K2 Partners 事業リスク対策保険

資産運用を初めて始める時に、陥りやすい大きな2つの勘違い

公開日: : 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、眞原です。

今回は、ある程度のまとまった資産を持っていなくて、これから資産を作っていこうとしている方、また「資産運用」をこれから始めようと考えている方、投資初心者の方への情報です。

さて・・・例えば、

<Q.>
「資産運用」って何から始めれば良いのでしょうか??

この質問を、自分のこどもにされた場合、きちんとこどもが納得して、そしてちゃんとお金が殖える方法、考え方、行動を、自信を持って教えられる親、祖父母がどれくらいいるでしょうか?

アナタは、その答えを教えてあげられますか???

私が、個人の資産運用の業界でのこれまでの数々の経験や学生の頃にマクロ/ミクロ金融ばかり勉強してきた経験から言わせて頂くと、

その答えについて自信を持って言える人は、

ほとんど、ゼロ

です(私は言えます)。

むしろ、勘違いしている、間違っている「教え(厳密には、資産運用ではなく「上げ下げのギャンブル」)」を、堂々とこどもに教え、そしてさらに負の連鎖が続く状況にあるのが、日本の金融、経済教育だと、断言できます。

その勘違いしている、間違っている答えの最たるものが、

1.)日本の個別銘柄の株式投資=「資産運用」

これ、完全に間違いです。

や、例えば一部、実はかなりの勉強家で、P/L、B/S、C/Fを毎号の会社四季報、四半期ごとの企業決算を分析し、テクニカル・チャートを読みこなし、マクロ金融も分かった上で、「中長期」で余剰資金1,000万円〜5,000万円程度をじっくり、長く投資できるのであれば、日本株でもオッケーです。

そういう方は、どうぞガンガン投資しましょう。

むしろ、余剰資金1,000万円〜5,000万円程度あるならば「信用取引(売りから入れる)」ができるので、尚さらオッケーです。

ただ、例えば、もし100万円、500万円などの余剰資金しかなく、虎の子の資産なんですという方・・・でも、資産を殖やしたいから・・・

「資産運用=日本株式投資」

と考える資産運用初心者であれば、間違いなくやらない方が良い

どうせ、もし「株式資産」に拘るって投資するのであれば、日本株ではなくて、「米国株式ETF(株式指数連動)」もしくは、一部を「新興国ETF」で十分なのです。

いやいやでも、日本株式が25年ぶりの高値圏ですよ?。と言われますが・・・や、まだバブル期の半分程度ですよね?

冷静に見て、米国株式は、歴史的に「最高値圏」で、ずっと右肩上がり=資産が殖え続けている環境ですよ?

もし、この日本株式と米国株式両者の違いを理解できない、分析できない方は、ますます日本株へ短期で上げ下げに賭けて資金を投じてはいけません。

それは、資産運用ではなく「(ほぼ)ギャンブル(思考)」だからです。

「虎の子の資金(仮に失われて生活が困る資金)」は資産運用に回すべからず

間違った答え、教えのその2。

2.)「資産運用」は、キケン

一体、誰がこんな間違った教育をするのでしょうか?

答えは、簡単。

「日本株式=資産運用」と勘違いして、短期の上げ下げに賭けた上、さらに損をした経験がある親、もしくは「自ら資産運用を学んだことがない親」が、こどもに対して、刷り込みとして教えるからです。

バブル期以前に社会人として給与を得ていた方々は(多くの親や祖父母世代は)「銀行預金をしていれば良い=資産が殖える(バブル期のように嘗ては預けていれば銀行金利がついて殖えた時代があったから)」という自らの過去の経験を元に、今の金利が付かない、資産が殖えない時代を生きる若者に対して間違った教育をして育てているので、

「日本株式=資産運用=キケン=損をする=銀行預金で良い」

と負の連鎖になるのです。

そもそも、

資産運用=リスク(上下のブレ)をとるから、リターンが産まれる=資産が殖える可能性がある

という概念すら無い親が、こどもに対し単純に「資産運用=ブレがあるからキケン」と完全に間違った教育をするのです。

じゃあ、その親が、経済、政治、金融システム、そして世界の歴史をちゃんと学んで、そして自ら資産運用を実践した上でこどもに教育しているか?

と聞かれると、ほとんど、「ノー」です。

言い切れます。

「ノー」です。

ここで、正しましょう。

「資産運用」は(このキケンという言葉は嫌いですが)、そもそも、資産運用は「キケン(損をする可能性もあるし、殖える可能性もある)」です。

これは、当たり前です。

リスクとリターンは、ある意味で表裏一体

これは、何も「資産運用に限らず、人生何でも(自分の意思決定そのもの)、自己責任で自分の意志で決めて、リスクを取る」ものではないですか?

