ただいま海外積立投資ボーナスキャンペーン中

【為替】2018年以降はぐんぐん「円安(円の価値目減り)」に!?「壮大な社会実験」の先にあるものは資産課税?

公開日: : 最終更新日:2017/12/13 富裕層の資産運用, 気になるホットニュース(妄想・制度・規制)

こんにちは、眞原です。

今回は、為替事情と私の誇大妄想について。

日本時間の明日の早朝(午前4時30分)には、米FRBイエレン議長の最後の雄姿となるFOMCが行われます。

マーケットでは「米国の利上げ」を折り込み済み

ドル円為替推移としては「大きな動きにはならないのでは?」と想定していますが、短期的に1ドル=113円台後半〜114円前半に収まるのではないでしょうか。

さて、今週には米FRBの他、今週はノルウェー中銀(NorgesBank)、イングランド銀行(BOE)、 欧州中央銀行(ECB)、 スイス国立銀行(SNB)などが2017年最後の金融政策決定があるので、来年以降の見通しがより明らかになってきます。

ポイントは、

1.)金利を上げる=インフレを抑える=景気が良い=為替は買われ易くなる

2.)BOJ(日銀)だけが、金融緩和を積極的に継続=日本円が弱くなる(円安)

3.)行く先は、預金に対する「資産課税」か?

です。

ポイント1.)金利を上げる=インフレを抑える=景気が良い=為替は買われ易くなる

そもそも、

なぜ金利を上げるのか?

と聞かれると、その簡単な回答は、

景気が良くて、インフレ(物価上昇)になってきていて、急激なインフレは困るから、金利を引き上げて、景気を少し冷やす

です。

ざっくりですが、そういうもんだと思ってください。

その「利上げ」の先頭を走っているのが、今晩も利上げするであろう米国(FRB)。

09年の金融危機(リーマン・ショック)の震源地となった米国経済(株式市場も)がもっとも「ホットな状況(加熱)」という状況です。

<S&P500指数1995年以来テクニカル分析では「買われ過ぎ」シグナル点灯中>

(出典:Bloomberg)

そして、米国だけではなく、既に英国(BOE)も金利を引き上げていますが、2018年以降は各国の中央銀行が徐々に追随して「金利」を上げていくという見方が年末に出てきました。

<金利ゼロはもう2度とない(日本を除く)>
(出典:Bloomberg)

白色:FRB(米国)青色:ECB(欧州中銀)赤色:BOE(英中銀)紫色:SNB(スイス中銀)黄色:Norges Bank(ノルウェー中銀)

です。

世界的に景気回復している最中ですが、2018年以降はゆるやかに各国の中央銀行の「利上げ」が予測され始めました。

ただし、

日本(BOJ)を除いて!!

面白いですよね、上のチャートでは、なぜかBOJだけが記載されていません(苦笑)。

意図があるのか無いのか・・・、いえ、単に「利上げ見通し」が無いからということにしておきたいですが・・・。

ポイント2.)BOJ(日銀)だけが、金融緩和を積極的に継続=日本円が弱くなる(円安)

冒頭に戻ると、

本来、景気が良ければ「利上げ」をする

はずですが、日本は真逆のことをしています。

とりあえず「利下げ」には限界があるので、継続して金融緩和策を行うことで「日本国債」や「日本株式ETF」などを日銀が買って、マネーをマーケットに供給して景気刺激をしているということです。

景気刺激中=つまり、対して「景気が良い」訳ではない

のです。

世界的に見ても、日本(日銀=BOJ)だけが、金融緩和策を続けている結果「金利は低いまま」です。

しかし、冷静に為替を考えると、

経済学的には「金利が高い為替」が買われ(高くなる)、金利が低い通貨(日本円)は売られる(安くなる)
=ドル高/円安=(円しかもっていない人は)貧乏になる!

