K2 Partners ビジネスパートナー募集中。証券マン、保険マン、FP、会計士、不動産コンサルタントなど

皆が強気!さぁ、日本株はバブルへ一直線!「いつ売るの?、今でしょ!」

公開日: : 最終更新日:2021/02/09 マーケット全般(株式、債券、為替)

 こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回のブログ記事は、マーケット(日本)について。

正直、アドバイザーの立場なので単に上げ下げをしている「短期マーケット」はあまり関心がありませんが、日本株に投資しているクライアントも中にはいるので情報をお伝えしたいと思います。

<日経平均株価チャート5年>Screen Shot 2015-05-25 at 17.46.46日経平均株価、上昇しています!

結論としては、いつ売るの?今でしょ!ということなのですが、個人投資家の悪い点は『まだ上がる「かも知れない」』という「上がる事に賭けて」、「下がることに意識が向かない」点です。そして、下落し始めると同時に「売る」という「安く買って高く売る」の株式売買の基本を疎かにします。常にマーケットを追い続けて上げ下げに翻弄され続ける以上は、資産は中々増えません。そういうマーケットに翻弄されず、また主観を排除する資産運用としてはドルコスト平均法を活用する海外積立投資のような中長期での資産運用が良いですね。

海外積立投資入門書(マニュアル)のダウンロードはこちらから(無料)

さて、日経平均株価が20,000円台を推移し「東証一部の時価総額、バブル期越え、一時過去最高」とニュースで流れたと同時に全然報道されていない「米投資会社サーベラスが日本撤退」というニュースが流れています。サーベラスといえば大御所の投資ファンドなのですが、この株高に見切りを付けたという見方ができますね。

また、1989年末の時価総額590兆円を超えた、というニュースについて「単純に株式マーケットが上昇基調+日銀が大量のマネーを刷って上昇」ということであって「日本企業が世界に素晴らしいイノベーションを興し、Appleブランドのようなブランド力を付けた」ということでは全くありません。

5/22に東証1部の時価総額が591兆円になり、5/25日(本日)は597兆円と、たった3日間で6兆円も時価総額が増えた・・・いや〜、この3日間で日本経済の実態は何か変わりましたか?

日本株式時価総額

1989年 590兆円
2000年 446兆円
2015年 597兆円(5/25)

外国人シェア

1989年 8%
2000年 43%
2015年 68%

外国人持株比率

1989年 4%
2000年 19%
2015年 31%

結局、日本の株価が上昇しても配当という形で外国人投資家を豊かにしているだけなのですね。

そして、各エコノミストなども大方がさらに「強気」になっている今日この頃です。

日銀
「今のところバブルの兆候無し」

NHK
「バブルではなく、地に足の着いた状態」

フィスコ
「バブルではない事が明らかになった日本株」

武者リサーチの武者代表
「年内に25,000円ぐらいまで行くと思う。たかだが2万円で驚くなんてとんでもない」

カブコム証券藤井アナリスト
「22,000~23,000円くらいのせてもおかしくない」

SMBC日興証券阪上株式ストラテジスト
「現状は企業の業績もついてきているので、利益に対して株価は必ずしも割高ではない」

地方公務員共済組合連合会板倉理事長
「まだバブルの水準だと思っていない、無理やり値を釣り上げているという批判は当たらない、実力に見合った相場にようやくなってきた」

SBIホールディングス北尾CEO
「見通しは非常に強気で22,000〜23000円までは簡単に上がっていく可能性が極めて高い」

BNPパリバ証券岡澤グローバルマーケット統括本部長
「日経平均株価2万円に心理的ハードルはあるものの、安倍政権の長期化や日銀による低金利政策などを背景に、日経平均株価3万円に向けた株高基調は続き見通し」

過去のバブル期に「これはバブルだ!」と言っていたアナリストや投資家はいましたか?(きっとごく少数でしょう)

「みんな強気=だから、バブル」

そして、バブルが弾けてから「あぁ、あれはバブルでしたね」というのが、彼らの立ち位置です。(マーケットサイドの証券会社の人間が「全員、全社が売り時です」と揃うことはまずあり得ません。全社が日本株を売り推奨して、日経平均株価を下落させるようなことはできないので。)

現在、各アナリストや株式市場関係者は大体「強気=株高が続く」と予想しています。

「皆が強気になる時は売りどき」と言う格言を忘れて熱狂している時こそ「バブル」と呼ぶのにふさわしいでしょう。

 





海外積立投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
海外積立投資には以下の4つの種類があります。

  • 最高5%上乗せボーナスを最初にもらった上で、200本のオフショアファンドで積立
  • 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立

関連記事

円安や円高に一喜一憂しない資産運用方法(今は1ドル=121円台)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の記事は為替に関連し

記事を読む

【為替】米ドルの優位性と日本円の価値下落(日本円しか持たない人は貧しくなる)

こんにちは、真原です。 久々に、米ドル日本円(USD/JPY)でも、ドル高円安の動き/トレンド

記事を読む

ホットな話題、CNY(人民元)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の記事は『為替(人民元)

記事を読む

なんでも「コロナ感染のせい」にできるマーケット環境

こんにちは、真原です。 今日はマーケット環境について。 (出典:日経電子版) どうやら、日

記事を読む

ソニー(6758)、26年ぶりの公募増資とCB発行で約4,400億円を調達!株価は9.1%下落。既存投資家からはネガティブ判断?

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回の内容は「ソニー(6

記事を読む

マーケット大幅調整ドスンと中長期投資とキャッシュポジション

こんにちは、眞原です。 先週末の北朝鮮の核実験(過去最大級)が尾を引いている週明けのマーケット

記事を読む

【マーケット(世界)】2018年12月26日は記録ずくめの「米国株式市場(S&P500指数構成銘柄の99.8%が上昇)」

こんにちは、眞原です。 今回は「マーケット(世界)」とは言え、昨晩(12/26)の米国株式市場

記事を読む

レアルなど新興国通貨やファンドに投資中の個人投資家が望むも望まないも米国の利上げはカウントダウン!AbnormalからNormal経済環境への回帰

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「為替」について。

記事を読む

【マーケット】ハードブレグジット(合意なきBrexit実施)への備えと海外送金〜英ポンド資産注意報〜

こんにちは、眞原です。 今回は、マーケット全般。 特に「「英ポンド(GBP建て)資産」を

記事を読む

ブラジルの格付け見通しが「ネガティブ」に!今後の格下げ可能性で投資適格級でなくなることに!?レアルの投資信託(ファンド)や債券にはご注意を。

こんにちは、K2 Investment  投資アドバイザーの眞原です。 今回は新興国通貨(ブラ

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