ただいま海外積立投資ボーナスキャンペーン中

金利を取る運用!デンマーク地方金融公庫2017年9月14日満期 円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券(円償還条項付)

公開日: : 円債, 大和証券

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回は9/6〜14大和証券から新規募集販売されているデュアル・カレンシー債券(仕組債)の情報です。

過去にも野村證券が同じようなデュアル債を販売しているので、以前に「デュアル・カレンシー債券(仕組債)」の情報発信をしています。

※野村證券新人営業マンの登竜門!豪ドルデュアル・カレンシー債券!/仕組債(デュアルカレンシー債・ETF債など)

今回の大和証券のデュアル・カレンシー債がこちら。

<デンマーク地方金融公庫2017年9月14日満期 円/豪ドル・デュアル・カレンシー債券(円償還条項付)>

%e9%87%91%e5%88%a9%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e9%81%8b%e7%94%a8%ef%bc%81%e3%83%87%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%af%e5%9c%b0%e6%96%b9%e9%87%91%e8%9e%8d%e5%85%ac%e5%ba%ab2017%e5%b9%b49%e6%9c%8814

より詳細は大和証券の目論見書を参考にして頂くとして、こちらでは簡単にまとめます。

この仕組債の詳細がこちら。

発行体(債券名):デンマーク地方金融公庫
利率      :1.50%/年間
通貨      :日本円(JPY)
単位      :200万円以上100万円単位
期間      :約1年間
利払日    :年2回(毎年3月、9月各14日)
格付      :Aaa(Moody’s),AAA(S&P)
償還日    :2017/9/14

個人投資家は、このデュアル・カレンシー債券へ「日本円(JPY)」で投資をして1年間の満期を待ちますが、1年後の満期前の為替水準の次第で満期償還金をそのまま「JPY(日本円)」で迎える、もしくは「AUD(豪ドル)」で迎えるという仕組みです。

もっと簡単に言うと、1年後(満期前)のAUD/JPYの為替水準が、「円高」になっているか?「円安」になっているか?によって、満期償還金の通貨が変わるということですね。

ここで、このデュアル・カレンシー債券に投資する前に知っておかないといけない専門用語がこちら3つ。

1.)基準為替・・・その名の通り、この債券の基準となる為替レート(9/20に決定)
2.)参照為替・・・満期日の10日前の為替レート(1年後に分かる為替)
3.)判定為替・・・基準為替 − 9.70円(決まっている条件)

この専門用語がどのように関係しているのかというのを表しているのがこちら。

%e9%87%91%e5%88%a9%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e9%81%8b%e7%94%a8%ef%bc%81%e3%83%87%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%af%e5%9c%b0%e6%96%b9%e9%87%91%e8%9e%8d%e5%85%ac%e5%ba%ab2017%e5%b9%b49%e6%9c%8814

個人投資家は、このデュアル・カレンシー債券に投資すると意思決定した後に(募集締め切りは9/14)この「基準為替」が決まります(9/20に決定)。

例えば仮に、この「基準為替」が80円だとして、1年後の満期日の10日前(=参照為替日)時点の為替が、1豪ドル=70.3円(「判定為替」水準=「基準為替ー9.70円」)よりも、

豪ドル高/円安の場合:JPYのまま100%償還
豪ドル安/円高の場合:AUDで償還

ということです。

なので投資家にとっては、あくまでも「満期日の10日前(=参照為替日)時点の為替」によって、満期金が「JPYで償還」なのか「AUDで償還」なのかが決まるため、例え10日後の満期日(=償還日)に「判定為替」を下回る為替水準だとしても「JPY」で償還されるということですね。

乱暴に言ってしまえば、1年後のAUD/JPY為替水準に対して「円高か円安かの賭けをする仕組みの債券」なので、投資家にとって重要なのはAUD/JPYの為替動向ということになります。

なので、投資家の相場観として、「今後も豪ドル高円安になる」と願っている人、信じて止まない人、確信している人、切望している人は投資をしても良い仕組みの債券です。

<AUD/JPY 10年為替推移>

%e9%87%91%e5%88%a9%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e9%81%8b%e7%94%a8%ef%bc%81%e3%83%87%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%af%e5%9c%b0%e6%96%b9%e9%87%91%e8%9e%8d%e5%85%ac%e5%ba%ab2017%e5%b9%b49%e6%9c%8814

2008年10月(9月の金融危機=リーマン・ショック後)に、瞬間風速的に1豪ドル=55円の円高水準を付けてからは、その後1豪ドル=80円を中心に上下5円ずつのブレ幅で数年が経過し、2013年末頃から1豪ドル=105円を最高値とし過去最低の政策金利(金利)情勢を背景にスルスルと豪ドル安円高にブレ、現状は1豪ドル=76〜78円台で推移しています。

過去10年を遡っても70円を割る水準というのは、08年金融危機時の煽りを受けた時くらいなのでよほどの経済ショックや戦争などが起こらない限り、下振れリスクは低いかなという状況です(現に今の為替水準が一定の豪ドル安水準なため)。

証券会社としてはデュアル・カレンシー債券の組成と販売するタイミングとしては良いでしょうし、投資家も「JPY」で、1年という短い期間で単に金利を取るという運用を考える場合には良いですね。

