14,000人の海外居住者が選ぶ最終的な移住先(世界トップ10の住み良い国々)〜これから海外移住を考える人へ〜
公開日:
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最終更新日:2016/11/22
海外情報
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
有り難いことに、以前にこのブログでお伝えした海外居住者(またはこれから海外移住を考える人、現地駐在員や日本に見切りをつけて伸びゆく国で豊かな生活を目指す人)向けに情報発信したこちら↓のブログが好評でしたが、
※世界の生活費が高い30都市ランキング〜海外居住者や海外駐在員や海外居住を考える人の生活と資産運用のご参考〜/日本人海外居住者の資産運用方法
今回は2015年度版195ヵ国出身の14,000名を対象とした海外経験を下とする質問への回答から算出された「最終的な目的地(The Top Expat Destination 2015)」をお伝えします。
百聞は一見に如かず、まずはこちらからチェックしてみましょう!
トップ10がこちら
1. Ecuador(エクアドル)
2. Mexico(メキシコ)
3. Malta(マルタ共和国)
4. Singapore(シンガポール)
5. Luxembourg(ルクセンブルグ)
6. New Zealand(ニュージーランド)
7. Thailand(タイ)
8. Panama(パナマ)
9. Canada(カナダ)
10. Australia(オーストラリア)
多くの日本人が想定している「住みやすい国」や「住みたい国」とは若干異なる国々が入っていますね。オフショア投資で有名なルクセンブルグが入っているのが興味深いです。
そもそも日本国内で流されている「〜の国への移住がホットです」のようなマスメディア情報は広告主との利害関係でのバイアスがかかっていることが多々あるので参考程度にする方が賢明だと思います。むしろ、こういう海外発信情報(集計母数が多く多岐にわたるデータ)の方が(個人的に)私はいくらか信用できます。
195ヵ国出身の14,000名に尋ねている質問項目は、例えば仕事の機会、給与報酬、生活の質、安全性といった項目だそうです。
そしてトップ3に選ばれた国々についての理由としては、
・生活コストが低く高い生活水準(1位:エクアドル)
・居所や文化への順応が容易(2位:メキシコ)
・高い仕事の満足度と共にワークライフバランスの良さ(3位:マルタ共和国)
が挙げられています。
もちろん主観的なデータも多いと思いますが一つの参考にはなるのではないでしょうか?
移住や駐在などにおいて、実際に自分が現地国へ行って「合う」「合わない」「好き」「嫌い」という感情面がありますし、実際その生活水準やワークライフバランスがどうなのかという現実的な面があります。
日本人の多くは「日本国内で満足(サービスの質、安全性、国民性、食事など)」という人が圧倒的だと思います。それはあくまで日本スタンダードであって、一歩日本を出ればそれらを違う国で求めるというのはかなりお株違いだと私は考えています。そして当然のことですが「日本の生活の常識」は国が違えば大いに違います。
例えば、日本国内で満員電車に揺られながら往復2時間近くかけて疲弊しながら毎日の生活を送る人生もあれば、他国へ移住してワークライフバランスを充実させる人生も”自分の選択次第”では可能な訳です。
幸いな事に私の友人の中には世界一周をしている友人が何人もいるので私自身が行ったことがない国々についても色々良く教えて貰えます。世界一周をした友人でも「日本が一番良い」という人もいます。彼らは実際に比較検討した上、結果的に自分に合うそういう判断をしてますが、日本しか知らない人が例えば現地国に行ったことも無い、まして実際1週間や1ヶ月以上も住んだことがない国に対して、自分にとっての「良し悪し」を判断するには時期尚早では?とも思います。
「衣」「食」「住」という生活の根本部分に関わる「住」ですが、もはや老いゆく日本という国だけに囚われる時代ではないと思います。またこれは資産運用においても同じことが言えて、特に海外居住者は海外(オフショア投資)で良いパフォーマンスを上げているオフショアファンドが多いので、わざわざ敢て日本国内へ投資しようという気が起きなくなるようです。(また海外居住者は国内証券口座などを閉じる必要があるため海外で運用をしている訳ですが、結果的に良かったということですね(苦笑))
(知ることと知らないことの差は大きいですが)居所や資産運用だけでなく、どのような選択を自分自身で責任をもってタイミング良く決断するかによって本当に人生(人生の可能性)は大きく変わりますね。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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