タックスヘイブン(オフショア)やパナマ文書に出てきたオフショアファンドについて知りたい人へ
公開日:
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最終更新日:2021/02/09
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こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
ニュース報道がやや少なくなってきている例の「パナマ文書」について「未だによく分からない!」という個人投資家が多数いることを耳にします。
パナマ文書に付随して、英国のキャメロン首相が亡父のオフショアファンド(ヘッジファンド)に投資していたということも話題に上がっていましたね。
もちろん、世界ではオフショア投資がスタンダードなので当然なのですが・・・(例えば、ManやWintonは日本でも有名ですね)
※オフショア投資についてはこちら
さて、その「パナマ文書」の詳細については、私が以前にまとめているこちらの記事に譲るとして↓、
※「パナマ文書(THE PANAMA PAPERS)」の何が問題か?オフショア(タックスヘイブン)とは? / 投資と社会事情の関係
様々な情報を得ているアンテナの高い個人投資家であっても正直なところ「タックスヘイブンやオフショアファンドやパナマ文書について、何となくしか分からない」という状況になっているのは、単に「オフショア(タックスヘイブン)やオフショアファンド(ヘッジファンド)」をイメージしづらいということに起因していると思います。
そもそも、金融(ファイナンス)は形があるものではなく概念的な話や理解になるので、尚のこと「???」という感覚の人が多いはずです。
そこで、その理解の手助けになる本をここでご紹介します。
それは、
『世界の権力者が寵愛した銀行 タックスヘイブンの秘密を暴露した行員の告白』著者 : エルヴェ・ファルチャーニ アンジェロ・ミンクッツィ(講談社)
この本の内容はHSBCを舞台として、プライベートバンク、タックスヘイブン(オフショア)、オフショアファンド(ヘッジファンド)、そして金融の歴史や米国の横暴さ加減などが詳しく書かれているので、今世界を騒がせている「パナマ文書」に通じ部分が多々あり、理解しやすい1冊です。
ちまたで流れている一連の新聞記事や日本の雑誌が面白おかしく取り上げた薄い情報とは大きく違います(メディアは視聴率やPVを増やしたいが為かマネロンなどの話題繋げますが・・・・)。
当然、オフショア(タックスヘイブン)は「完全に合法」で、もちろんそこに登記されて運用されている世界中のオフショアファンド、オフショア投資をしている世界中の個人投資家や世界の富裕層も合法的に資産運用をしています。
幸か不幸か「オフショア(タックスヘイブン)」というキーワードは2016年に非常に重要になりました。結果これら一連の流れから多くの個人投資家にとって、オフショア投資(ヘッジファンド投資)がより身近になったのは言うまでもありません。
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きっとこれからますますオフショア投資への流れが加速していくことでしょう。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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