という政策なのです。

http://toushin-shisan.net/2016/01/post-4257.html

上で見たように、2018年以降、日本(日銀/BOE)を除く、各国の中央銀行が利上げをしていけば、わざわざ金利が低い「日本円(JPY)」を好んで買おうという動きにはならず、「円安」が進行していくというのは容易に想像できるのです。

なので、円安のリスク(円資産価値の目減り)を防ぐには、

・ドル資産
・他の為替資産

を保有することです。

USDを中心とする外貨建てで運用する海外投資(オフショア投資)はそのリスク回避の投資方法として使えますし、まして下記のポイントでみる「資産課税」を防ぐにはスイスプライベートバンクに資産を退避させておくというのも賢い資産家の資産防衛策でしょう。

ポイント3.)行く先は、預金に対する「資産課税」か?

何かと「税金」を取りたがる財務省(の高級官僚)や政治家ですが・・・、

今後、個人的にありえる「税金(課税)」の1つとして、個人の預貯金に対する「資産課税」を想定しています。

そしてそれに力を貸しているのは、現在も日銀(BOJ)が行っている「出口方針を示していない金融政策(金融緩和)」で、それはまさに「壮大な社会実験」だと個人的に思っています。

<日銀の長期国債保有残高>

(出典:Bloomberg)

この「壮大な社会実験」によって、誰も予測できないような「未曾有の経済破壊(政府による個人からの富の搾取)」が行われるのではないかという危惧に他なりません(「政府からすれば、個人から国への資産の移転」という響きの良いものでしょうけれど!)。

http://toushin-shisan.net/2016/08/post-5413.html

たんまり溜まった国民の預貯金(約1,800兆円)がある以上、「日本の将来」を考えるアタマの良い高級官僚や政治家が討ってくる「手」は、「資産課税」にせよ「仮想通貨」導入など何でもありでしょう。

http://toushin-shisan.net/2017/12/post-8460.html



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

2018年開始のOECD諸国の情報交換制度〜HSBC香港口座などの海外銀行口座を持つ日本人は要注目〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は「2018年(平成

記事を読む

短期は意味なし?2015年度みんなの年金(GPIF)は、5兆3,098億円のマイナス運用(自分でも年金プラスアルファ老後資金準備はいち早く!)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 本日8/3の内閣総辞職(

記事を読む

日本人のパスポート保有率は23.0%!ガラパゴス化が進む日本国内で海外金融サービスを知る術は?

こんにちは、眞原です。 今回は気になるニュースから。 ちょうど先週末にオフショアの(当然

記事を読む

【海外情報】世界中の旅行者本Lonely Planet 〜世界の旅行先ベスト10(2019年版)〜

こんにちは、眞原です。 今回は、海外情報。 海外に出ると改めて「日本(文化、人、サービス

記事を読む

激震に備えよう!備えあれば憂いなし!ギリシャがデフォルトした時のシミュレーション

こんにちは、K2 Investment  投資アドバイザーの眞原です。 今回も前回に引き続き「

記事を読む

5,000ドル突破のビットコインの出口戦略(USD資産へのコンバート方法)

こんにちは、眞原です。 今回は、ビットコイン(暗号通貨)について。 (出典:Bloomber

記事を読む

【財政問題】「国債」がリスクウェートゼロで無くなるかも!?(金融機関へのダメージ)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回のブログでは、日本の

記事を読む

アベノミクスで年収が増えた人?(2015年夏のボーナス見通しと値上がりするモノ)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は皆さんお楽しみ「2

記事を読む

舛添都知事は「オフショア」をご存知ですか?国際金融センターを日本橋へ、そして「アジアの拠点」奪還を目指す、との考えに物申したい。

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 昨日、上海のフィナンシャ

記事を読む

世界の革新的大学トップ10ランキング!高校生の親御さん必見!日本の大学は軒並みダウン(REUTERS)

こんにちは、眞原です。 今回は、小さいお子さんから高校生のこどもを持つ親御さんにとって重要な情

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    • まだデータがありません。

    PAGE TOP ↑