今月限定!国内で最グローバル銀行サービス提供中のSMBC信託銀行(旧Citibank)で為替手数料無料!
公開日:
:
最終更新日:2017/06/10
富裕層の資産運用
こんにちは、眞原です。
今回は、珍しく日本の銀行を取り上げてみたいと思います。
日本国内で、何の気なしに銀行口座を持って、給与受取にしたり、クレカ決済口座にしたりと、自分のメーンバンクをどこかしらの銀行口座で持っていると思います。
そして、なぜか大手行(三菱UFJ、みずほ、三井住友のメガバンク3行)で口座を持っている人が実に多いと思いますが、実は「グローバルな銀行サービス(海外送金サービス、海外現地でのキャッシュカード利用)や顧客寄りの銀行サービス(例えばATM手数料やオンラインバンキングの使いやすさなど)を考えた場合に選んだ方が良い銀行が今回の「SMBC信託銀行」です。

(出典:SMBC信託銀行 HP)
SMBC信託銀行(PRESTIA)の話の前に・・・、
CitibankやStandarChartered、HSBCなど相次ぐグローバル個人金融サービスが日本に見切りを付ける
この「SMBC信託銀行」実は元々は「Citibank」でしたが、過去に日本の個人金融サービスを撤退したStandarChartered(2012年)やHSBC(2012年)と同様に、2015年にCitibankも「日本の個人金融サービス(リテールサービス)」を撤退しました。
当時、日本ではあまり大きく報じられていなかったニュースですが、香港では結構話題に上がっていて、同時に香港の金融マンや欧州在住の金融マンやファンドマネージャーからは失笑とばかりのネタになっていた、というのは多くの日本人が知る由もありません・・・。
※オフショアファンドMTG(オフショアセンター香港と東京の違い)
というのも、日本では「個人金融資産1,400兆円」という巨大な個人金融資産を抱え、富裕層が多くいる国にも関わらず、彼らグローバルな金融サービスをきちんと提供している外資金融機関が撤退する意味は、表向きの「コスト削減が理由」では正直納得できないでしょう・・・。
なぜなら、個人金融資産額で劣る「中国」や「香港」などを始め他アジア圏からのサービス撤退はしていないのですから!!
Citibankは中国に行けば花旗银行(中国)としてサービス提供をしている訳です。もちろん、HSBCグループでは、HSBC香港は香港、中国、アジア(マレーシア)などで当然グローバル個人金融サービスを提供しています。
欧州や香港、米国にいる海外金融マンと話をしていると、
そりゃー、日本では「言語の壁」もあるからか、英語で提供され海外では当たり前な(=普通な)「グローバルな個人向け金融サービス」や「投資機会(オフショアファンド)の情報」は入ってこないよね。
としばしば話題に挙がりますが、
それら外資金融機関が日本の個人金融サービスから撤退、見切りを付けたのは、
誰の為の国内金融規制か分からないような雁字搦めや未だに変わらない「日本の銀行護送船団方式(日本のメガバンクを守り国内サービスしか提供させまいとする金融庁の意図)」が足かせ(つまり、関わるだけ損)
となっているのが主に冷静な理由です。
SMBC信託銀行の名を持つ、グローバル・サービスに挑戦している国内銀行
例えば「投資目的での1,000万円-5,000万円などの海外送金」について、
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、新生銀行では「金融庁から指導されているのか何のか知りませんが、何かとイチャモンを付けて(彼ら窓口行員の多くが英語の目論見書や申込書類などを読めないというのがそもそもの問題ですが)送金させてくれないケース」
を確認しています。
しかしながら、このSMBC信託銀行は、
・海外送金に慣れている
・グローバル個人金融サービスに近いサービスを提供しようと努めている
というのが良くわかります。
例えば、今月末までは店舗来店や支店へ電話をすると「タイバーツ以外のUSDなどの外貨購入(為替手数料)が無料」というサービスをしているそうです。
もちろん投資目的の海外送金も慣れている銀行なので、上の3行のように変な言いがかりを付けて送金できないという事例も聞きません。オフショアファンドへ投資する個人投資家にとっても国内の銀行であれば間違いなく使いやすい銀行でしょう。
さらに言えば、海外では当たり前の「マルチカレンシー口座(他通貨口座)」に似たサービスをSMBC信託銀行も提供しています。
<SMBC信託銀行 PRESTIA 口座の仕組み>

