ソフトバンク株式会社 第47回無担保社債（社債間限定同順位特約付）/大和証券

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こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は、現在（6/4〜17）に大和証券から募集販売されている『ソフトバンク株式会社 第47回無担保社債（社債間限定同順位特約付）』についてです。

それでは条件を確認します。

発行体（債券名）：ソフトバンク株式会社 第47回無担保社債（社債間限定同順位特約付）
利率　　　　　　：1.00〜1.60%/年間（仮条件：6/3に条件決定）
利払日　　　　：年2回　6/18と12/18
単位　　　　　　：100万円単位（単位）
通貨　　　　　　：日本円（JPY）
格付　　　　　　：A-（JCRから取得予定）
期間　　　　　　：5年
償還日　　　　：2020年6月18日

よくある社債です。

ソフトバンクは「2015年1月には劣後債」また「2014年には同様の社債を発行」して資金調達に動いています。昨年の債券についてはこちらをご覧頂くとして、

『ソフトバンク株式会社第46回無担保社債（社債間限定同順位特約付）愛称：福岡ソフトバンクホークスボンド』について

個人投資家が考えなければいけないのは「満期時の2020年」という年についてです。

2015年も6月に入ろうとしていますが（2015年も残り7ヶ月余り）、この社債が満期を迎える際には東京オリンピックが開催される頃です。この5年間で「（仮に）この債券の上限金利1.6％の金利を取ったとしても、単利円ベースで1,000万円投資して、80万円です。（今の円レートや物価換算）

一方、一応日銀が2％の物価上昇目標を掲げている以上、インフレ傾向が強まれば円資産価値は目減りします。加えて、為替が1ドル＝122円（5/26日時点）ですが、当面はドル高円安傾向が強い中で「円の価値目減りリスク」をヘッジ（回避）することを個人投資家が考えた場合、円資産ではなく、資産分散の1つとして「外貨資産」で投資する方が合理的な考え方になります。今後ますますドル高円安になって、国内で悪いインフレになっていけば、今の「1,080万円」は、もはや1,080万円の価値ではなくなるのです・・・。

今の状況とこれから数年間の状況や今の資産内容を踏また上で、同じ「投資期間」をいかに活用するか？目先の金利だけでなく、分散投資とリスクヘッジを心がけて資産運用しましょう。