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「グローバル・シチズン(”Global Citizens” = 地球市民)」という考え方(世界パワーバランスの変化と戦争紛争リスクへの備え)

公開日: : ふっと想う

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は、ふっと思うシリーズです。

今回は「資産運用」とは違って、歴史学、社会学や国際政治、宗教に関わりそうなトピックなため門外漢ですが、私のブログではあくまでも私が考えているグローバリゼーションやグローバル・シチズンについて書こうと思います。

2016年、世界的パワーバランスのアンバランス化が開始?

2016年も残り3ヶ月半となりましたが、これまでの期間ですら世界中で目を覆いたく鳴るような悲惨な事件やテロ、紛争などの「問題」が発生しています。

そして、日本(安倍政権)のみならず、世界の多くの国で「右に傾きつつある」というのが実情だと思います。

この「世界的な右翼化」は単に私だけの感想ではなく、私が世界で出会うあらゆる職種や年齢、宗教、性別問わず大方の人に同意される話です。

つまり、多くの国が関わっているこれまでの世界のパワーバランス(政治、軍事、宗教、地理、資源、利権(国益)など)に、大きな変化の兆しが現れていると思います。俗に言う「資本主義社会の限界」という言葉もそうでしょう。

ただ、そもそも中世/近代・・・もっと言えば人類の歴史を大きく見るとパワーバランスの変化の元になっているのは、常に「戦争や紛争」によって「戦争で潤う産業(飛行機や自動車や鉄鋼産業)からのイノベーション」や「各国の借金チャラと富める国と貧しい国の分断」、そしてその後の「グローバルな枠組み作り(利権)」という繰り返しによる所が大きいのです。

<2015年時 各国の軍事費予算(日本は$49.3bn)>

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(出典:The Telegraph)

現状、各国で軍事費に差があるうえ、当然「過去の反省」から同じような過ちを犯さないようにとの考えのもと為政者は「外交」を行っている(と信じられている)以上「急に勃発する」ということは想定し難いです。

ただその一方で国内経済の不安定化から国内での治安問題発生を抑える上で、その問題意識を対外的に向ける為に派手な動きに出ている国々があるのは事実です(ナショナリズムの扇動)。

そして、過去の歴史と経済サイクルの波を踏まえると、そろそろ「大きな戦争」が起こってもおかしくない期間に入りつつあります・・・。

未年のアノマリーは「戦争」。だからこそ個人投資家は積立投資でドルコスト平均法の活用を!

世界の国々を巻き込み悲惨な歴史となった先の大戦の終結(1945年)から71年目にして、特に先進国(日、米、欧州)では返す目処が全くない債務残高の高止まり推移や少しづつ軍事費拡大路線をみていると、何かのが引き金となり過去の過ちを繰り返すかも知れないという状況になりつつあるのではと懸念します。

結局これら背景にあるのは「政治+宗教+経済+資源+地理(国土)+利権」という各国の利害に関連する複雑な問題で、これらの利害関係の多くが一致して共鳴した場合に「その時」が起こりえるのでしょう。置いてけぼりなのは、どこの国、いつの時代でも国民一人ひとりでしかありません。

戦争(有事)、ハイパーインフレ、資産課税、デノミネーションからの「資産防衛方法」とは?(「タンス預金?米ドル?金?」)

ちなみにドイツ語のサイトや英語海外メディアでは当然のように情報が流れていますが、もっか「ドイツやチェコ共和国国内では、政府が国民に対して「一定の食料備蓄を義務化(推奨)」するような通達」を行っています(ただ何のための備えなのかは不明確)。地理的な条件で考えればロシア外交の活発な動きが影響していそうです。

現代のグローバリゼーションと19世紀のグローバリゼーション

資産運用を考える際、またビジネスを考える際、日々生活する際に、切っても切り離せないのが「グローバリゼーション(ヒト・モノ・カネが国境を越えて自由に行き来する様)」です。使われる文脈によって若干の定義や意味の違いはあれど「社会的あるいは経済的な関連が、旧来の国家や地域などの境界を越えて、地球規模に拡大して様々な変化を引き起こす現象」のことを指します。

「反グローバリゼーション」を掲げる人も多くいますが、私はこの考えには同意できないですし、実質的に「不可能」だと思っています。そもそもこれだけ各国の経済が密に繋がっている以上、ヒト・モノ・カネの往来が止まることは不可能だからです。もはや自国1国のみで経済活動ができる時代ではありません。

さて特に1990年代から急速に発展拡大しているこの現代の「グローバリゼーション」ですが、このような概念自体はもっと言えば19世紀(以前)にもありました。それは約600年前、15〜17世紀の世界的な「大航海時代」は最たるものです。さらにこの時期に貿易や植民地支配のための「株式会社」が設立され(今でいうとグローバル経済で事業活動を行う株式会社ですね)、現代も尚その株式会社のシステムが活用されています(日本は鎖国(1639~1854年)の江戸時代)。

特に近代のグローバリゼーションは約200年前の「1815年終結のナポレオン戦争」からでしょう。ここからある意味で、現代の国際社会の枠組みや金融システムの礎が踏襲され、更にここから現代社会に繋がっている「政治+宗教+経済+資源+地理(国土)+利権」と多方面に影響を及ぼしているということです。

そして特に今年動きが活発化している「トルコ情勢」は「パワーバランスの変化」の最たるものだと思いますが、トルコの歴史、宗教、政治、経済、軍事、地理的な面から世界各国にとって大きな影響を及ぼします。そもそもNATO加盟国のトルコと中東圏が関わる以上は「原油(資源)」や「難民問題」動向が関わり、結果同じくNATOの米国も関わり、原油中東情勢を反映してロシアや他の資源ナショナリズムの国々、そしてEU圏の国々にも関係してくることになります。

