ワールド・リート・オープン(資産成長型)(愛称:ワールド・リートN)
公開日:
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最終更新日:2021/02/10
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こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は昨日から運用が開始され、SBI証券や楽天証券から(NISA用として)募集販売されていた『ワールド・リート・オープン(資産成長型)(愛称:ワールド・リートN)』の情報です。
ポイントは大きく2つです。
1.)世界のREITへの投資
小売(ショッピングモール)、オフィス、住宅、ヘルスケア(病院や養護施設など)、産業用施設、ホテルなど
2.)NISA用として、年1回の分配
それぞれを確認します。
1.)世界のREITへの投資
小売(ショッピングモール)、オフィス、住宅、ヘルスケア(病院や養護施設など)、産業用施設、ホテルなど
一言に「REIT」と言っても、世界のREIT規模から考えると米国市場が最も大きなマーケットです。
現在、世界のマネーの流れとしては、リスクオン(株式資産やREIT資産、為替などの値動きが激しい資産への積極投資)状態にあります。
要因としては、各国の「金融緩和策」です。実質ゼロ金利下では、じゃぶじゃぶに溢れでたマネーは債券へ流れずに、REIT資産や株式などリスクを取ってでもリターンを得るという投資効率が図られます。また、実質ゼロ金利下において不動産業界にとっては追い風となります。
各資産における5年間の累積リターンがこちら。
株式との相関性が低いと謳われやすいREIT資産ですが、オフィスや住宅など様々なREITを保有しているので実際に株高の時にはともに上昇し、下落時には下落しているので相関性はあります。逆に、相関性が低いのはヘルスケア部門(ケアホームなど)のみに特化したオフショアファンドのオルタナティブ(代替資産)などが挙げられます。
2.)NISA用として、年1回の分配
このワールド・リートNは、その名の通り「NISA」で投資されるようにと投入されたファンドです。では、毎月分配型のワールド・リート・オープンの運用成績がどのような推移をしているかを確認します。
黒色チャートが毎月分配型の基準価額の推移で、現時点で分配金額の総計が8,105円ということです。
現在、NISA口座を開設して冬のボーナスをNISAで運用する動きがありますが、投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は、投資効率が良くリスクを抑えた運用を前提として、自身の年間平均リターン目標に沿う資産を持たれる方が良いですね。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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