【為替】ヘッジファンドは先行き円安観測!個人投資家は「円以外の通貨分散(外貨保有)でリスクヘッジ」を。
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気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
こんにちは、眞原です。
今回は、為替動向について。
どうやら、明日の日銀の金融政策決定会合で、(先行きとして)「円安に進む(円弱気派)」が久しぶりに増加している、ということです。
(出典:Bloomberg)
ヘッジファンド(オフショアファンド)による「先行きの円相場見通しの弱気」が、この「ショート・ポジション」に現れています。
先週末時点で、2018年2月以来の「ネット・ショート(売り越し)ポジション」が最大となっています。
目下、ドル円で1ドル=111円台となっていますが・・・、
明日の日銀の金融政策決定会合後の黒田日銀の会見で、もし今後の「日本の金融政策の見直し、修正、見通しの調整」などが示唆されれば(・・・現時点で既に示唆される、と多くのマーケット参加者は読んでいるのですが・・・)、それを受けて今後の日本国債マーケット(金利動向)、為替マーケット、あとは株式市場にも。波乱大波要因となってくるでしょう。
なので、明日の金融政策決定会合後の黒田日銀総裁の会見は、要注目です。
<2018年これまでの金融政策決定会合結果>
(出典:IECONOMICS)
今の水準は「円安」とは言い難い状況においてすらも、
「既に、個人投資家(特に、円資産しか持っていない人)が、この円安トレンドで貧しくなっている」
のは言うまでもありません(安倍政権下になって20%程度は円安で(円の価値が下落)コストプッシュ・インフレ状況なので・・・)。
この円安に個人投資家(円資産しか持っていない人)が備える方法としては、口酸っぱく言い続けていますが、
イチに外貨保有、外貨への分散
二に、資産分散
しかありません。
為替動向はシーソーです。
誰か(国のおエライ方々)が嘯く「外貨保有はキケン」なんてトンチンカンな話を信じるのではなく(むしろ、1つの通貨=円しか持たないことこそ、資産運用においてはキケンなのに!)、常に「分散(マルチカレンシー、特にUSDを中心に持つ)」ことを心がける、行動することで、資産を守り、殖やしていけるのです。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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