K2 Partners ビジネスパートナー募集中。証券マン、保険マン、FP、会計士、不動産コンサルタントなど

ニーサ活用が進まない理由

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 積立投資(海外積立投資、つみたてNISA、iDeCo、401K)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回のでテーマは『ニーサ活用が進まない理由』です。

Screen Shot 2015-03-10 at 16.25.19

金融庁によればNISA元年の2014年のNISA(少額投資非課税制度)経由の投資総額は2兆9,797億円だったそうです。(1日東証一部銘柄の売買代金より少し多いくらいのイメージです。)口座開設数は824万件だったそうです。

NISA(少額投資非課税制度)の詳細については今回は触れませんが、この結果を踏まえると「単に口座開設した人が多く、ほとんど普及していない(半数は未稼働)」というのが結果でしょう。

「本来」は、特に20〜40代世代など若年層の資産形成の1つの方法として組成された制度ですが、周知徹底や利便性など普及がほとんどされないまま見切り発車的に始まった為、このようなことになっています。

また、NISAそのものについては、資産運用をしたことが無い人に対して、証券会社や銀行含めて「何か凄いものだ!(非課税だ!)」みたいなマーケティング(刷り込み)をしたのがネガティブ要因だったとも私は思ってますが・・・そもそも、NISAは国が勝手に推進したがっていた単なる「制度」にしか過ぎず、普及しない理由は明確で、

・NISAは単に非課税枠付き証券口座に過ぎない(そして使い勝手が悪い)。

・(非課税枠を考えると)投資対象が限られる。

・資産運用をした事が無い人は、NISAであろうと総合口座であろうと資産運用自体始めない。

からです。

もともと証券口座を持っている投資家が、証券マンに懇願されて(社内でNISA開設キャンペーンなどがあった為)、とりあえずNISAを開設した個人投資家も多くいることでしょう。個人投資家にとっては損益通算も出来ないようなNISAに何のメリットも感じないでしょうし、口座開設を推進している証券マン自身も「対してメリットない制度だな」って思っているのが事実です。それにも関わらず「お上(国)が推進する制度」だから、各金融機関が躍起になって推進した制度に過ぎません。

今後もお上主導で、NISAの制度変更されていくのでしょうが、そもそもがそもそもなので、制度に期待しても仕方ないというのが結論かと思います。(かつて導入された「確定拠出年金(401k)」においても、自分が何で運用しているか分かっていないサラリーマンが多いのと同様に、お上主導での「自己責任論の押し付け」の結果が、また繰り返されたなという印象です。)

ただ一方、そうした中でも20〜40代は退職後(年金受給世代になると)あまり明るい展望が見込めないので、しっかり自分自身で資産運用する必要があるというのには変わりありません。NISAを開設しているのであればそこから始めるも良し、またNISA内で積立投資出来るファンドは結局二番煎じなので大して増えないからこそ、最大5%の金利が付いたり140%元本確保型で運用する海外積立年金を作るなど方法はいくらでもある訳ですね。(今の年金+アルファを作る考え方は大切です)

※『海外積立年金入門書(マニュアル)』のダウンロードはこちら(無料)

国が、自己責任論(年金は減る可能性があるから401kやNISAで運用してね)を押し付けている以上、特に20〜40代は工夫して資産運用、資産形成をしていく必要がある時代に突入しています。先々を考え、しっかり行動したいですね。


あなたの資産運用を無料診断(所要3分)

↓↓↓

リアルタイム無料コンサルティング



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

2017年1月スタートの「個人型確定拠出年金(iDeCo=イデコ)」ってな〜んだ?

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は「個人型確定拠出年金制度」のイロハの「イ」と「

記事を読む

年間平均リターン8.73%の海外積立投資ポートフォリオ

こんにちは、眞原です。 今回は、海外積立投資のポートフォリオについて。 他の積立投資をし

記事を読む

【海外積立投資】ネット関連銘柄「FAANGs」の次に期待の「WNSSS」とは?

こんにちは、眞原です。 今回は、若干珍しく株式の情報です。 米国の株式市場を牽引してきた

記事を読む

S&P500指数が最高値更新を再びトライへ!(積立投資の優位性)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 米国株式市場でS&

記事を読む

つみたてNISAの積立投資先ファンド一覧(2020.9.15時点)〜つみたてNISAで買われている投信ランキング(2020.6末時点)〜

こんにちは、真原です。 今回は「つみたてNISAで買われている投信ランキング(2020.6末時

記事を読む

【海外積立投資】ポートフォリオ組み入れファンドその1(インド株式ファンド)

こんにちは、真原です。 今回は、海外積立投資で弊社がオススメしているポートフォリオに組み入れて

記事を読む

積立投資で10年間の複利運用と何もしない銀行預金との差(資産運用は早く始めるべき)

こんにちは、K2 Investment投資アドバイザーの眞原です。 今回は、積立投資について。

記事を読む

米国株S&P500インデックスへの投資〜中長期投資の重要性〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、米国株式市場(S

記事を読む

2016年4月からジュニアNISA(ジュニアニーサ)始まる

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の内容は「NISA(

記事を読む

セミナー参加者回答、月々の積立で年金プラスアルファ作り上位ランキング(海外積立投資/海外個人年金)

こんにちは、眞原です。 今回は、月々の収入の中からコツコツと一定金額を積立投資 or 個人年金

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