ただ、冷静に考えると今後「豪ドル高円安になっていく」という相場観が前提の個人投資家であれば、わざわざ金利が低いこのデュアル・カレンシー債券に投資せずとも、そのまま為替としてAUDに投資すれば良いだけで(為替差益を得る)、さらに言えばAUS建てのオフショアファンドや海外仕組債で運用する方が投資効率もよく合理的です。

このデュアル・カレンシー債券の満期期間はわずか1年とは言え、もともと「豪ドル」という通貨そのものは「ハイリスク(上下のブレ幅が大きい)通貨」の1つなので、投資する際の投資家の心構えとしてはそれなりのボラティリティ(上下のブレ幅)があることを覚悟しておく必要はあるでしょう。

ちなみに、もし「判定為替」でAUDで償還が決まってしまった場合(つまり、想定以上に「豪ドル安円高」になった場合)にヒストリカルデータに基づく想定損失額というのを示しているのがこちら。

<ヒストリカルデータ>

%e9%87%91%e5%88%a9%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e9%81%8b%e7%94%a8%ef%bc%81%e3%83%87%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%af%e5%9c%b0%e6%96%b9%e9%87%91%e8%9e%8d%e5%85%ac%e5%ba%ab2017%e5%b9%b49%e6%9c%8814

<想定損失額>

%e9%87%91%e5%88%a9%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e9%81%8b%e7%94%a8%ef%bc%81%e3%83%87%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%af%e5%9c%b0%e6%96%b9%e9%87%91%e8%9e%8d%e5%85%ac%e5%ba%ab2017%e5%b9%b49%e6%9c%8814

最も悪いケースの場合は、約47%が吹き飛ぶという計算ですね。

とはいえ「もし、満期時に豪ドル償還になったとしても、その満期時の豪ドルをMMFに入れて金利を取れば良い(+その後の豪ドル高円安を待って、損失がなくなる水準で円転すれば「損得なし」)」という証券マンのよくあるセールストークが炸裂しますが、ある意味「対豪ドルで円安が進む」というシナリオなので、これに賛同できるかどうかは投資家の相場観次第というところでしょう。

〜併せて読みたい〜

オフショアファンドMTG(オフショア資産管理口座からしか投資できない海外仕組債)

Brexit後の主要株式指数騰落率と仕組債の運用(海外仕組債への投資戦略)



オフショア投資入門書(マニュアル)を
無料進呈します

オフショア投資とは:日本には入ってこない海外の金融商品に直接投資をすることをいいます。それらのファンドが主に税金のかからない国(オフショア)に登記されているのでオフショア投資と呼ばれています。

過去10年間に渡り年間平均10%以上のリターンをあげている海外の投資情報を、実名を用いて載せています(日本には存在しないファンドです)

関連記事

ダイワ・トップ・オブ・ジャパン

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運

記事を読む

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 第15回 無担保社債(実質破綻時免除特約および劣後特約付)

こんにちは、眞原です。 今回は野村證券から募集販売されている「社債」について。 単に「金

記事を読む

フィリピン株式オープン(ETF投資で良いと思う)

こんにちは、眞原です。 今回は新たに大和証券から2017年9月4日から取扱(販売)が始まった投

記事を読む

ダイワ英国高配当株ツインα(毎月分配型)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運

記事を読む

ダイワ・ニッポン応援ファンドVol.5-ライジング・ジャパン-

あなたの資産運用を無料診断(所要3分) ↓↓↓ こんにちは、K2 Investmen

記事を読む

米国ツイン・スターズ・ファンド−予想分配金提示型-

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運

記事を読む

ツインアクセル(ブラジル国債&世界小型株式)2021-01

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 投資信託(ファンド)で資産運

記事を読む

ウエストパック・バンキング・コーポレーション2018年8月16日満期 トルコ・リラ建社債

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。 債券(国債、社債)で金

記事を読む

ダイワ短期国際機関債ファンド(毎月分配型)ー成長の絆ー

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。 投資信託(ファンド)で資

記事を読む

ダイワ ミレーアセット・アジア・セクターリーダー株式ファンド

最新個別ファンド情報有料メルマガ(525円/月)はこちらから ↓↓↓ こんにちは、K2

記事を読む

  • リアルタイム無料コンサルティング受付中お申込みはこちら

    オフショア投資無料メルマガ

    『最新投資情報』と 『オフショア 投資情報』を具体的なファンド名を 用いて公開中。




    メールアドレスを入力後『登録』を押してください。

  • 眞原郁哉

    1986年、兵庫県神戸市生まれ。

    同志社大学商学部(マクロ金融専攻)卒業後、野村證券入社。その後、K2 Investment株式会社入社。投資アドバイザーとしてクライアントのためになるアドバイスをできることにやりがいを持ってます。

    趣味はダンス、ネットサーフィン、珈琲。体育会系に見えて、実はインドアでもあったりします(笑)。

  • k2-holdings.jpg
    k2-investment.jpg
    k2-assurance.jpg
    k2-partners.jpg
    goldmember_banner.jpg
    生命保険相談バナー
PAGE TOP ↑