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日経平均株価が終値で15年ぶりに2万円台回復!(日本株に強気な方々)

公開日: : 最終更新日:2021/02/10 マーケット全般(株式、債券、為替)

今回の内容は『日本の株式マーケット』について。

Screen Shot 2015-04-22 at 20.00.40本日の東京市場で日経平均株価が15年ぶりに、終値ベースで2万円台を回復しました!

こういう大台を突破すると、メディアや週刊誌、日経新聞などはこぞって「2万5千円へ!」「今から買ってイイ銘柄、悪い銘柄」、「さぁ、株式投資の流れに乗り遅れるな!」などという強気な方々が現れるのが世の常です。

ハッキリ言って日経平均株価が8,000円台を割り込んだ2009年や安値近辺にあった2011年で投資出来なかった人は株式投資は向いていませんし今から参加したとしても高値掴みになるでしょう。何せ、株式は「安い時に買って、高くなったら売る」が基本ですので。(逆に今は、日本株式の下落や暴落に賭けて空売り(=ショートボジション)を積み上げている投資家もいますが・・・。)

さて、日経平均株価が2万円台になって、急にお金持ちになった人はいますか?
割合としては少ないと思います。なぜなら株式を保有しているのは特に高齢者世代がメインだから。つまり、ほとんどの日本人(特に40代以下の若い世代)は株式保有率が低いので、株高の恩恵はほとんど受けられていないというのが実情だからです。

株式市場は盛り上がっているものの、現役世代の目先の給与は増えておらず、むしろ円安による物価高や社会保障費の増大と、家計は世の中の株高とは裏腹な感覚だと思います。それもそのはず、株価はあくまで景気の先行指標であって一般的に景気のピークに対して約9ヶ月、景気のボトムに対して約4ヶ月先行しているものとされています。

さぁ、ここから株価指数は上昇するのか?日本株に強気な方々(マーケット関係者)はこう見ています。年末と2016年年始に是非とも再度確認してみて下さいね。

・藤戸則弘氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資情報部部長)
原油安に言及。企業業績の回復の期待から「年末には2万1,000前後まで行く可能性がある。」

・武者陵司氏(武者リサーチ代表)
「年内に2万5,000円位まで行く。2万円で驚くなんてとんでもない」

・門司総一郎氏(大和住銀投信投資顧問)
「15年末に高値2万6,000円(日銀のETF購入やGPIFの日本株組入比率の引き上げで)」

・北尾吉孝氏(SBIホールディングス)
「見通しは非常に強気。22,000~23,000円までは簡単に上がって行く可能性が極めて高い。」

・若生寿一氏(野村證券エクイティ・マーケット・ストラテジスト)
「15年度末には2万2,000円」

・木野内栄治氏(大和証券チーフテクニカルアナリスト)
「9月に2万2,000円を目指す」

と、様々な「ヨミ」がある中で、日経平均株価はあと10%くらいは上昇する余力があるというのがコンセンサス(意見の一致)のようです。しかしながら、仮に22,000円などを超えてくると、彼らは自分の意見を修正して「25,000円〜28000円」などと更に引き上げてくるのでしょうけど・・・。(「誰も」過去のこのようなヨミの数字なんて気にしていないし覚えていない。)

もし「今から日本株の投資だ〜!」と意気込んでいる場合には「なぜ日本株式が上昇しているのか?」「売買しているのが誰なのか?」「上昇の理由は何なのか?」などをよく調べ、分析してからにしましょう。まして中長期投資で考えている場合、このタイミングで始めようとするのはいかに「リスク(ボラティリティ=上下のブレ幅)が大きいか」は過去のチャートを見ても分かります。

今からは完全なるチキンゲーム(誰が先に売り逃げて、買い続ける勇気と資金力があるか)になってくるでしょうね。個人投資家は歴史に学びながらも中長期での資産形成を心がけましょう。





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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