ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンド

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。

今回は11/19〜27まで大和証券から新規募集販売されている『ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンド』の情報です。

　実は、去る11/19に2015年1〜10月の訪日外国人客数が1,101万人（対前年同期比＋27％）という発表がありましたが、10月単月の訪日客は127万人（対前年同期比＋37％）と1964年の調査開始以来最も多かったそうです。

日本国内でも現在ツーリズムビジネスが盛んになっていますが、世界（英国、トルコ、オーストラリア、韓国、米国など）でも同様の動きになっているので、事にこのファンドが着目しています。

さて、ファンドの特徴は、シンプルに1つです。

・日本を含む世界のツーリズム（観光、レジャーなど）関連ビジネス企業の株式への投資

ツーリズムに含まれる産業は、

オンライン旅行関連
総合リゾート
医療ツーリズム
MICE関連

とのことです。

具体的なモデルポートフォリオがこちら

　米国、日本、英国、フランスなどの先進国割合が高く、タイ（医療ツーリズム関連）や香港などの新興国も含まれています。

テーマや具体的なセクターがこちら

参考指数の世界トラベル・レジャー株式指数（Stoxx Global 1800 Travel & Leisure Index）と世界株式（MCSI World）のパフォーマンス比較推移がこちら。

　推移が右肩上がりなのは分かりますが、結局株式資産なのでパフォーマンスの差はあれど、世界株式との相関性（同じ動き方）をして推移しています。ですのでこのような伸びゆく資産は、海外積立投資などで月々一定金額をドルコスト平均法で買い続けるのが有効なファンドですね。また、総資産の中でリスクを抑えた運用を考える場合には、株式資産や債券資産と相関性が低いオフショアファンド（ヘッジファンド）資産を組み入れましょう。

現在のマクロでのマーケット環境は、実体経済が完全に追いつかない状態でドーピング的に株高となっている側面があります。それは欧州と日本の中央銀行による金融緩和策でマネーが溢れている状況だからですが、直近いち早く緩和策を止めた米国のようにいつかはEUも日本もその緩和マネーを引き揚げる時がやって来ます。（株式にはネガティブ）だからこそ、投資信託（ファンド）で資産運用をしている投資家は、単純に目先のマーケットの上げ下げに賭けて投機しないように気をつけたいものです。

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