東京海上・US優先リートオープン(為替ヘッジなし・あり)愛称:Uリート
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最終更新日:2021/02/09
日本の投資信託(ミューチャル・ファンド)やETF
国内ファンド解説
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。
投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家へ情報をお伝えしています。
今回は1/6〜29まで三菱UFJモルガン・スタンレー証券から新規募集販売されている『東京海上・US優先リートオープン(為替ヘッジなし・あり)愛称:Uリート』の情報です。
大きな特徴がある訳ではありませんが、今の支流が「優先リート」という印象のファンドです。各証券会社から同様に優先リートファンドが販売されているので、チェックしてみても良いでしょう。
大和証券『DIAM米国優先リートファンド<為替ダイナミックヘッジ><為替ヘッジあり・なし>』
さて、今回のこの「東京海上・US優先リートオープン(為替ヘッジなし・あり)愛称:Uリート」の特徴です。
1.)優先リートへの投資
2.)為替ヘッジあり、なし
優先リートは特徴上、A.相対的に高い利回り、B.債券に近い特性、C.配当、弁済順位が普通リートに優先するということで、投資妙味があるということのようです。
配当利回りの違いがこちら
パフォーマンス推移の違いがこちら
リスク(ボラティリティ)は優先リートの方が普通リートよりも低く、リターン/リスク(年率)も高いようなので、効率的な運用がされているということです。
モデルポートフォリオ(42銘柄)がこちら
一言で「リート」とまとめても、セクターの各組み入れ比率などによって株式資産や債券資産との相関性があるので、投資しているリートファンドがどういうセクターのポートフォリオへ投資しているかをしっかり確認しておきましょう。もし株式や債券と相関性を低くするにはヘッジファンド(オフショアファンド)やオルタナティブ(代替資産)への投資が必要になります。
真新しい特徴があるファンドではありません。「優先リート」というあまり見聞きしない言葉に単純に飛びつかないようにしたいものです。特に、既に投資信託(ファンド)で資産運用をしている投資家は、何かしらのリートへの投資をしている場合があり、結局はリート資産に違いはないとという認識が必要です。
2015年内半ばには米国金利の上昇が見込まれているので、相対的にはリート資産や不動産セクターへのネガティブ要因となってきます。むしろリート関連は先に利益確定をして、ポジションを整える準備段階に入っているのではないでしょうか。
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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。
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