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世界166カ国1万3,000人のエクスパットが選ぶ「働きたい国/働きたくない国の世界ランキング」

こんにちは、眞原です。

今回は、海外在住者向けコミュニティサイトInterNationsが行ったサーベイExpat Inseider 2017(166カ国約1万3,000人の世界中のエクスパット(国外居住者)から見た「世界ランキング」)」について。

過去に私のブログでいくつか「エクスパット」に関するサーベイを記したことがありますが、

世界の生活費が高い30都市ランキング〜海外居住者や海外駐在員や海外居住を考える人の生活と資産運用のご参考〜

今回のサーベイは、合計166カ国出身約1万3,000人を対象とした巨大な調査です。

日本人でも今後、海外移住やエクスパット(海外赴任)や短期滞在などを考えている人にとって有益な参考値の1つになると思います。

大まかな質問項目がこれらです。

(出典:InterNations 以下同様)

・Quality of Life(生活の質)
・Ease of Setting In(生活のし易さ)
・Working Abroad(海外就業状況)
・Family Life(家族との生活)
・Personal Finance(個人金融事情)

これらがサーベイを得たエクスパットの内訳

・Gender Split(性別):女性56%/男性44%
・Relationship Status(ステータス):パートナーあり65%/シングル35%
・Family Status(家族状況):養育世帯74%/費養育世帯26%
・Age Group(年齢層):平均43.5歳(25歳以下5%、26−30歳13%、31−35歳15%、36−40歳14%、41−50歳23%、51歳以上30%)
・level of Education(教育水準):83%が大学卒

エクスパットが選ぶ「働きたい国・働きたくない国ベストワースト」

こちらが結果。

<Top 10> ※Japanは40/65カ国中
1.)Bahrain(バーレーン)
2.)Costa Rica(コス・タリカ)
3.)Mexico(メキシコ)
4.)Taiwan(台湾)
5.)Portugal(ポルトガル)
6.)New Zealand(ニュージーランド)
7.)Malta(マルタ共和国)
8.)Colombia(コロンビア)
9.)Singapore(シンガポール)
10.)Spain(スペイン)

<Buttom 10>
56.)Turkey(トルコ)
57.)India(インド)
58.)Qatar(カタール)
59.)Ukraine(ウクライナ)
60.)Italy(イタリア)
61.)Saudi Arabia(サウジアラビア)
62.)Brazil(ブラジル)
63.)Nigeria(ナイジェリア)
64.)Kuwait(クウェート)
65.)Greece(ギリシャ)

今回特徴的だったのが、Top10のうちの上位3カ国は、2016年の同サーベイでは姿を上位で名前を見ることが無かった国々であったことです。

詳しく見ていくと、

1.)Bahrain(バーレーン)

2016年は19位でしたが、キャリア形成において’’Ease of Setting In”が最も高く評価されたようです。

現地の誰もが英語を話し、フレンドリーで温かく寛容的で「家(母国)のように受け入れてくれる」とのことです。

2.)Costa Rica(コス・タリカ)

温かく迎えてくれ ”pura vida(スペイン語で「pure life」)vibe” と表現されるように第二の故郷のような感覚にさせてくれるようです。

3.)Mexico(メキシコ)

メキシコは住み易さの面と資金面(リビングコスト面)でも引き続き好まれています。

とのこと。

それぞれもっと詳細なポイントはありますが、エクスパットが国々を選ぶ上で、特に日本との比較が興味深かったと思うのがこちら

<現地文化への馴染み易さ>

アジア諸国(中国、韓国)もButoom10に入っている中、同じアジア圏の日本も58位/65カ国中にランキングされています。

そして、あるポルトガル出身エクスパットが述べているコメントとして、

”Japan is paradoxical in the sense that while it is welcoming, it is also hostile “otherness’
(日本は歓迎しているという意味で逆説的に、”日本人以外の人”に非友好的である)”

