30万ドル(3,000万円)でオフショアファンドへ投資する際のポートフォリオを提示してください
公開日:
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最終更新日:2021/02/09
オフショアファンド(海外ファンド/ヘッジファンド/オルタナティブ)
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
今回は実際に頂いたポートフォリオを考える際のご質問について。
<Q.>(45歳・男性・会社員)
以下4本のハイリターン系オフショアファンドを軸に迷っておりまして、直接投資にて30万ドル(約3,000万円)でポートフォリオを考えるとすればどのような配分や組み合わせて投資するのが良いでしょうか?
1.)「【第217回】設定来32ヶ月負けなしのコモディティファンドのご紹介です。」で情報発信されていたコモディティファンド
2.)「【第179回】弊社で最も人気があり今年も依然絶好調、年平均14.34%のクレジットローンファンドです。」で情報発信されていたクレジットローンファンド
3.)「【第216回】2007年来毎年二桁リターンのFXヘッジファンドです。」で情報発信されていたFXロングショート戦略ファンド
4.)「【第203回】年率平均リターン28.7%のマネージドフューチャーズ戦略ファンド(2倍レバレッジ)です。」で情報発信されていたマネージドフューチャーズ戦略ファンド(2倍レバレッジ)
必ずしも4ファンドへ全て投資ということでなく、オフショアファンドの性質上、これは戦略上似ているから3ファンドに分散するとか、極端な話、1ファンドへ投資するとかアドバイスしてください。
条件的には直接購入で考えているため、最低投資額の縛りもあるかと思います。
また、保有期間は5年で見直し、成績が良ければ10年でも15年でも継続でと考えているので選んだ理由と合わせ、ご教授頂き、決定の参考にさせていただければと思います。
もちろん最後の決定は自己責任であること承知しております。
<A.>
お伝え頂きましたファンドを金額別に組み合わせてみました。
併せて添付のポートフォリオ資料をご確認ください。
<ポートフォリオA.、安定>
年間平均リターン:15.46%、標準偏差:1.08%
クレジットローンファンド:USD150,000
コモディティファンド: USD150,000
<ポートフォリオB.、中庸>
年間平均リターン:17.11%、標準偏差:3.32%
クレジットローンファンド:USD100,000
コモディティファンド:USD140,000
マネージドフューチャーズ戦略ファンド(2倍レバレッジ): USD30,000
FXロングショート戦略ファンド : USD30,000
<ポートフォリオC.、積極>
年間平均リターン:20.09%、標準偏差:7.02%
コモディティファンド:USD140,000
マネージドフューチャーズ戦略ファンド(2倍レバレッジ): USD80,000
FXロングショート戦略ファンド : USD80,000
各ファンドの最低投資額やリスクリターンを考え、上記3つのリスク・リターン具体で組み合わせてみました。
◯◯さんが考えられているのは積極的なリターンを目指すファンドが多いですがそれぞれのリスク・リターンのバランスとしては私は<ポートフォリオB.、中庸>が良いと思います。
【コモディティファンド】はハイリターン系ですが、株式や債券とは相関性が低いオルタナティブな要素があるので中心に組み入れています。
また、バランスを考えると【クレジットローンファンド】を組み入れられる方がオススメです。【マネージドフューチャーズ戦略ファンド(2倍レバレッジ)】と【FXロングショート戦略ファンド 】に関しては積極的にリターンを目指すファンドなので配分比率を下げています(また最低投資額の関係でコモディティファンドがUSD140,000となっています)。
また、直接投資ではなく、オフショア資産管理口座を開設して投資される場合には、コモディティファンドや他のファンドでも最低投資金額を引下げて投資できるようになるため、さらにファンドの戦略や通貨分散ができるようになります。
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投資アドバイザー
眞原 郁哉
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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