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香港の日常から考える外国からの働き手や移民を受け入れられない日本社会と人口減

公開日: : 最終更新日:2017/04/17 ふっと想う, 投資と社会事情の関係, 香港ライフ

こんにちは、投資アドバイザーの真原です。

今回は、香港ライフ。

 

香港の日常と私が考える日本の移民受け入れ体制や考えについて。

さて、かの有名なHSBC香港の日曜日の様子です。

(筆者撮影)

こちらは同じく、Central(中環)の高級ブティックが並ぶ通りの様子と駅出口付近。

Centaral(中環)は、アジアでもトップを誇るオフショア金融の中心である金融街がある場所で、日本で言うなら東京の丸の内や大手町のイメージでしょうか。

この光景は、香港での生活においては、「ごく当たり前」で、「当然」で、「普通」です。

でも、初めて香港に来た日本人や、この現状や彼女たちの事情を知らない人からしたら、

”この人だかりは何なのデモでもしてるの?”
”治安が悪いの?”
”ダンボールを敷いて浮浪者なの?”

というややトンチンカンな質問を受けますが、全部間違いです。

彼女たちは、香港で働く、アマさん、メイド(お手伝いさん)、ナニ−、と呼ばれる人たちで、主にはフィリピンやインドネシアなどから雇い主の家に平日は住み込みで働いています。日曜日などは彼女たち休日なので、雇い主の家から出て、こうしてCentralのみならず、他の街においても同じような光景を沢山目にすることが出来ます。

香港やシンガポール、他ヨーロッパ諸国でも、住み込みのお手伝いさんがいるというのは「普通」で、こういう光景があるというのも「普通」です。

きっと多くの日本人の目からすれば「普通ではない」と映るのがきっと正直な所だと思います(現に何も知らない日本人から「信じられない・・・」という言葉を耳にしたこともあります)。

自分のそれまで培った常識やこれまでの教育や「普通という曖昧な日本人としての価値観の押付けと判断」で、他国のアレコレを「ジャッジ(価値観の判断)」することが、どれほど間違っていて、意味を成さず、多様性の欠片がないのか、というのを身をもって感じます。

この光景は「普通」なのです。

香港の日常から考える外国からの働き手や移民を受け入れられない日本社会と人口減

 

少し話は変わりますが、最近シリアからの難民300人を受け入れるというニュースで、ヒステリックな日本人がネット上で

「治安が悪くなる」
「日本独特の文化が壊れる」

など、非常に意味不明なことを見ましたが(匿名のネット世界の文言なので好き勝手言えるのでしょうけれど)、まずそもそも300人の受け入れで治安が悪くなる日本社会って何ですか?と思うし、そもそも文化はクソスカルチャーとしてあれこれ融合して出来るものなので、難民や移民が入るから日本独特の文化が壊れるというのは全くもって理解できないし感情論だなと感じました。

日本の外国人アレルギー(?)は何なのか?とよく考えますが、最近友人のフェイスブックでその答えに近いだろうなというのを言っている日本人がいたので、その彼の言葉を借りると、

日本社会(日本人)は、差別大国である

ということ。

はい?

と思う日本人も多いと思いますし、私は差別はしない!と主張する人も多数いると思います。

しかしながら実は、私も欧州出身で国際経験豊かな友達と日本(東京から広島まで)を共に旅をして、彼らも全く同じ文言を発したことを覚えています。

特に嫌味があったり、日本社会や日本人がキライとかそういう訳ではないけれど、国際的な感覚で見ると日本人社会や日本人の多くは無意識的にであれ、意識的にであれ、特に見た目が違う外国人(例え生まれ育ちが日本で日本語ペラペラで日本国籍を持っていようとも)に対しての「差別的な雰囲気や言動や行動」が多いそうです。

加えて、何でもかんでもルールで雁字搦めでそれに従うようにし過ぎで、息苦いと。

なので、旅行では良いけれど、日本にずっと住みたいとは思わないなとも言っていました。

 

さて、確実にやってきている少子高齢社会に伴う日本の人口減少。

為政者たちはもっと以前からこの予測できたこの人口減少への対策をまともにうってこなかった訳ですが、香港にように「移民(働き手としてのヒューマンリソース)」をどれだけ受け入れる気があるのか、そして日本社会そのものがその門戸を開いているのか?と問われれば、私は厳しいのではないの?と思ってしまいます。

確かに、香港で見る上の光景は、ある意味で香港社会の社会問題の面もあるでしょうが、言い換えれば香港の伝統でもあります。

確かに、アマさんの中には、雇い主のモノを盗んだりする人もいたりするそうです。でも、香港社会ではこの海外からの人的資本(働き手)や移民を許容し、香港社会や家庭に浸透し、女性の社会進出を後押ししたり、アマさんたちの消費も香港経済や自国経済の支えになっている事実があります。

まして、彼女たちは「英語が堪能」という武器を最大限活かせるので近場の香港を選択し、また当然欧州圏でも働ける訳です。

 

一般的に、また相対的に日本人の多くは英語コミュニケーションや多言語コミュニケーションが出来ない人が大半です。

つまり、いくらフィリピン人やインドネシア人を人的資本(働き手)や移民などで受け入れたとしても、直接コミュニケーションが取れなければ、彼女たちにとってもネガティブでしょうし、彼女たち自身もわざわざそんな言葉も通じない窮屈で差別大国の日本で働かなくとも、世界を見渡せば働ける場所は沢山あるのです。

というと、日本で働く以上は日本語を話せるようにしてから日本に働き手や移民として入れるべきだ!との反論が飛んで来そうですが、それはあまりにも身勝手過ぎる日本のルールを適用してるだけに過ぎません。

 

私は政治家ではないので、国の方針やどのようにして人口減を止めるのか、人的資本としての働き手や移民を受け入れていくのかは知ったこっちゃありませんが(政治家官僚の皆さんに是非頑張ってもらいたいですが)、このままでは確実に日本の人口減少には歯止めがかかりにくいままだろうなぁーと感じます。

AIやロボットが活躍するから、移民を受け入れなくてもいいとの声も聞こえます。

確かにそれらで生産性は上がるかもしれませんが、AIやロボットって税金払いませんよね。消費もしない。

人口が減るというのは、内需が縮小していくということなので、そんな国が今後も伸びていくのか?

例えば、株式市場が伸びていくのか?不動産価格が上昇していくのか?極めてノーと答えざるを得ないと思います。

以前にも同じような内容でブログ記事をアップしたことがあります↓

※きっと今後も外国人労働者移民を受け入れ難い日本経済や日本円は没落していくでしょう〜円資産(国)と個人の資産分離の考え方〜/投資と社会事情の関係

海外からの人的資本&移民受け入れと人口減については、日本人それぞれが真剣に向き合い考え行動していかないといけない重要な問題だと、香港の様子を見ながらふっと思いました。



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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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