と述べられている点です(右側青色文字)。

私も日本在留外国人(エクスパット)や(日本に遊びに来たりする)外国人の友人とこのような類の話をしょっちゅうしますし、自分自身も海外に住んでみて感じる「他国の外国人受入へのマインドや寛容さ」と「日本のそれら」の比較で感じます。

日本に対して思うころは、「このポルトガル人のエクスパットが感じていることが正しい」に他なりません。

概して、日本人の多くが言うのは(完全にアンチグローバリゼーション、ナショナリズム的な発言だと思いますが)、

・日本は島国だからしょうがない(しょうがないの一言で改善しようとしない)
・外国人アレルギーだからしょうがない(そもそも「見た目が同じ」かどうかで判断しがち)
・日本に来たなら日本に合わせろ(当然、英語や外国語対応ではなく日本語で!の押し付け)
・嫌なら日本に来るな(ドナルド・トランプ大統領がやろうとしていることと何ら変わらないアンチグローバリゼーション)
・日本の文化を重んじろ(文化は時代の流れに沿って可変的なものなのに、文化と伝統をごちゃ混ぜにした思考)

などなど、圧倒的に「日本(自国)のジャッジ(日本だけの常識)を他の外国人へ押し付け」を平気でしがちです。

つまり、これらが外国人にとって「寛容さがない」ということに繋がるんだと思います。

オリンピックを決める時には”O-MO-TE-NA-SHI”と散々しておきながら(日本人の意識上では)、でも実際に日本人が行っていること、振る舞い、考え方は全く「おもてなし」にはなっていないというのが1つの見方だと思います。

それについては、私自身はいつも「1人の日本人として悔しさ」を感じます(ホンマはそうじゃないのになー、と)。

エクスパット事情(国際的に見た人材の流動性)を考えた場合、いつも考えるのが日本国内の問題「少子高齢社会」です。

これは本ブログでも何度も取り上げてきました。

今でも将来を担う子どもが生まれない以上(十分な出生数でない以上)国を支える人材不足となり、きっと他国から今以上に人材を受け入れていかざるを得ないでしょう、どこかのタイミングで。

これらのサーベイを見る限り、大丈夫か日本??と感じてしまいますが・・・、外国人が今後も日本に来て住みたい、実力主義での評価を元に働きたい(一度来ても帰国するのではなく、ずっと住んで行くか)かどうかが試金石なのではないでしょうか・・・。

香港の日常から考える外国からの働き手や移民を受け入れられない日本社会と人口減

最後にこのサーベイのポイントにもなる「Personal Finance」と「Cost of Living」についても確認します。

<Personal Finace>
1.)Vietnam(ヴェトナム)
2.)Colombia(コロンビア)
3.)Myanmar(ミャンマー)
4.)Mexico(メキシコ)
5.)Phillippine(フィリピン)

<Cost of Living>
1.)Vietnam(ヴェトナム)
2.)Mexico(メキシコ)
3.)Colombia(コロンビア)
4.)Portugal(ポルトガル)
5.)Czech Republic(チェコ共和国)

これらのジャッジとなる大まかな判断基準としては、「自分自身の金融事情(お財布事情、家計事情)」に満足しているかどうかの認識と「可処分所得がリビングコストを十分まかなえているかどうか」という点で、どちらも「Vietnam」がトップに輝きました。

ポイントとなるのは、

・インカム(所得)が殖えているかどうか

で「Vietnam」そして他のアジア諸国も続いています。

下位も確認しておきます。

 

Japanは、Peronal Financeで58位Cost of Livingでは44位と同じく下位に位置しています。

日本に住む日本人の可処分所得が殖えず(アベノミクス以降、殖えていない)、そしてリビングコスト(生活費)が高いという悪循環の現れではないでしょうか。

国際比較では日本人の多くは完全に貧しくなっていっているものの、多くの日本人がそれに気づいておらず「日本のサービス、クオリティだけが最高!日本は裕福!」という錯覚に陥っている現状は個人的には危機感を覚えます・・・。

〜関連〜

50年後(2065年)の日本人口は8,808万人。単純計算で年間58万人ずつ人口が減少する日本の未来





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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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