オフショアファンド&海外積立投資 ただいまシルバー会員無料キャンペーン中

野村継続増配日本株(日本デフレ経済の一因は企業が過度に抱える現預金?)

公開日: : 野村證券

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は6/13-17野村證券から新規募集販売される投資信託(ミューチュアルファンド)『野村継続増配日本株』の情報です。

野村継続増配日本株1

それでは特徴を確認してみます。シンプルに1つです。

・一定期間増配中また今後も継続増配が期待される日本企業株式(約120銘柄)への投資

これまで多数販売されてきた「高配当銘柄ファンド」などと似ている部類の投資信託(ミューチュアルファンド)と考えましょう。

そして、個人投資家が考えるべき前提としては、「これからも日本株(増配企業銘柄)が積極的に上昇していく」と考える場合には投資しても良いですが、逆に「日本株式、これからダメでしょう」と少しでも考える個人投資家は投資を控えた方が良さそうです。

いくら増配銘柄のパック(投信)とはいえ、結局内容としては増配銘柄株式のロング(買建て)オンリーのミューチュアルファンドなので株価が上昇しなければ投資家のリターンには結びつかないからです。

まず「増配企業が増えていますよ〜!」という図がこちら

野村継続増配日本株4

09年、10年の減少は金融危機(リーマン・ショック)の影響ですが、その後は順調に伸びているということを示しています。

ただ、そもそもを振り返ると日本企業の大半が「現預金」を大量に抱え込んでいるいわば無借金企業が多く、その現預金の活用方法が見いだせずに「増配」や「自社株買い」を行っているという傾向があります。

野村継続増配日本株7(Bloomberg 17/Sep/2015)

240兆円余りある企業が抱え込む現預金は、本来設備投資に投下され攻めの経営に向けて回されるべきにも関わらず、増加の一途を辿っているのが良くわかります。

個人的な見解になりますが、20年以上に及ぶ日本のデフレ経済の一因となっているのは個人消費の停滞のみならず、このように日本企業が「攻めの経営」をして、例えば雇用を促進したり研究開発費などに資金を投じ米Apple社のようなイノベーションを起こしていくということが出来ていないからだと思います。

こちらが継続増配株運用とTOPIXのパフォーマンス推移のシミュレーションです。

野村継続増配日本株3

2000年からの16年間でそれぞれのおおよその年間平均リターンは、

継続増配株運用:約7.1%
TOPIX:約2.3%

程度でしょう。

リスク・リターンの特性値がこちら

野村継続増配日本株2

リスク(上下のブレ幅)は、ともに15%以上となっています。

リスク(ボラティリティ)の意味についてはこちら↓

※資産運用初心者が抱える、5つのあり得ない誤った考え方について(その1.)/資産運用の基礎

最後に、参考ポートフォリオの特性です。

<業種別配分>

野村継続増配日本株5

<組入銘柄例>

野村継続増配日本株6

銘柄数は120銘柄で、流動性などを加味して決定するそうです。

「コレ!」といった真新しさもなく、単なる「増配銘柄というテーマ」に絞った日本株式投資信託(ミューチュアルファンド)です。

もっか、ゼロ金利下だからこそ「配当利回りが良い企業株への投資」しかも「増配銘柄への投資へ」というのを促進したいというのは野村證券マン(売り手)思考ですね。

わざわざ新規募集の段階から投資するのではなく、一定期間が経過して後、パフォーマンス推移を確認してからでも十分ではないでしょうか。



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

野村ファンドラップ

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産

記事を読む

日本低位株ファンド

最新個別ファンド情報有料メルマガ(525円/月)はこちらから ↓↓↓ こんにちは、K2 I

記事を読む

GS フューチャー・テクノロジー・リーダーズ 愛称:nextWIN ・Aコース(限定為替ヘッジ)/ Bコース(為替ヘッジなし)〜野村證券〜【投資信託(ミューチャル・ファンド)】

こんにちは、眞原です。 今回は、2020年1月末から野村證券で新規販売され始めた投資信託(ミュ

記事を読む

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース毎月決算型(為替ヘッジなし)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回はファンド大賞201

記事を読む

オーストラリア・ニュージランド銀行 2017年6月満期 トルコリラ建社債

あなたの資産運用を無料診断(所要3分) ↓↓↓ こんにちは、K2 Investment の

記事を読む

NM世界金融債券ファンド(投資効率を考えた上で投資意思決定しましょう)

こんにちは、K2 Investment投資アドバイザーの眞原です。 今回は2016年7/1-2

記事を読む

ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)〜公益セクター投資と投資先選定の考え方〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は、野村證券の純資産

記事を読む

野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドルコース)毎月分配型

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で

記事を読む

欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で

記事を読む

ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)〜純資産総額1兆円超の投資信託(ミューチャル・ファンド)〜

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。 今回は純資産総額が1兆円を超えているラサール・グロー

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