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iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF(朝鮮有事懸念が高まる中、韓国株式&企業への投資は?)

こんばんは、投資アドバイザーの眞原です。

今回は、EFTの1つ「iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF」の情報です。

(出典:BlackRock HP)

今回敢えて「韓国株式」を取り上げているのは、足元で北朝鮮を中心とする「朝鮮半島有事懸念が高まっているから」です。

関連記事がこちら↓

※何事も「自分の意志」で判断と行動する重要性

韓国株式市場へ投資している個人投資家は少ないと思いますが、ポートフォリオの中に一部「韓国株式」を含むアジア系エマージングファンドへの投資を考える際の参考になると思います。

現在の韓国政治と経済

さて、過去に例がないほど,現在の「韓国」政治、経済、国際関係上で問題が山積中の韓国です。

・大統領不在(前朴槿恵大統領は起訴へ)
・経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)が逮捕
・韓国領内でTHAAD(サードミサイル:ミサイル迎撃システム)配備で、中国から政治的に見放された韓国
・北朝鮮のミサイル&核発射懸念動向(朝鮮半島有事懸念)

と、特に韓国の外交問題は、四面楚歌になりつつあり政治面での不安定感は高まっています。

まして、韓国GDPの約20%を稼ぎ出す財閥サムスングループのトップが収賄疑惑での逮捕、ギャラクシー7の発火問題と、さぞ経済も問題だらけなのかと思いきや・・・実はむしろ意外や意外、2年連続で減少だった輸出も足元では回復し、直近の輸出と輸入はともに前年同月比20%増という好調ぶりになっています。

それを受けて、むしろ韓国株式市場では、

・朴政権の悪材料出し切り
・サムスンは2014年に李健煕会長が倒れて以来、カリスマ不在の局面を乗り切るために共同経営の態勢であり、李在鎔氏が逮捕されても屋台骨が揺らぐ程の経営危機ではない

と好感され、韓国株式全体としては高値を追ってる状況です。

iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETFの状況

韓国の政治経済の前置きはここまでとして「iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF」の状況を確認します。

ちなみに、iシェアーズシリーズのETFは、海外積立投資でも投資できるファンドで、他のインデックス投資も多数揃っているので、個人投資家としては積立投資できる選択肢が多く、確定拠出年金(iDeCoや401K)などよりも選択肢と増える可能性が高いのは言うまでもありません(海外積立投資で選択できるファンドは約200ファンド)。

それでは、「iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF」について

<iシェアーズ MSCI 韓国キャップトETF>
(出典:iシェアーズ)

【基準価額】 $59.82(2017/4/19時点)
【純資産総額】$3,116,778,414(同上)

2000年から17年間運用開始されていて、単純年間平均リターンは約7.6%と好調です。

好調なのは確かですが、それでも残念ながら、このETFのインデックス(ベンチマーク)である「MSCI 韓国 25/50 インデックス」のパフォーマンスに負けているのは事実なので、運用会社BlackRockはもっと好調なパフォーマンスを上げなければ、たとえETFとはいえ、個人投資家にとってこのファンドの存在意義はありません。

具体的にこのETFが投資している上位の保有銘柄がこちら(全体で108銘柄

やはり、サムスン電子(SAMSUNG)がトップで21.04%、その他にはHYUNDAI(ヒュンダイモーターズ)3.62%、日本でもお馴染みのLINEの親会社であるNAVERが2.76%など、韓国の大型および中型の株式への投資をこのEFTを通じて出来るということですね。

そうは言えど、韓国企業のパックがこのETFなので、例えば今後も高成長期待の強いサムスン電子、LG電子、それとリチウムイオン電池世界最大手のサムスンSDIを挙げられる一方、例えば鉄鋼メーカーPOSCOは業績が悪いので、それらのパックであるEFTのトータルパフォーマンスに関しては、どこまで個別銘柄の良さを反映できるかがキーになってきます。

リスク回避の場合は先んじて利益確定を(最大の懸念は朝鮮有事)

韓国経済は良いのでアジア諸国として投資対象の1つとして考えても良い先ですが、やはり目を離せないのは「北朝鮮有事懸念」です。

もし、仮に停戦中の朝鮮戦争が再開するような危機に陥れば、今の韓国株式市場や経済に冷水を浴びせることになるのは必至です。

むしろ足元では高値近辺にある株価推移なので、予測し難い政治的なリスクが高まっている以上は、早めに利益確定をしておき、状況を鑑みて改めて韓国資産を組み入れるか考えてみてもよいですね。





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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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