(出典:SMBC信託銀行HP)
円普通預金口座(7ケタ)に加えて、プレスティア マルチマネー口座(8ケタ)があり、プレスティア マルチマネー口座(8ケタ)では「複数の外貨/通貨の保有や運用そして、海外送金が1つの口座で出来ます(海外では当然のサービス)」。
もちろん下記のように口座ステータスがそれぞれあり、
<PRESTIA 口座ステータスの違い>

月間平均総取引残高5,000万円相当以上:PRESTIA GOLD PREMIUM
月間平均総取引残高1,000万円相当以上:PRESTIA GOLD
前月の月間平均総取引残高100万円相当以上:PRESTIA
前月の月間平均総取引残高50万円相当以上(外貨部分が20万円相当額以上):PRESTIA
GOLD以上のステータスを保持していると、ほとんどの手数料が無料になるので口座ホルダーにとって当然良いサービスということです。例えば、USDやEURの現金取扱手数料、海外送金、国内送金、小切手買い取り、ATM利用国内外も全て無料です(国内外貨送金のみ4,000円)。
さらに「外貨受取時にかかるリフティングチャージ(手数料)」は、三菱UFJ銀行やみずほ銀行や三井住友銀行では高いですが(2,500~4,000円程度かかる)、SMBC信託銀行では「無料」です。
ということは、オフショアファンド(=海外)で運用していた投資資金を国内に戻す場合に、SMBC信託銀行の口座(PRESTIA)があると、他行で支払わなくてはいけないリフティングチャージなんてものは当然払わなくても良くなるのです。
なんて有利な!
冒頭にも書きましたが、特に今月中では「外貨振替」が無料になっています。まずはPRESTIA口座開設へ急げ−!!
来店(当日カード発行可能)、郵送、インターネットと3つの口座開設方法から選んで開設できるので、例えばSMBC信託銀行のPRESTIA口座を開き、外貨へ変更(そのまま外貨保有)でも良いですし、その外貨を海外送金してオフショアファンドで運用するという選択肢もありますね。
このようなグローバルサービスに近いきちんとしたサービスをしている銀行は、国内ではもはや正直SMBC信託銀行くらいなので、グローバルに資金移動をさせている方は是非活用したいものです(ちなみに資産運用面では、ほとんど期待できませんが、それでも外貨投資のラインナップが揃っているので良いですね)。
海外口座入門書(マニュアル)を
無料進呈します
リスクを取って資産を増やす必要はありません。
ただ置いておくだけでいいのです。
海外(オフショア)口座開設のメリット、デメリット、日本にいながらにして開設可能な海外口座をまとめました。
関連記事
-
-
進んでいる米国や英国の資産運用方法やアセットクラスが、日本の個人投資家のスタンダードになるには?
こんにちは、真原です。 今日からオンラインですが、アメリカの保険会社の勉強会(時差の関係でアメ
-
-
【資産運用基礎】海外経験豊な大企業元社長の資産運用の考えと日本経済見通しを聞いて
こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用の基礎(資産運用の考え方)と今後の日本経済/社会につい
-
-
最上級のユニークな経験と思い出を!モルジブで1泊5万ドル(約540万円)のホテルに泊まろう!
こんにちは、眞原です。 今回は「Conrad Maldives Rangali Island」
-
-
富裕層2万人への課税強化10の選定基準−The Stream of Tax The Rich−
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、年末ということも
-
-
2017年富裕層資産規模でアジアが西欧を抜く見込み
こんにちは、眞原です。 BCGグループ(ボストン・コンサルティング・グループ)が発表したレポー
-
-
富裕層への相続税課税強化の動き(平成29年度税制改正)
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は「平成29年度税制改正」による富裕層への相続税
-
-
2016年世界の大富豪(ビリオネア)の資産は2,370億ドル(27.9兆円)増加!
こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 2016年のマーケット営業日も残すところあと2営業日
-
-
「マイナンバー」+「共謀罪法(嘗ての治安維持法)」=「個人資産没収を強行可能にする最終奥義」
こんにちは、眞原です。 今日という日(2017年6月15日)は、今後日本の歴史を振り返る時にタ
-
-
【富裕層情報】2019年度版『世界の富の変遷〜Global Wealth Migration Review〜』Vol.2
こんにちは、眞原です。 今回も前回に引き続き『(2018年度の)世界の富裕層の富の変遷』情報で
-
-
個人にとって【海外投資/海外資産運用】は当たり前〜国税庁が指摘の149件77億円の海外資産に絡む相続税の申告漏れ〜
こんにちは、真原です。 ちらっと、こういうのがニュースになっていますね。 国税庁