ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド(3ヶ月決算型)
公開日:
:
最終更新日:2021/02/10
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
こんにちは、K2 Investment のマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は4月14日から三菱UFJモルガン・スタンレー証券から新規 取扱開始となった『ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド(3ヶ月決算型)』の情報です。
ファンドの大きな特徴の2つです。
1.)世界中のプレミアム・ブランド企業株式への投資(ハイブランド企業)
2.)3ヶ月決算型
それぞれを確認する前に、このファンドのパフォーマンス推移から確認します。
2006年から運用されている同ファンドですが、世界の一般的な他の株式資産と同様の変動を見せています。
より具体的な騰落率の数値がこちら。
それでは、それぞれの特徴を確認します。
1.)世界中のプレミアム・ブランド企業株式への投資(ハイブランド企業)
プレミアム・ブランド企業は独自のブランド戦略などから高価格帯でのサービス提供や高収益を実現している企業が多く、富裕層などの固定客(リピーター)がいる為、景気の波に影響を受けにくいという特徴があるようです。また他には新興国(中国など)の新興国の富裕層への裾野も広がっている点が後押しとなっています。
具体的なファンドのポートフォリオがこちら。
誰もが知っているようなラグジュアリーブランド(企業)ばかりですね。
詳細なポートフォリオ区分がこちら。
ファンドは「プレミアム・ブランド」というような名前ですが、単純化してしまえば「テーマ型ファンド」の世界株式ファンドということです。現在既に株式ファンドへ投資をしている投資家にとっては、同時に投資した場合では特に分散にはならない点には気をつける必要があります。
リスク・リターンがこちら。
リスク(ブレ幅)は、ほとんど他の株式資産と変わりありませんが、リターンの数字が他より優れているという点が異なります。
特徴の2つ目です。
2.)3ヶ月決算型
年間4回の分配金が出される予定です。この分配金を出さずにオフショアファンドのように完全に複利運用であれば、上述のファンドパフォーマンスで確認したような大きな差が生じるのですが、日本人用にアレンジされているので3ヶ月決算型となっています。
このファンドの運用会社であるピクテはこのような運用もやっていますが、本来は資産を守るスイスプライベートバンクで有名なプライベートバンクの一角です。投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は「テーマ型」のキャッチーさにとらわれず、自身のポートフォリオを確認してリスクを抑えた運用を考えてみてはいかがでしょうか。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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