<NATO(北大西洋条約機構)の関係>

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シリアの難民受け入れ問題の是非についても、EU各国で意見が分かれていて、例えばドイツのメルケル首相への政権打撃になっていたり、中東情勢を反映した「EU圏のパワーバランス」も崩れつつあるということでしょう。つまり「グローバリゼーション」の考え方と「パワーバランスの変化」は密接に関わっています。

グローバル・シチズン時代(Global Citizens Era)へ

今後もヒト・モノ・カネが地球上(グローバル)で動き回れる世界(=グローバリゼーション)が止まることは絶対にないでしょう。

グローバリゼーション批判をする人(反グローバリゼーション派の人)をたまに見ますが、例えば今自分自身の身の回りにある物、食べている食べ物、などあらゆるモノは「1国だけで構成されているモノ」ではないはずです。当然この「モノ」の移動はまず止まりませんし、色がない「カネ」がオフショア投資のようにボーダーレスに行き交うのも当然で止むこともなく、そして自由に渡航が出来る現代において国境や国という概念を超える「ヒト」の往来が止むこともありません。

あらゆるボーダーが消えつつあり結果「国」から切り分けて「個人」として生きられる時代になってきているのは、グローバリゼーションがもたらした成果で、今を生きる人はまさに生まれ育った自国に囚われることなく生活する国や働く国を選べる「グローバル・シチズン(=Global Citizens 地球市民)」として生きる時代の門戸が開放されているということです。

EU圏では当然のように「ヒト(個人)」が国境をまたぎながら職を得て生活ができる時代になっていて、特に若い世代においては結局のところ徐々に「生まれ育った国家への執着、1つの国の国民(ナショナリズム)」という枠組み以上に、むしろ自分で選択して地球規模で考え行動する「グローバル・シチズン(=Global Citizens 地球市民)」のマインドに移りつつあります(私のドイツ人の友人はまさにそのように生きていますし、彼の友人にも多くいるようです)

そしてこれは「島国で国境への意識が乏しい多くの日本人」と違い欧州の危機感を抱く若い世代や、特に米国のミレニアル世代では当然のように拡大していっているマインドのようです。

<米国ミレニアル世代の愛国心の%>

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(出典:Pew Research)

ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭生まれの世代を総称)ですが、それまでの世代とは生まれ育った時代背景が異なるので「思考」や「価値観」の特徴が違ってきているということです。結果、米国ミレニアル世代は米国への愛国心が49%程度と他の世代と比較しても「米国第一義主義」というよりも「他国も尊重して地球人としてのマインドセット」を持っている人が増えています。

そして、生まれ育った時点でIT技術に囲まれている世代なので、SNSの使い方や何に対して幸福感を抱くか、何に対して期待したりより良いものだという概念を持つのかが違ってきています。

<経験はSNSを通じてシェアする方がより良いという考え(1年間にSNSでシェアした割合)>

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IT(SNS)への抵抗が他世代と比較するとミレニアル世代の割合が高くなっています。

日本は違いますが、特にアメリカにおいてはこのミレニアル世代の人口がベビーブーム世代以上に多く、ビジネスでの成功、政治家のアピールの仕方、そのた趣味嗜好がそれまでの世代と異なる傾向にあるので、彼らのマインドセットや傾向を積極的に捉えて行く必要があります。

アメリカ株(S&P500)の上昇、それはジェネレーション交代の産物である!

彼らミレニアル世代がこれらの価値観や考えに共感を覚え、彼らの指針になっている傾向があるようです。

Technology(IT技術)
Multi-Tasking(マルチタスク)
Global Civic-Orientation(地球市民)
Liberalism(自由主義)
Progressivism(進歩主義)
Diversity(多様性)
Teamwork(チームワーク)
Compassion(弱者への同情)
Confidence(信頼性)
Practicality(実用性)
Adventure(非日常性)
Nomadism(ノマド思考=遊牧的)

グローバリゼーションが進む中で生まれ育ち、それまでの世代と時代背景が異なるミレニアル世代はグローバル・シチズンとして自分の生まれ育った国とこれから住む国や働く国を分けて選びます。例えば、彼らはこのような英語記事をもとに「どの国や地域」が合っているかなどです。

<若い世代にとって特に経済面で良い国悪い国>

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(出典:WSJ)

特に欧州では高い失業率の高止まりなどを背景にミレニアル世代が親元から離れられない比率が増えているそうです(同居し続ける)。また職を求める結果、生まれた国飛び出しボーダレスに欧州大陸を跨ぎ、他国へ移住し他国で働くという動きが当然のように出てきています。私のスペイン人の友人も、スペインを離れ現在はロンドンで英語の勉強をしながらウェイトレスという職に付きながら過ぎしています。

2016年以降を生きる若きミレニアル世代

「国家」という枠組みや概念をもとに、世界の為政者は外交を行い利害関係を調整していますが、その結果これまでのパワーバランスがアンバランス化していっています。世界的な右より傾向から、大国を巻き込む戦争リスクの高まりも徐々に感じていることでしょう。

全ては歴史の繰り返しと積み重ねですが、古きナショナリズムや利害関係というよりも「地球」として、より良い方向に向かうことを為政者が考えれば、戦争や紛争などを繰り返す必要は少なくなるのではとも思います・・・。

若き世代がこれからの地球の未来を築いていく訳ですが、ミレニアル世代の傾向を見ていると「国家< 個人」がの意識が強く、また「自国<地球上」の意識も強いと思います。特にミレニアル世代が今後懸念しているのは人類に関わる「地球温暖化(気候変動)」だそうです。

欧州や米国のミレニアル世代のみならず、日本の若い世代も「グローバル・シチズン」として生きる時代の門戸は大きく開かれていると切に感じています。

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  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

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