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LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)

こんにちは、投資アドバイザーの眞原です。

今回は、11月末時点で資金流入が急増している投資信託(ミューチャル・ファンド)『LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)』の情報です。

(出典:LEGG MASON HP)

実際のこの投資信託(ミューチャル・ファンド)のパフォーマスンスは?

<LM・オーストラリア高配当株ファンド(毎月分配型)>
(出典:同上)
【基準価額】11,545円(2016/12/12)
【純資産総額】約2,755億円
【分配金累計額】8,780円
【分配金/月々】200円

2011年から5年間の運用で単純分配金込みの年間平均リターンで15.2%程度です。毎月分配金の投資信託(ミューチャル・ファンド)の中でも時折このように非常に良い運用パフォーマスンスを上げている投資信託(ミューチャル・ファンド)があります。

投資先は、

・オーストラリア株式の高配当銘柄への投資
・オーストラリアREITへの投資

<ポートフォリオ詳細>
(出典:同上)

予想配当利回りから考えれば、売買益でリターンを上げ続けない限り今の毎月分配金(200円)を純粋なリターンから出して個人投資家に分配し続けるのは実質的に不可能でしょう。

実際直近(9月)のFactsheet(運用報告書)では、毎月分配金のうち200円のうち48%部分は過去のリターンからの取崩になっていたり、これまでも安定的にリターンから分配金を出している状況ではないので(綱渡り的)、もしこの過去のリターンからの取崩傾向が続くようであれば、これまでの他の毎月分配金の投資信託(ミューチャル・ファンド)の状況と同様に

1.)単なる基準価額の下落要因になっていく(=毎月分配金は見せかけてで純粋なリターンではなくなる(現状単純に48%がその状態))
2.)毎月分配金を継続する為に、月々200円からの減配(月々の分配金を減らしてもタコ足の投資信託(ミューチャル・ファンド)は山ほどある)

ということも想定しておくほうが良いですね。

毎月分配金のタコ足(元本取崩)とは?

いまだに、

「分配金が高いから、この投資信託(ミューチャル・ファンド)に投資しようと考えている」

というような、誤った判断で投資してします個人投資家が多いのですが、「月々の分配金は必ずしもそのファンドの月々の純粋なリターンではない」ということを認識する必要があります。

この投資信託(ミューチャル・ファンド)の例でいえば、

毎月200円を受け取っているものの、純粋なリターンは「52%(102円)」部分のみで、97円は資金を取り崩して受け取ってるというイメージです。

リスクを取って運用をしているものの、結果自分の資産を取り崩しているので、単に銀行口座から自ら資産を取り崩していることと何ら代わりません

それにも関わらず、個人投資家はチャリンチャリンと毎月証券口座なり銀行口座に分配金が入ってくるので「投資信託(ミューチャル・ファンド)の運用益から出た純粋なリターン」として勘違いしていますが、「それは大いに違いますよ!」ということです。

特に「毎月分配金」は個人投資家は何も考えずに分配金が振り込まれ楽なので「運用されている=リターンが出ている」と勘違いしがちです。

本来、自ら判断をして利益確定の売却をするのが自分の資産運用なのですが・・。

※資産運用で放りっぱなしはあり得ない(利益確定や損切り)/資産運用の基礎、Q&A、基礎用語

今一度、運用報告書を確認の上で投資している投資信託(ミューチャル・ファンド)がどういう状況なのか確認していものです。

投資している投資信託(ミューチャル・ファンド)の状況についてもお伝えできるので、お気軽にお問合せください↓

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オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

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    • 眞原郁哉

      兵庫県神戸市出身。

      同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社(リテール営業)。その後、K2Holdings(K2Investment/K2Partners)に参画。投資アドバイザーとしてクライアントにより客観的にマクロ/ミクロ経済を踏まえて資産運用の情報発信、コンサルティングできることにやりがいを感じています。

      趣味はジム(筋トレ)、哲学、遺跡(世界遺産巡り)、旅行、映画、ネットサーフィン、珈琲、陰謀説の妄想。本格的に筋トレを開始してから、ほとんどお酒を飲まなくなりました。近いうちに格闘技(KravMaga)を開始したい。

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