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お金があるから資産運用をする、お金が無いから資産運用が出来ない。そういう固定概念は捨てませんか?

公開日: : 最終更新日:2015/07/09 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回のカテゴリーは「資産運用の基礎」について。

本当によく耳にする「お金がないから資産運用ができないという固定概念」を捨てましょうという内容です。

誰しもが初めは資産運用初心者、それはまるで初めて補助輪無しで自転車に乗る時と同じ

Screen Shot 2015-06-24 at 23.49.47「初めてだから」と言う人も多いのですが、誰もが初めは資産運用が初めてです。これは資産運用のみならず、何でもそうです。

幼いころに自転車に補助輪なしで乗るというのは、誰しも初めての経験だったはずです。それは何度も転びながら、膝をすりむきながらペダルを漕ぎ、ブレーキの掛け方やカーブの曲がり方を覚え、経験値を積んで今では当然のように自転車に乗れる訳です。

仮にこれを指を加えて「乗れるようになりたいなぁ〜」と、自ら乗ることもせず、ペダルを漕ぐこともせず、だったら乗れない訳です。そうしているだけで、放課後の時間はあっという間に過ぎて夕飯時間になり家に帰らなくていけません。(時間の浪費)

全く同じことです。
誰しもが初めてで、その中で情報を得ながら試行錯誤をし資産形成をしていく、それが資産運用です。

資産運用未経験者のありがちな誤った思考法(お金が増えない思考法)

・お金が無い=だから、資産運用が出来ない。

→これは「完全に誤り」です。そもそも「お金ある、ない」の定義は何でしょうか?100万円あれば「ある」と思う人もいれば、1,000万円でそう思う人もいます。1億円でも「無い」と感じる人もいれば、10億円あって「ある」と思う人もいます。要は「ある・無い」は単なる主観であって、資産運用が出来ない、できるの理由ではありません。(「無い」という固定概念にとらわれて資産運用を始めないだけです。)

では、いつになれば「ある」状態になるのでしょうか?
ボーナスが出てから?退職金が入ってから?相続で資産を引き継いでから?贈与で貰ってから?これらは全て「他者(偶発的)が介在」して受身的です。要は今まで「無かった」状態から、突如「ある」状態になるパターンです。

このような人の傾向は、急に「ある」状態になって銀行口座や証券口座にそれまで見たことの無い資金が入りアタフタし、それを見透かしたかの如く銀行マンや証券マンに「オススメ」された投資商品に投資をするという「受け身」から始まってしまいます。結局「よく分からないまま始め、よく分からないままギャンブル的に儲かった・損した」という短絡的な考え方しかできなくなってしまうので要注意です。

・日々の仕事が忙しいという理由で資産運用を考えることが出来ない。

→一理あります。特に現役世代は、毎日朝から晩までクタクタになるまで週末まで働き、平日にあれこれ資産運用について考える暇はありません。ただただ、冷静に考えなくてはいけないのは必ず誰にでもやってくる「退職後の世界(月々のサラリーが無い状態)」です。

ただそれでも、「日々の忙しさ」を理由にしているサラリーマンの方は60や65歳で退職するまでの約40年間の現役時代において、毎日仕事だけの事を考え、資産運用や世界中で起こっている事の情報を取らずを、何も試さずに40年という時間を過ごす事になるのです。そして突如それまでの苦労の証でもある退職金(まとまった資金2,500万円など)を手にしてから残りの人生で使う資金を急に運用し始めます。もしくは1ヶ月や2ヶ月で金融機関が開催するセミナーや資産運用の本を読み始め浅い知識や経験で始めてしまうのです。それまで、40年近く「勉強し実行できる時間」があったにも関わらず・・・。

「時間」は2度と戻ってきません。そして、急に今まで持ったことのない退職金などのまとまった資金を急に受け取り、それまで1,000万円まで元本保証だった銀行預金や郵貯金しか知らなかった状況から、急に銀行マンや証券マンオススメのリスク商品にその虎の子資金を投じるようになります。実に要注意です。

・経済や金融、政治動向や歴史に興味が無く、ワイドショーや週刊誌が大好き

結局、日々の仕事にしろレストランでの食事にしろ、資本主義や貨幣経済である以上は誰もが「経済活動」の中で生活しています。よって、日本の経済動向や企業活動状況、世界の経済動向や政治動向などあらゆる情報が自分たちの生活に直結し、また資産運用にも直結しているということです。卑近な例で言えば、日々の通勤電車も「乗車賃」は電鉄会社の売上になり、乗客はサービスを買っているという経済活動です。なので、経済活動の中で生活している以上「経済や金融が分からない、知らない」というのはオカシナ話で、日々の生活でも経済活動的な情報の取捨選択をしているのです。また資産運用においても世界中様々な情報を取捨選択していく必要があり、結果経済や金融、政治動向や歴史などに感心が低い場合は要注意になります。

どうすれば資産運用を始められるのか?

・まとまった資金がない場合は、特に現役世代は月々の給与で始める

例えば、35歳のサラリーマンが額面の給与で30万円あるとして、そこから10%の3万円を預貯金や積立投資に回せるとします。

3万円×12ヶ月×ゼロ%金利=36万円

これを25年間(退職まで)すると、36万円×25年=432万円となります。結局銀行に月々預貯金してもゼロ金利なのでほとんど増えません。一方で、例えばこの資金を海外積立投資や他の積立投資で運用した場合はどうでしょうか?海外積立投資では3万円/月々積立投資できるのであれば、満期まで必ず2%の金利が複利で付くので、

3万円×12ヶ月×102%=36.72万円

これを同じく退職まで25年間続けると、36.72×25年=918万円となります。これが時間を味方に付けて資産運用をする効果です。一見25年というのは長い歳月に感じますが、その25年の間に「積立投資」をしている以上、自ら主体的に経済状況や金融情報また運用しているファンドや為替などあらやることへのアンテナが高くなります(資産運用をしていない人と較べて)。25年間という時間を資産運用の経験することで、退職後からの資産運用についての情報量や経験値が圧倒的に違うのは間違いありません。

・現預金(流動性資産)と運用資産を分けて考えること

とにかく単純に資産運用を始めれば良いのか?ということではありません。流動性資産(現預金=キャシュ比率)と運用資産は切り分けて考える方が良いです。とは言え、現預金(キャッシュ)で大きな資金が必要な人生のシーンは実に限られています。例えば、住宅ローンの頭金、車のローンの頭金、旅行代金、冠婚葬祭、怪我入院、養育費などですね。

また、よく聞くの「万が一」があった時にという言葉がありますが、万が一の場合は「加入している保険」で賄えるのがほとんどです。その為に保険に加入している訳なのですから・・・。

そう考えれば、単純に何も考えずに預貯金している(金利も何も付かないお金)は、何も生み出さず且つインフレで価値目減りそして資産運用の時間と経験を失うという機会損失以外なにものでも有りません

※結局、実質賃金は24ヶ月連続でマイナス!安倍政権下の2年間は「円の価値が下落し貧しくなっている」という事実。通貨分散せずに日本円(JPY)しか持たないリスクに気付いていますか? / 投資と社会事情の関係

改めて書くと、時間は有限かつ2度と戻ってきません。
限られた時間を有効活用すべく月々少しずつでも資産運用を始める方が今後の人生を豊かにする可能性を高めることになるでしょう。





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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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