【投資信託（ミューチャル・ファンド）】JPMザ・ジャパン・ベストアイディア 〜野村證券〜

こんにちは、真原です。

今回は野村證券から7/9-23まで新規販売されている『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』の情報です。

(出典：野村證券 HP)

販売用資料にこの投資信託（ミューチャル・ファンド）の詳細はあれこれと書かれていますが・・・、

投資家目線でこのファンドのポイントを大まかに絞ると、

1.）日本株への投資（適格機関投資家専用 GIM Best Idea Motherfundを通じて）
2.）ベンチマークは、TOPIX（配当込み）
3.）J.P.Morgan 運用チーム次第（ボトムアップ・アプローチ方式）

の3点です。

具体的なモデルポートフォリオがこちら

モデルポートフォリオは約45銘柄。

組入上位の業種は、

電気機器
金融（銀行/証券）
情報通信

で、時価総額別構成比率は、

1兆円以上：38.5％
3,000億円〜1兆円未満：21.7%
1,000億円〜3,000億円未満：25.6%

と大型銘柄がメインで、

組入銘柄としては

SBIホールディングス
SUMCO
任天堂
アドバンテスト
アンリツ

などが挙がっています。

毎度のことですが、新規ファンドのパフォーマンスは分からないので・・・、類似ファンドのパフォーマンス推移が掲載されています。

当然、販売用資料なので「ベンチマーク（TOPIX）よりも良いパフォーマンス」が記載されています。

なので、このパフォーマンス推移は、あくまでも「参考程度」に見ておきましょう。

ちなみに、私自身はこのJP Morganの運用担当者（ファンドマネージャー）には優秀な方が多いと思っていて、例えば、別の日本株のアクティブファンドで「JPMザ・ジャパン」という昔設定販売されている投資信託（ミューチャル・ファンド）がありますが、既に19年間の運用で基準価額は約6倍（設定来約558％騰落率）になっています。

同ファンドは、正直今でも運用成績は良いので、個人投資家がもし投資信託（ミューチャル・ファンド）で投資する場合には、こういう過去のトラックレコードがある投資信託（ミューチャル・ファンド）を選んで投資すべきだと思います。他は、ETFで十分。

つまり、今回のように、トラックレコードがない新規の投資信託（ミューチャル・ファンド）にわざわざ投資する意味が私には分かりません・・・。

なので、新規設定のタイミングでなく、ファンドのトラックレコードを一定期間見た上で投資判断をすれば良いと思います（※ちなみに、仮に基準10,000円から下落して9,000円になっているらタイミングで投資できたら「ラッキー/安い」という話でもありませんのでご注意を）。

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