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お金が貯まってから資産運用を考えようという人がお金持ちになれない理由

公開日: : 最終更新日:2017/01/24 海外積立投資, 資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。

今回は、資産運用の基礎的な思考について。

タイトル・・・辛辣ですか?(2017年はもっともっと正直にアレコレ書こうと決めましたので、正直に書きます)

でも、このタイトル「お金が貯まってから資産運用を考えようという人がお金持ちになれない理由」は事実です。

私は、投資アドバイザーなので、富裕層(何億も純資産として持っている人)も、香港の超金持ちしか住めないエリアの住人も、IPO(上場)してアーリーリタイアしている経営者も、日本の超高級住宅街にデーンと家を構える資産家も、これからそういう資産家を目指す人も、大中小企業サラリーマンも、公務員も、派遣社員の方も、専業主婦も、学生さんも・・・あらゆる業種職種や「お金への考え方」を持つ人達と関わっています。

なので、資産家になる人の思考も、そうでない人の思考もなーんとなく察知して感じてしまうのです。

(出典:The Telegraph)

お金が貯まってから・・・

もっとも、資産家になれないベスト3に輝くダメな思考がコレ。しかも「将来(退職後)に不安」があるにも関わらず・・・。

  1. ”資産運用はお金が貯まってからするもの”
  2. ”少額では資産運用はできない”
  3. ”リスクは取りたくない”

 

1の思考持つ方へ、投資アドバイザーから違う視点でのアドバイスを伝えるならば・・・、

”では、いつ、何歳の時に、いくら、あれば「お金がある」ということになりますか?”
”ゼロ金利の日本で、貯蓄をしても増えないのに、どうやって「お金がある状況」を作るのでしょうか?(副業?起業?)”

です。

2の思考持つ方へ、投資アドバイザーから違う視点でのアドバイスを伝えるならば・・・、

”少額で資産運用ができるというのを、知っていますか?”
”確かに一定のまとまった金額で資産運用すれば投資効率は良いですが、少額からでも殖やせる(資産を築ける)ますよ?”

です。

3の思考持つ方へ、投資アドバイザーから違う視点でのアドバイスを伝えるならば・・・、

”リスク(上下のブレ)があるから、リターンを得られるのですよ(=資産運用)?リスク無しにリターンが欲しいというのはムシが良すぎますよね?”
”今、資産家の人は多かれ少なかれ必ずリスクを取っていてその結果が資産家なのです。その事実を知っていますか?”

です。

日本人は貯蓄大好きですし、その通り貯蓄も必要です。キャッシュ・イズ・キングです。

でも、単に貯蓄だけし続けたとしても将来(退職後/老後)の不安を払拭できるほど「増えません」。

ごく一般的にFP(フィナンシャルプランナー)の教科書で教わり、プランニングで言われているのは年収の10〜15%は最低「貯蓄」しましょうと。

例えば、年収500万円の人であれば、年間で50〜75万円程度、月々で言えば4〜6万円程度です。

もし「お金が貯まってから」という状況を作るのであれば、毎年「年収の10〜15%以上の貯蓄」をしなければいけないということです。

どうするかと言えば「日々や月々のムダ使いを無くす(支出の抑制)」もしくは「副業/ダブルワークをする(収入源の増加)」のどちらかもしくは両方しかありません。恐らく、多くの人は前者を選択せざるを得ないことになります。

仮に年収は変わらず、ちょっと頑張って年間20%を貯蓄できると、

1年目:100万円
2年目:200万円
3年目:300万円
・・・・
となっていきます。

その時になってようやく「お金が貯まってから・・・」という状態になりますが、ほぼゼロ金利なので3年間必死に貯蓄に励んでも「300万+いくら(チャリンチャリン)」です。

資産家であっても、これから資産家になる人も1度の人生に共通しているのは、

「時間は二度と戻らないし増やせない。けれど、お金は時間と共に殖やせるし、減っても殖やせる可能性は残されている」

でしょう。

もし資産運用で年間5%金利が付けば、

1年目:100万円→105万円
2年目:205万円→215.25万円
3年目:315.25万円→331万円

3年間で31万円殖えることになります(1ヶ月分の給与相当)。

結果、お金が貯まってから・・・という思考の人は、

”2度と戻ってこない時間をムダに浪費している”

のです。

資産家や資産家になっていく人は、この同じ時間に「お金がお金を殖やす」ことをしているに過ぎません。

忙しいから・・・

お金が増えない人の口癖とも言えるこのキーワード、

”忙しくて・・・資産運用なんて考えられない。”

です。

「忙しさ」は人それぞれでしょうけれど、

きっと世界でも忙しランキングを作ればトップに君臨するでであろう米国大統領トランプ氏も、資産家であるビル・ゲイツも、ソフトバンクの孫社長も、中小企業のオーナー社長、開業医のお医者、大企業で働くサラリーマン、公務員、子育てに追われる夫婦も、

