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2016年、たった60秒間における世界のインターネットサービス利用状況〜グローバルテクノロジー産業の積立投資は必至?〜

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 積立投資(海外積立投資、つみたてNISA、iDeCo、401K)

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。

今回は海外積立投資(や、他の積立投資でも)月々一定金額をドルコスト平均法を活用できる積立投資する際のポートフォリオに組み入れ検討をしておいた方が良いセクターについて。

※中長期投資家は積立投資の「ドル・コスト平均法」を活用しよう!/資産運用の基礎

さて、そのセクターとは??

それは、誰もが恩恵を受けている「グローバルテクノロジーセクター(インターネット関連)」です。

「おいおい、ネットバブルはもう終わったやろ!」というツッコミの声が聞こえて来そうですが、そこは敢えてスルーします。

確かに2000年代ドットコムバブルを経験している世代や投資家は敬遠しがちですが、実際この現状を見れば中長期での積立投資においてこのセクターは外せないなと感じるはずです。

もはや私たちの生活から切っても切り離せなくなっている、インターネットやネットサービス、そこからの波及効果(AI、IoT、VRなど)です。

ググる=個人投資家が用いるツールの1つ

少し余談ですが「検索する=ググる」という意味にもなっている「検索する力」は最低限重要な力だと思います(あとプログラミング)。

特に資産運用をしている個人投資家にとってインターネットは使うべきツールの1つです。短期トレードの方は尚さらでしょうけれど、弊社クライアントのように中長期投資をしている個人投資家も当然です。

私が個人的に感じている「検索が下手な人(情報の取り方が下手な人)」の特徴は、「検索ワードが1つ」とか「検索を1度しかしない」、「検索結果の一番上が正しい」、「検索結果が全て正しい」、「検索結果をもとに自分の頭で考えない=思考停止状態」という誤った検索の仕方や認識を持つ人のことです。

私が検索する場合は、最低でも2〜3回、そして日本語のみならず英語でも検索、Googleだけでなく他の検索方法も試す、公共情報との整合性を辿る、公共情報と検索結果の信ぴょう性や取捨選択を自分の頭で考える、ということを繰り返しています。その結果、世の中の矛盾に沢山気が付きますが・・・。

※自分の可能性を拡げるための三種の神器(ITスキル・語学・ファイナンス)/ふっと想う

話が逸れました、本題です。

2016年2月末時点で1分間の間にインターネット上で何が起こっているか?(EXCELACOM調べ)

Excelacomによるビッグデータ活用について、2016年2月末時点において発表されている内容ですが、ここに記しているのは「1分間(60秒間)」で世界のインターネット上で何が起こったいるか?についてです。具体的にはこれらのインターネットサービスの状況を示しているそうです。規模感を掴めるのではないでしょうか?

Emails Sent: 150 million(約1億5,000万メール)

WhatsApp: 20.8 million+ Messages(約2,000万チャットメッセージ)

You Tube: 2.78 million Video Views(約278万回動画再生)

Google: 2.4 million Search Queries(約240万回検索)

Vine: 1.04 million Vine Loops(約100万回繰り返し動画再生)

tinder: 972,222 Swipes(約97万回スワイプ)


Facebook:701,389 Facebook logins(約70万回ログイン)


Snapchat:527,760 Photos Shared(約52万回写真/動画シェア)

Twitter: 347,222 New Tweets(約34万回新規ツイート)


amazon: $203,596 In sales(約USD20万ドル売上)


NETFLIX:69,444 Hours watched(約69,000時間分)

Instagram:38,194 Posts to Instagram(約38,000写真のポスト)


Spotify:38,052 Hours of Music(約38,000曲の再生)

App Store: 51,000 App Downloads From Apple(Appストアから約51,000ダウンロード)

UBER:1,389 Uber Rides(約1,398回のシェアライド)


LinkedIn:120+ New Linkedin Accounts(約120新規アカウント作成)

あくまでビッグデータ上の数値なので、ここの数からユニークユーザーを算出すればもっと数が少ないと思いますが、これだけの数が1分間の間に「インターネット」に繋がっていると想像すると、本当にインターネット革命は凄いものだなとシミジミ感じます。

今後はAIやIoT、VRなどとの連携が加わるので益々身近になっていくことでしょう。

もちろんスピードが早いインターネット(グローバルテクノロジー)業界なので、今後ここから淘汰され、例えば倒産したりM&Aしたりと単独で生き残っていく企業は限られると思います。

現在、上記の企業の中にも株式公開していて投資している個人投資家も多いと思います。いち企業へ1,000万円なりを「上げる下げるに賭けて」短期投資するのはギャンブルにしかなりかねません。

個人投資家が考えるべきはそのようなギャンブル投資(投機)ではなく、このように中長期で伸びる可能性が大きな資産(セクターやインデックス)こそ、少額からでも月々一定金額を海外積立投資などでコツコツと積立投資しておくことで投資時期(タイミング)と資産分散(他のセクターへの投資)に繋がり資産形成になります。

世界的な時流を考えるとこれからも「グローバルテクノロジー企業(ITセクター)」は今後も益々強くなっていく(例えば、IoTやAI、VRなどITから他業種への波及効果が見込める)のは間違い無いでしょう。

 

(カバー写真:EXCELACOM)





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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