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半径5メートルの世界で生きる人たちとグローバル観点の世界で生きる人たち

公開日: : 最終更新日:2017/09/05 ふっと想う

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。

改めましてHappy New Year。今回は私個人の考えを反映させる「ふっと想う」シリーズです。

皆さん、2016〜17年の年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は寒いのが苦手なので温かい場所へ逃避し、年越しは気心知れるブラジル人の友人たち現地集合現地解散でフィリピンのセブ島とボホール市で迎えました。

<Boholの青い空、美しい海とビーチ>

互いの違いをリスペクトすることがグローバル観点では最重要

実はブラジル人の友人に会うのは2015年末にハワイで会った以来約1年ぶりで2016年に公私共に色々あった事、2017年に目指すべきこと、その先の未来など様々語らいました。他には、現地で出会う各国の人たちとの他愛もない会話やそこから得られる気づきなどを感じながら過ごしました。それらを含め、今感じていることをここで徒然に記しておきたいなと思います。

今では「日本は旅行で訪れるには良い国だな」と感じるようになってしまっていますが、実は私自身、日本国内で生まれ育ち、日本の昭和らしい日本の教育を受け、成人し、国内の古き体質の大企業に就職し、弊社(K2 Holdings)へ転職した人生を歩んで来ました。一般的なサラリーマン家庭で育ったので、留学経験もなく、若い頃に海外旅行なんて2度しか行った事がありませんでした。

今はK2のビジネス拡大とともに香港をベースに他国や地域に行くことも多く、これまでの日本の常識(=固定概念や日本の正義)が沢山壊された経験も多く、自分の中でいかに「日本での正しさ≠世界中での正しさ」だという事に気づき、多様性が重要なのか、何よりも「互いの違いをリスペクトすることがグローバル観点で最重要なのか」を肌感覚として学んでいます。

 

「日本人だけ」がドメスティックではないが・・・

「日本だから、日本人だからドメスティック」という言い方を見聞きしますが、正しいようで間違っています。実はどこの国にいっても、日本や日本人のような「ドメスティックなマインドやそのような振る舞いや発言をする人」は山ほどいます。日本だけや日本人だけが「ドメスティック=グローバル・マインドから遅れている訳ではない」という意味です。

よくよく考えてみれば、大半の人は「自分の半径5メール以内で生きている(日々自分に近い限られた小さな範囲の輪)」という風に思います。

・これまでの情報、常識や知識や経験のみで判断するアップデートされていない自分自身の脳(=いわば、古いOS)
・大事な家族や親戚との関係性のみ
・友人、会社や所属コミュニティのみ

などこれらの比較的自分の実生活に近い中での思考、視野、情報を得られる範囲です。

そして、日々忙しく生活しているので自分に関わる小さな輪(半径5メートル以内)から、少しずつ大きな輪(半径5メートル以上)へ話しや情報を広げていくと「興味なし」「分からない」「知らない」「学ばない」という人が圧倒的に多いのです。資産運用はその最たるものだと思います。

例えば、大きな輪としては、国単位(国内政治や歴史)や他国の政治や歴史や宗教、宇宙や苦手分野などへと広がっていく場合です。

今、アジア圏や中東圏で何が起こっているか?欧州圏やアフリカで何が起こっているか?アメリカではどういう風になっているか・・・などなどを自ら「知ろう、調べよう、考えよう、行動しよう」としない限り、大きな「半径5メートル以上の世界(グローバル)」を知らず比較すらも出来ず、その違いや多様性に触れられません(井の中の蛙)

結果、知らず知らずのうちに自らのコミュニティが「半径5メール(あくまで例えですが)以内」で収まり、自らの考えや意識や知識、情報もその範囲内ものに収まり、それが「正しい=正義だ=常識だ」となっていくように思います。

コレは何も「日本人だけ」ではなく、どこの国の人でも性差年齢宗教問わずそうだと思いますが、日本は顕著です。

 

違いを知り、経験し、リスペクトする重要性

そもそも誰ひとりとしてこの世には自分と全く同じ人間なんていないので、それぞれが「違う」訳です。にも関わらず、見た目や出自などで「同じ」と勘違いして仲間を作りたがり、空気が読める風を装いますが、そもそも「違う」のです。

ここ昨今の「戦争に近い状況」を見ると、個人個人でも各国・地域・宗教同士で「違うから破壊する」「差別する」「同じでないといけない=違いをリスペクトしない」というのが顕著になっています。

種族で言えば、単に違う見た目や考え方の「同じようで違う人類」でしかないにも関わらず・・・。

そして、結局多くの「日本人」にありがちだなと感じるのは「他国や地域(+国内で起こっていることすらも)への関心の無さ(=半径5メートル以上の世界への関心の薄さ)が強い」です。つまり「違い」を知ることすらも十分に出来ていないのです。

各国の外国人と話すといつも感じますが(特に金融マンやグローバルに移動しているビジネスマンに限らず)彼らはよく「自国&各国事情やこれまでの各国の歴史や宗教」を学んでいます。当然「歴史」は各国の都合が良いように教育を受けているので、歴史認識の違いや温度差は大なり小なりありますが、少なくとも日本人の私よりも詳しく勉強している人が多いです。結果それでも他国との「違い」を知っている人が多い。

目下、私は投資アドバイザーという職業柄もありますが「国内、グローバルで何が起こっているか、起ころうとしているのか、それらが結果的に経済や政治動向にどのような影響を与え、今後どうなっていくのだろうか?」という情報や知識を得るのが大前提なので、日々あらゆる各国事情を様々な媒体から得ようとしています。

私自身はそうすることで、半径5メートル以上の世界を知り、違いを比較し、各国を訪れ経験し、リスクペクトできるようにトライ&エラーしています。

 

半径5メートル以上の世界は人生においても、個人投資家の資産運用においても外せない

さて2017年は、アメリカ(トランプ政権)を始めどこの国や地域も「内向き志向(ドメスティック)」になっていくと予想しています。そして他の国々も追随して、他国や他エリアとの違いや多様性を排除する動きがしきりに起こるとも思います。

世界的に「半径5メール以上の世界」に干渉しないし、リスペクトしないという状況になっていくのではないでしょうか・・・。このような動きを反グローバリズムと批判する人もいますし、保護主義、アメリカ第一義主義だと言う人もいます。

兎にも角にも「半径5メール以内の世界を追求する」のは、日本が約380年前から行っていた「鎖国状態」と何ら変わりません。歴史は実にコピーアンドペーストですね。

さて、個人投資家が資産運用で投資している先、例えばオフショアファンドでも、投資信託(ミューチャル・ファンド)、株式、債券、為替(FX)、デリバティブ、先物など何でも、結局は自分の半径5メートル以上の世界で生じていることが運用成果に影響を与えます。

国が勝手に規制や法律を変える結果、国民一人ひとり(個人投資家)の生活(=半径5メートル以内)が変化せざるを得ず、その国を動かしているのは半径5メートル以上(グローバル)なので、結局のところ相互作用していることになります。だからこそ私たちは半径5メートル以上をしらないと、そこから影響を受ける「半径5メートル以内の変化」にもついていけないという自体が生じます。

自ら積極的に「半径5メートル以上」を学び、調べ、判断できるようになるほうが個人投資家にとっては間違いなく大事でしょう。

<Boholのビーチにて、燃えるような夕陽>

2017年も、宜しくお願い申し上げます。

眞原 郁哉



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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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