みんな、それなりに「忙しい」でしょうし、同じ24時間365日しかありません。

同じ時間を生きる中で、資産家や資産家になる人たちは忙しい合間でも、自らの時間を有効活用して「時間を味方につけリスクをとって資産運用」をしています

きっと「忙しいから・・・」というのは、退職して年金生活になれば「忙しくなくなって資産運用を考えれるのでは?」と勘違いしていますが、そもそも政府は高齢者の定義を変更しようとしていて1億総活躍を謳っている以上、今の現役世代が思い描いている「退職」なんて言葉は、もしかしたら数十年後には死語になっているかもしれない、つまり一生現役で働く時代になっていくということ。

※1億総活躍の第一弾!?高齢者の定義「70歳」へ変更?年金受給開始は75歳から?/みんなの年金問題

ということは、退職できない前提であれば、今のようにずーっと「忙しい」って言い続けるのでしょうか?

そもそも、資産運用をする理由って、

退職「後」や「年金生活時」への備えだから

という考えの人が多いのに、「退職後から資産運用を開始する」というのは、そもそもスタート時点から間違ってませんか?

退職してから資産運用を始めるというのは、その後20〜30年続く余生を満喫するために資産運用をしながら生活するということになります。

その想定があるなら「現役時代(約40年)というもったいない時間」を活用して、中長期で資産運用している方がナンボか良い(殖える可能性が高いし、退職後に一定資産を築ける)というのは容易に計算できるのではないでしょうか?

もし、30代や40代で資産運用をしていて、08年の金融危機(リーマン・ショック)のようなことが起こって、大きな含み損になってその後10年経過で、ようやく資産価値は戻ってきていますよね?そして、そういう経験をしたという免疫もできる。

経済はおおよそ10年サイクルで上げ下げがあるので、早めに資産運用においてそういう下げる恐怖を味わう経験、上昇していく時の高揚感の免疫を付けている方が良いのです。

そういう経験をせずに逆に退職後60代で初めて資産運用を開始して同じような金融危機時を経験した場合では、それまでに資産運用の経験がないからこそ急に不安にもなるし、それこそ自分が思い描いていたプランそのものを微修正せざるを得なくなってきます。

もちろん金融危機で大きな含み損になっても、その後10年間待ちに待った頃には70歳(それまで必死にまた支出を削る生活)と、せっかくの退職後の生活がもったいなく感じませんか?

だからこそ、

資産運用は「経験を積むという意味でも資産を作って行くという意味でも、早めに(若いうちから)中長期でした方がポジティブなのです」

なのです。

だから月々コツコツとドルコスト平均法で海外積立投資

よく言われるように、

”ちりも積もれば山となる”

この言葉は間違いありません。確かに貯蓄もそうです。毎月ちょっとずつ貯蓄して、現金を持つことも非常に重要。

でも、現金が必要なタイミングって、主には冠婚葬祭、住宅車ローンを組む時、医療費税金などの社会保障費支払くらいでしょう。

「万が一」を心配する人も多いですが、おおよその万が一は、なぜかムダに入っちゃってる医療保険などで賄えるものです。

もし「万が一」に備えて入っている保険で万が一をまかなえないのであれば、それこそ加入している意味がありません(完全に払い損で「お守り」でもなんでもありません)。

ここでは「海外積立投資」を書いていますが、だって国内の積立投資や確定拠出年金や学資保険なんかより、圧倒的に「海外の方が殖える+殖える要素が大きい」ですから。

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殖えにくい積立投資よりも、殖える積立投資する方が「同じ時間をムダに」しませんからね。

積立投資では冗談抜きに海外積立投資がベストだと確信していますが、何はともあれとにかく資産運用をしていない人は、今からでも遅くないので何かしら「積立投資」を絶対にした方が良いと思います。

・月々少額から一定金額をドルコスト平均法で「資産運用(投資)」できる方法だから
・忙しくても、今お金が無くとも(月の収入は必要)コツコツ資産形成になって、ある意味放っておけるから
・ゆくゆく何年後かに一定のまとまった資金になるので、さらにそれを元手に資産運用できるから
・中長期で積立投資することで、マーケットが下げっても上がっても一喜一憂しないから
・若いうちから積立投資をすれば、資産運用に知識や経験を中長期でつけられるから

まずもって、銀行にコツコツ一定金額を貯蓄しても「増えない」のです。

もし将来に向かって「殖やす」ことを考えるのであれば、リスク(上下のブレ)がある資産運用、中でも海外積立投資(かなにかしら積立投資)をした方が良いのです。

「お金が貯まってから、忙しくて、不勉強だから、リスクが嫌だから・・・・」、資産運用は人生において必須ではないので、なんとでも先延ばしにする口実を作れます。学生時代の勉強やワークアウト(筋トレ)やダイエットも同じですね。何とでも言えてしまう。

”時は金なり”

ぜひ「2度と戻らぬ時間を」ムダにせずに、特に若い世代は(思考ではなく)いち早く行動をして、退職後将来の不安を拭い去えるようにしたいものです。





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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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