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FX(外国為替証拠金取引)レバレッジ最大25倍から10倍に規制へ?

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

こんにちは、眞原です。

今回は為替に関わるお話。

まず大前提として、

FX(外国為替証拠金取引)やデイトレード株式売買、ビットコインは、資産運用ではない

ということを先に書いておきます。

もし中長期での株式投資(例えるなら、ウォーレン・バフェットのような「投資家」)であれば、投資(インベストメント=資産運用)と呼べますが、こと主に短期売買FX(外国為替証拠金取引)については違います。

確かに、外国為替を持つという意味では通貨分散には繋がり分散の考えとしては良いですが、その取引そのものは「投機(スペキュレーション」でしかありません。

・・・・ということも踏まえてなのか?????

はたまた別の思惑なのか????

(私は後者だと思いますが!)

<FX 証拠金倍率を引き下げ 10倍程度に、金融庁検討>

(出典:日経電子版 9/27)

日経新聞社によれば「金融庁検討」としてタイトルで書いていますが、(もはや)コレは彼らの「既定路線通り」でしょう。

基本的に「出来レース」が得意な彼らなので、こうやってプレスリリースが出ている時点で「既定路線(内々にほぼ決まり)」です。

あとは、聞こえのよい「日本発の市場混乱」や「投資家保護」などを振りかざして国民感情に訴えながらそれを決定する、という流れです。

そもそも

「投資(資産運用)」や「投機」は「(公正な情報提供が前提とする)自己責任=全て投資家自身の意思決定」

なのです。

というより、投資に限らず基本的に『自分の人生の全ての決め事が自己責任』です。

例えば、ランチタイムに「そばを食べるという選択」も、「電車で片道2時間かけて通勤するという選択」も、「その家を買うと決めた選択」も、確かに外的な要因も多々ありますが、最終的にその意思決定をして、行動をおこしているのは誰でもなく自分自身で、その意思決定そのものの責任は自分にあるのです。

それにも関わらず、彼らが「保護主義的な規制=守り」を作り、日本人自身も「国が守っってくれるという甘え」に期待するからいつまでたっても、日本人んには欧米で確率されているような自己責任に基づく「投資家マインド」も育たないし、「(真の自己責任を理解できない)甘え」が生まれる環境を彼ら自身が作り出していると私は思います。

さて、レバレッジ規制の賛否はそれぞれによってあると思います。

もしFX業者なら、「レバレッジ規制をされると、FXで売買する人が減るから困る(=手数料が減る)」

もしFXトレーダーなら、「レバレッジ規制をされると、レバレッジによるウマミが減少する、よってFX売買する意味が減る」

嘗て大損したFXトレーダーなら、「あんな高いレバレッジかけられるから大損するんだ!規制大賛成!!」

金融庁「日本発の市場混乱の防止に努め、投資家保護をしていく」

という具合でしょうか。

結局、1つの記事や報道も

『見る人、その立場によって、「正義が違う」』

のです。

その「正義」に対する「正」や「誤」なんてものは、それを見る人の立場=「正義」によって変わり、それをまた見る人によってさらに解釈(正義)が変わり、尾ひれが付いて話が拡大していくのですから・・・。

規制と正義のお話

では、本当に「規制側(金融庁)」が真に正しいことをしているのか?

FX業者が提供している高レバレッジが「悪」なのか?

そのFXサービスを利用している投資家にとってどうなのか??

結局、

『トップダウン(お上が言うから)必ずしも正しい』

というのは大きな間違いであって、それを単に良しとするのは「イエスマン」もしくは「思考停止」ではないでしょうか。

根本的に、そのサービスを使っている人にとって良いのか悪いのかが重要(これも立場によりますが・・・)。

日本国内ばかりでなく世界的にも、あらゆる金融サービスへの「過度な規制強化」が強まっていますが、最終的に利便性を失ったり、巡り巡って困るのはその消費者であったり、その規制化にある人たちであるというのは言うまでもありません。

もし今回のFXレバレッジ規制が現実化すると、高レバレッジサービスを提供している海外FX業者は大喜びでしょうけれど、例えば

三菱、みずほ、新生銀行では、国外へ投資目的での海外送金を事実上できなくなりつつあります(銀行の独自ルールという過度な規制=どこかからの圧力でしょう)

というのが事実です。

ようは、国内から国外への「資金流出」をさせない措置、といっても過言ではありません。

彼らがやってることは国民の持つ資産(=国外資本)流出を防ぎたい中国政府やブラジルなどの新興国政府と変わらないのです。

中国人やブラジル人は、そもそも「自国の政府や通貨」を信用していないので海外積立投資などを用いてUSD建てで海外に資産を築きたいのです(彼らの正義)。一方、それを政府が「過度な規制」で防ぎたい(政府の正義)。

どちらが正しいのでしょうか??

ブラジル人の金融マンから聞いたブラジル経済について〜国家を信じないからこその資産防衛方法〜

世界中、過度な「規制」だらけです。

そして、日本においては「誰のための規制」なのかよく分からない規制やルールばかりです。





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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