オススメ本『2020年 表と裏で読み解く日本経済 バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国 Kindle版』渡邉哲也、猫組長（菅原潮） (著)

こんにちは、真原です。

今回は、久しぶりに書評です。

ここ数年はめっきりキンドルで本を読むようになりました・・・以前までは「ハードの本じゃないと嫌や」とか、「記憶に残らへん」とか勝手に思考バイアスをかけてタブレット端末で読書することは避けてきていましたが・・・、やはり人間は便利なものに一旦慣れてしまえば、キンドル（Kindle）はホンマに便利に感じます。

まして、Amazonでワンクリックするだけで、自分のKindleにDLすることができるので、何冊も持ち歩け、読み返したり、暗闇の中でも・・・そして何よりも飛行機内でも目が疲れずに読書できるので重宝しています。

みなさん、読書方法は何を使っていますか？

さて、今回は2019年9月にリリースされている、こちら、

2020年 表と裏で読み解く日本経済 バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国

を紹介したいと思います。

経済評論家の渡邉 哲也 氏と、当然誰もが知っている、元経済ヤクザ、猫組長こと菅原潮 氏の共著（対談会話形式）です。

実は、数年前から私は「猫組長」のツイッターアカウントをフォローし、過去にも彼の著書を数冊読んできています。

結論から言うと、どの本も、

非常〜に面白く（エキサイティング）、目から鱗、やはり「カネ」と「暴力」には密接な繋がりがある、裏と表がある

ということをひしひしと感じさせてくれるのが、猫組長こと菅原潮です。

今回の

猫組長こと菅原潮は、元経済ヤクザさん（元暴力団）だったということで、一般的に知られていない「ウラ」の事情（ウラのファイナンス＝金融）に精通しているだけでなく、また各国の思惑がひしめくグローバル経済においても、その「ウラのやり取り」をまるで熟知しているようで、且つ「暴力（政治、経済、戦争、歴史、条約などを含めた全て）」を通じて、明確に著書内の各トピックを説明しています。

特に今回取り上げている『2020年 表と裏で読み解く日本経済 バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国 Kindle版』では、

・目先の米中貿易戦争
・トランプ大統領と習近平
・香港情勢とデモ、中国共産党
・韓国と北朝鮮問題
・通貨制度
・ブレグジットとロシア
・中東と核
・金融テロとGAFA解体
・日本（経団連の問題点）

など、今世界で何が起こっているのか？そして何が起こり得るのか？について理解したり、今後の世界を予測するのに非常に役立つ情報や知識が詰め込まれているので、是非読んだほうがいいと思います。

今このブログ読者がされている資産運用や預貯金や、資産保全（スイスプライベートバンクやゴールド資産保有）などについて新たな気付きを得るのみならず、世界の動き（政治経済軍事）、各国の歴史や思惑や、日本政府のグローバルな立ち位置などが垣間見え、こうしたマクロ情報が私たち一人ひとりの生活に密着していることもすんなりよく分かる良書です。めちゃめちゃオススメします。

最後に・・・裏社会を熟知している猫組長こと菅原潮もが著書内で指摘している、

戦争（＝リアルなドンパチ）

についての考察も非常に勉強になります。

ここ数年、私自身も戦争リスクを懸念しブログや動画でも取り上げていますが、「戦争リスク」について、猫組長も指摘している点には驚きました・・・。

起こらないことを願うばかりです。

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