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2017年第一弾ターニングポイントとなるか!米国(FRB)の「利上げ」で「ドル高円安」加速へ? / 制度・規制・法律・金融政策, 為替マーケット全般

こんにちは、投資アドバイザーの真原です。

今回は為替(USD/JPY)の情報。

いよいよマーケット注目の3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)が、日本時間の16日早朝(午前4時、イエレン議長の会見は午前4時30分〜)にあります。

日本やアジア(香港)マーケット関係者(特にトレーダー)にとっては、「朝が辛い・・・」という1日になりそうですね。

FRBの3月利上げは折り込み済みで、その後は?

既に、FRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長やフィッシャー副議長が今日の3月FOMCでの「利上げ」を示唆していることから、マーケットでは「利上げは折り込み済み」という状況にあります。

2017年は3回の利上げ見通しと言われていますが、今回3月に利上げを行えば、その後の利上げ可能性が高いのは6月、9月、12月のいずれかになってくるとマーケットでは想定しています。(というのも、これらの月のFOMCではイエレン議長の会見がセットで行われるため)。

今、言われているのは今後3年間(2020年)で9回の利上げ(うち3回は2017年内)を行って、FF金利(米国金利)を2.25%引き上げると読まれています。

結果、長期金利は5%近くまで上昇する想定になりますが、実際は既に折り込み済みのり上げ幅があり長期金利が収まるのは3%程度という見方が大半を占めています。

米国の金利上昇とドル高

米国が利上げをすると(経済学的には日米金利差拡大から)今の為替水準1ドル=114円台後〜115円台から、更に「ドル高円安」は進むと思います。

<日米10年債利回りとUSD/JPY為替推移>

(出典:Bloomberg)

もしこの先9回の利上げで長期金利が3%の上昇となれば・・・、USD/JPYの為替レンジでいえば、ドルが7%高くなり円が7%安くなる試算です。

つまり「1ドル=122〜123円台」が今後FRBは利上げをした場合の3年先のターゲットになってきます。

<USD/JPY 5年為替推移チャート>

(出典:Bloomberg)

がしかし、為替レートを読み切ることは為替トレーダーですら至難の業なのは確かなので、このような短期「予測」については中長期で投資する個人投資家はしないほうが良いです。

読みきれない以上、中長期資産運用の個人投資家がしたほうが良いのは、間違いなく「通貨分散」ということ

為替は基本的にはシーソーなので「単に日本円だけ(1つの通貨だけで資産)を持つことは為替リスク大」だからです。

例えば、今後の想定のように「更に7%円安(1ドル=122〜123円台)」になれば、多くの輸入品や加工品に頼っている資源のない日本国内ではまず輸入品が値上がります。

仮にそれらの値上がり以上に、皆さんの「可処分所得(=手取り給与)」が殖えていなければ(=現状の日本の状態)、単に為替が円安ドル高になるだけで「貧しくなる」ということです。

これが「円だけを持っている為替リスク」。ここ数年だけで円しかもっていない日本人は「貧しく」なっています。

※超基礎!今さら他人に聞けない「円安」と「円高」そして「通貨分散」/金融・資産運用の用語

その為替リスクを抑える上では、日本円以外に「通貨分散=ドル資産(や他通貨資産)」を持っておくことです。

イチに分散、二に分散。為替リスクを抑えるには、米ドル資産を持ちましょう、米ドル資産に投資しておきましょう。

さぁ、2017年第一弾の為替ターニングポイントになるかどうか・・・明日(16日)朝型から円安ドル高が加速するのか??

為替や株式、債券マーケットでボラティリティ(上下のブレ=リスク)が高まって行くことでしょう。



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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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