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【号外特別号】フィデリティ・USハイ・イールド!さぁ、米国の利上げ前?ハイイールド債券ファンドに投資している投資家の判断は??

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は号外特別号と題して、未だに日本人個人投資家が多数投資している『フィデリティ・USハイ・イールド』の情報をお伝えします。Screen Shot 2015-09-11 at 14.09.44このファンド、1998年から運用されているので所謂、老舗ファンドです。ではなぜ、そんな老舗ファンドを取り上げたか?というと・・・

1.)米国の利上げ観測(9/17に利上げか?)

2.)運用の見直し

3.)証券マンや銀行員の分配金セールストークに乗っていないか?実際のリターンは???

という点を、敢て今の時期にお伝えしたいからです。

ファンド全体の商品性の説明や今後の見通しなどについてはこちらの動画に譲ることにします↓

なぜ、米国の利上げがB格付け(信用度が低い)ハイ・イールドにとってネガティブなのか?を考えたことはありますか?

利上げがされると、自ずと現在実質ゼロ金利の米国債に金利が付くことになります。(そういうものだと思ってください)

結果、

1.)安全資産の米国債を買おう(投資しよう)という流れになり、リスク(上下のブレが大きい)ハイ・イールド資産が売られやすくなる。そりゃ〜、信用度が低くリスクが高い資産よりも安全資産で僅かながらでも金利が付く米国債に投資しようというのが合理的な考え方です。

2,)金利が上がると、企業にとっては債券発行コストが増加します。結果、社債やハイ・イールド債券を発行する企業にとってはネガティブな要因となるので、そのネガティブさを避けるためにハイ・イールド債券を売却しようという流れが加速します。

以上より、利上げはハイ・イールドにとってネガティブになります。

2.)運用の見直し

Screen Shot 2015-09-11 at 20.04.33結果、ファンドのベンチマークよりもリターンが振るわず、わざわざ高コストのこのファンドに投資せずともコストが安く済むベンチマークに投資していれば良かったじゃないか!となる訳です。つまり、このファンドは「金融機関で人気(=販売しやすい)」けれども実際「ファンドの運用は、下手くそ」という事実に気付いていない日本人個人投資家が多いということです。

確かに、ハイ・イールド資産は金融危機(リーマン・ショック)や欧州債務問題(ギリシャ危機)を経てもなお、中長期投資において上昇し続けている(右肩上がりの)資産なので、日本人個人投資家の総資産の中のポートフォリオに組み入れておく方が良い資産です。ただ、このようなミューチャルファンド(投資信託)への一括投資ではなく、中長期でコツコツと月々一定金額を積立投資できる海外積立投資などの積立投資の方が投資効率として良い資産になります。(複利効果とドルコスト平均法)

※海外積立投資についてはこちら

米国の利上げ観測がある以上(来週9月17日or10月or年内?)、ハイ・イールド債券の資産つまりこのファンドにとって、短期的にネガティブ要因になってくるので運用の見直しのタイミングに差し掛かっています。

3.)証券マンや銀行員の分配金セールストークに乗っていないか?実際のリターンは???

Screen Shot 2015-09-12 at 02.59.11

【基準価額】5,094円(9/10時点)
【分配金累計額】10,490円
【純資産総額】1兆812億円
【分配金/月々】70円

チャートを見る限り、純資産総額が増加しています。が、基準価額が下落の一途です・・・。1998年の運用開始から17年、年間平均リターンはわずか2.6%程度に甘んじています。結局2.6%程度であれば、外国債券に投資している方がリターンは良かったでしょうし、海外積立投資必ず貰えるボーナス金利(最大5%)を貰ってコツコツと積立投資している方が良かった、ということになります。

目先の「分配金」は、個人投資家のパファーマンスにとって本当に無意味(投資効率が悪くなるだけ)なので、冷静に実際のリターンを見極めて中長期での投資を心がけましょう。

さぁ、来週9/17は、米国が利上げするかしないか、利上げしてもしなくとも為替、金利(債券単価やハイイールド債)、株式市況に大きなインパクトを与えるリスク(可能性)が高まっているので、このファンドに投資している個人投資家は冷静に「投資し続けるのか」もしくは「リスク回避の為にとりあえず売却するのか」の判断に迫られるところかと思います。もしお悩みの場合にはこちらからご連絡ください。

※眞原への直接相談→こちらから





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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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