マイナンバー制度、国民の70%超は知らないまま
公開日:
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最終更新日:2021/02/10
気になるホットニュース(妄想・制度・規制)
<NHKより>
マイナンバーは「社会保障」、「税金」、「災害対策」の行政手続きで使われる番号の事で(基本的に)一生変わりません。
と、ここまで見ても日本国民の生活に直結するかなり重要なマイナンバー制度ですが、直近内閣府の世論調査では70%超の国民が「知らないまま」という衝撃の数字が上がっています。
<具体的な回答>
内容まで知っていた:28%
内容は知らなかったが言葉は聞いた事がある:43%
知らなかった:29%
<期待する事>
社会保障、税、災害対策に関する行政手続きが簡単になる:51%
個人情報が漏洩しプライバシーが侵害される恐れがある:33%
そうは言えども、特に資産運用をしている個人投資家はアンテナを張っているためか、これらの情報を良く知っている印象を受けます。具体的には、証券会社や保険会社などの金融機関で債券の利金や投信の分配金、配当金、保険金などの税務処理を行っていますが、この手続にもマイナンバーが必要になるなどです。そして、今後銀行口座までマイナンバー紐づくような構想が政府内ではあるそうですが・・・。
具体的に、マイナンバーに紐付けられる個人情報がこちら(予定のものも含め)
マイナンバー制度導入時から紐付いている情報もあれば今後というのもあります。
氏名
顔写真
保険証(健康保険)
クレジットカード機能
光熱費(ガス、水道、電気)
銀行預金(口座開設手続き)
給与
各種税金
納税履歴
年金履歴
取得資格
持病
医療情報
ワクチン接種履歴
メタボ情報
産休、育休
さて、オンラインで管理できるこれらの個人情報ですが、しっかり守られていくのでしょうか?
<GSOCセンサーで認知された政府機関への脅威の件数の推移>
<サイバーセキュリティ政策に係る年次報告(2013年度)より>
サイバー攻撃が増えている中、政府も対策を練っているようですが、国民としては心配のタネですね。個人情報が漏れないように願うばかりです。
まして自分自身の大切な「資産情報(銀行口座や証券口座、保険情報)」もマイナンバーにひも付けされるとなると、既に2000年頃には起きていた海外への「資産フライト」が加速するかも知れませんね。(スイスプライベートバンクやオフショア資産管理口座、海外銀行口座の活用)
何はともあれ、まずは私たち国民一人ひとりが、マイナンバー制度について理解を深める必要がありそうな結果です。
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