マクロ・トータル・リターン・ファンド(ヘッジファンドのマクロ戦略?)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/09
オフショアファンド(海外ファンド/ヘッジファンド/オルタナティブ)
国内ファンド解説
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
今回は去る5/23から三菱UFJモルガン・スタンレー証券から新規募集販売されている『マクロ・トータル・リターン・ファンド』の情報です。
このファンドの特徴はシンプルに1つ。
・世界株式、債券、デリバティブへの投資
です。
運用方針としては「マクロ戦略」ということで、オフショアファンド(ヘッジファンド)のグローバル・マクロ戦略に近いですが・・・内容を確認刷る限り、別物です。
オフショアファンド(ヘッジファンド)の詳細についてはこちら(『オフショアファンド入門書(マニュアル)のダウンロード』)
ちなみに、このファンドが投資しているのは「JP モルガン・インベストメント・ファンズ−グローバル・マクロ・オポチュニティーズ・ファンド」という、オフショア(ルクセンブルク)に登記されているファンドの二番煎じ(JPYクラスへ為替取引をしているため)です。
本家本元の「JP モルガン・インベストメント・ファンズ−グローバル・マクロ・オポチュニティーズ・ファンド」のパフォーマンス推移はこちら。
さすが、本物のオフショアファンドなので、当然良いリターンを上げられています。
なので、直接このようなオフショアファンドに投資すれば良いものの、個人投資家にとっては国内の国内用にアレンジされた投資効率が悪いファンドしか情報が入らない構造になっています。
類似ファンドのパフォーマンス推移がこちら
年率のリターンは上記の記載通りです。
ファンドのポートフォリオがこちら
あらゆる資産に投資していることが分かりますね。
最後に、リスクリターンを確認します。
リターン:10.8%
リスク:7.4%
とのことです。
正直、わざわざこのような日本人個人投資家用にアレンジされた投資効率が悪いものよりも、例えばオフショア資産管理口座を通じて、直接優秀なオフショアファンドへダイレクトに投資する方が良いのでは?と思います。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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