「リターン」だけあって、「リスクがない」というものは、恐らく存在しません。

A.)資産運用をした事がない人が何から始めれば良いか、その答えは(地味だけれども)間違いなく「積立投資」です。

積立投資は、実に地味です。

しかも、積立期間が長い。

上がった下がったのエキサイティングな気持ちを感じない、本当に資産運用をしているのか、資産が殖えているのかも実感しにくい。

でも、中長期(15〜25年)で考え、積立投資先を間違えなければ(もちろん積立途中に微修正しながら)、

積立投資している資産が殖える可能性が、圧倒的に「高い」

単純にもし、

日本の銀行に預けている資金があれば、その資金を原資として、積立投資に充てて中長期で運用していけば、ほぼ高い確率で殖えるだろうというのは、過去の指数チャートなどの歴史を見れば明らか

です。

ここまで書いてきた私を信じるかどうかは別として、

「積立投資」

に関しては、特に社会人の早い時期から(若いうちから)絶対にやるべき「資産運用」です。

積立投資、色々ありますね。

NISA
累投
お釣りでどうのこうの
証券口座から積立投信

などなど・・・。

とっかかりは何でもいいので、積立投資しましょう。

単に、月々の給与から銀行やゆうちょに預貯金しても、なんにも殖えません。むしろ「時間の浪費」をしているだけです。

そして、円資産は目減りしていっています(この意味が分からなければ、そもそもやはり日本株に投資してはいけません)。

ただ1つ言えるのは結局、私が経験してきた限り、積立投資の中でも

「海外積立投資」で積立すると、殖える可能が、国内の積立投資よりも遥かに「高い」

と断言できます。

もちろん、日本の証券マンや銀行員は海外積立投資を知らないので、自社のNISAしか勧めない訳ですが・・・。

その「殖える可能性が断然高い理由」は↓

海外積立投資入門書(マニュアル)のダウンロードはこちら

に譲るとして・・・、

もし、アナタが今、まとまった資産がなく、これから資産を作ろうとする方の「資産運用」のスタートに立っているのであれば、実に地味で、中長期ですが・・・、その方法は間違いなく、

”積立投資”

コレ、が答えです。

あとは実行に移すのみでしょう。

地味だが最も効果的な積立投資と5つの極意





海外積立投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

毎月の余剰資金から少額ずつ(100ドルから)の積立をしていくことで、ドルコスト平均法と複利運用を使った資産形成をすることができます。
海外積立投資には以下の4つの種類があります。

  • 最高5%上乗せボーナスを最初にもらった上で、200本のオフショアファンドで積立
  • 10年後(満期)に100%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 15年後(満期)に140%の元本確保をした上で、S&P500で積立
  • 20年後(満期)に160%の元本確保をした上で、S&P500で積立

関連記事

個人投資家は、まず「米国金利動向」に注目せよ!〜米国債10年利回り長期推移チャート〜

こんにちは、眞原です。 今回は、マーケット(世界)動向について。 株式マーケットで一喜一

記事を読む

100万円以上の元手資金(まとまった資金)がない人のベストな資産運用法は!?それでも資産運用できる!

こんにちは、真原です。 今回は、今現在、資産運用をしていない人、一定のまとまった元手資金を持っ

記事を読む

資産運用初心者が陥る、証券会社や銀行で「任せているから安心」という勘違い

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 今回は資産運用の基礎シリ

記事を読む

【資産運用基礎】「元本確保型」と「元本保証」の大きな違い〜元本確保型ファンドで資産運用〜

こんにちは、眞原です。 今回は「資産運用の基礎」について。 弊社代表の河合のメルマガでご

記事を読む

賢い若者は気付き始めている〜世代間(年金)格差を嘆く前に資産運用を始める20代〜40代の増加〜

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 皆さん、シルバーウィーク

記事を読む

【Q&A】海外積立投資とロボアドバイザーTHEO積立投資の違いは?

こんにちは、眞原です。 今回はQ&A方式です。 (出典:THEO HP) では、早

記事を読む

【資産運用基礎】何のファンドや株に投資したら良いではなく「どういう資産に分散するか?」の方が遥かに重要

こんにちは、眞原です。 今回は、資産運用の基礎の考え方について。 よく耳にする「誤った考

記事を読む

誰もに平等な「限りある時間という資源」と「15年満期140%元本確保型海外積立投資」

こんにちは、投資アドバイザーの真原です。 今回は資産運用初心者の方は特に必見です。 (出典:

記事を読む

【Q&A】『全世界ポータブル(持ち運び可能な)資産運用方法とは?〜海外駐在、海外居住者や移住者は必見〜

こんにちは、眞原です。 今回は、Q&A形式です。 ポイントは、 ・中長期での海

記事を読む

【資産運用基礎】60代以降、年収が「半減する」って知ってますか?

こんにちは、眞原です。 今回は資産運用基礎です。 さてさて・・・ ”60代以降、給

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

  • 『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。

      メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

    • k2-holdings.jpg
      k2-investment.jpg
      k2-assurance.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      k2-partners.jpg
      goldmember_banner.jpg
      生命保険相談バナー
    PAGE TOP ↑