISAで積立できるファンドのうち」、2桁台のリターンをあげているのは、たったの3本という具合です(まともにリターンを上げているファンドを選ぶなら、総数に対してこの3本(全体の1.8%)のファンドを選ばざるを得ない)。

アクティブ型の2桁リターン(10%以上)は、

3本/158本(インデックスやETFを除けば母数はもっと減るが)

です。

いや、確かに中長期での積立で「リターンに対する非課税枠」の恩恵は、大なり小なりあると思います。

ただそれでも、結果「リターンが上がるファンド=つまりパフォーマンスが上がって投資している資産が殖えないと」、そもそもこの制度を使う意味がないとうことです。つみたてNISAをしているのも、目的は「殖やすこと」、結果非課税でしたという話なので。

(何もしていなくて、自分年金を作っている、という意味はありますが・・・)。

なんで、「まともなリターン」水準として、「10%以上(2桁台)」と敢えて説明しているかというと、アクティブ型投資信託(ミューチャル・ファンド)においては、最低でも10%以上を目指すのが、彼らファンドマネージャーとしての仕事だからです。

なぜなら、インデックス投信、ETFといったコストの安いいわゆる指数連動のファンドでは、例えばS&P500指数という米国株式指数なら、過去の年間平均リターンは7−9%程度な訳です。つまり個人投資家は、何も考えずにこのS&P500指数を積立していけば、最低でも7−9%程度のリターンを目指せるのです。

一方、つみたてNISAなどで投資する「アクティブ型ファンド」は、ファンドマネージャーが運用をしコストがかかっている分、本来はインデックス投信、ETFのリターン以上を上げるというのが至上命題な訳です(残念ながら実際、日本の投信の多くがそうなっていないですけど)。

そのあたりの話もこちらで詳しく解説しています。

海外積立投資(変額プラン)で積立投資できる各ファンドの実力は?(過去5年平均リターン)

簡単にまとめると「海外積立投資(変額プラン)」とは、投資家自身が約145本程度のファンド(世界中の規模の大きなファンド会社のアクティブ型、ETF、インデックス)から、10本のファンドでポートフォリオを組んで毎月コツコツと一定金額を積立投資(=それら選択するファンドで運用)するという積立投資です(※US$のみの総数、他通貨を含めると200本以上の選択肢)。

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「10本のファンドでポートフォリオを組んで・・・」という部分については、弊社がアドバイザーとしてサポートしていくので、資産運用初心者でも困ること、迷うことはありません(※一人勘定ではありませんが)。

さてさて、気になる「海外積立投資(変額プラン)」で積立できるファンドの実力ですが、まず分かりやすいように今年(10月末時点までの約10ヶ月間)の年初来の各ファンドリターン数値です。これら10本は、2月から弊社で考えたファンドのポートフォリオです。初めて海外積立投資(変額プラン)を始める方々は、このポートフォリオで開始していると思います。

また、これまでに積立投資をしている方も、当時のレポートで、こちらのポートフォリオをお伝えしているので変更(スイッチング)されている方も多いでしょう(アルファベットは、ファンドコードの頭文字、ファンド資産内容、年初来リターン%です)。

<2020年 各ファンド年初来リターン数値>
H 世界株(グローバルテクノロジー)ファンド:+21.3%
F 世界株(グローバルテクノロジー)ファンド:+40.6%
I 世界株(グローバルテクノロジー)ファンド:+19.6%
H 世界株(不動産)ファンド:−11.6%
F 世界株(米国)ファンド:+25.7%
P 世界株(ロボティクス)ファンド:+21.2%
P 世界株(水資源)ファンド:+2.6%
G 中国株(中国・香港)ファンド:+15.19%
A 新興国株(BRICs、東南アジア、欧州、南米)ファンド:+7.5%
I 世界株(金鉱山企業)ファンド:+29.2%

ポートフォリオを設定した2月時点では、現在の新型コロナ感染症がここまで拡大したり、各国でロックダウンが起こって実体経済に大ダメージを与えるとは想像していませんでしたが、10本中の9本が現状ではプラスリターン且つ極めて良好なリターン水準です。

個人投資家の皆さんそれぞれ、月々の積立投資額が積立比率なども異なると思いますが(弊社では各10%でお伝えしている)、それぞれトータルで見ても十分なリターンを上げられている10ヶ月間ではないでしょうか。

ちなみに海外積立投資(変額プラン)をしている個人投資家の皆さんで、ここまで読み進めてもらって、

そんなに積立総額(時価)は殖えてへんでー!

と感じる方、ぜひ下記の動画をチェックしてください(積立額と積立比率と各ファンドリターンの考え方と上の疑問への回答が分かると思います)。

そして、「海外積立投資(変額プラン)」で積立できるUS$建てのファンド総数145本のうち、冒頭に記したつみたてNISAで積立投資できるファンドとのリターン水準比較のため、5年間の平均リターン2桁リターンを上げているファンドを確認しました。

その数・・・

22本(26本)/145本

でした(カッコは、ETFを含む数)。

つまり、選択できる海外積立投資(変額プラン)の積立投資先ファンドのうち約15%はプラス2ケタ台のアクティブ型のファンドであるということです。ちなみに、弊社でお伝えしているポートフォリオ組入の10本のうち、「6本」がこの22本(26本)のファンドに含まれています。やはり、いかに「アドバイザーも大事か」もよく分かるのではないでしょうか?

確かに「つみたてNISA」や、「iDeCo」、「401K」やロボアドバイザーなど、様々な日本円建ての積立投資の制度や積立投資商品があります。個人投資家の皆さん、それぞれの考え方や資産状況に沿うもの、沿わないものがあります。それでもただ単に指を加えて預貯金して殖えない状況を耐え忍ぶくらいであれば、こうした制度を活用して、何かしら積立投資を始める続ける、そちらの方が「将来への不安」や「教育資金の確保」になるというのは言うまでもありません。

さらに、積立投資の中にもここまでで確認したように、数多くの優秀なファンドに積立投資ができる「海外積立投資(変額プラン)」があるのです。

結局、積立投資では、

  • どういった投資先ファンド(や資産)に、コツコツと継続して積立投資しけるか(=積立投資先ファンド/資産選択の重要性)

  • ポートフォリオ(積立先)の見直し、スイッチングやリバランスの重要性(=誰がアドバイザーなのか)

  • どういった積立投資の商品や制度を活用するか

がポイントになりますし、中長期であれば尚更これらの差が先々分かってきます。

さあ、まだ何もしていないという方は、2020年が終わる前に、何かしらの積立投資を始めましょう。

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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